アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

野村監督の人柄

2015-02-08 06:00:29 | つれづれ
いつも見ているgooの記事でこんなのが目に留まった。楽天などで監督を務められた野村克也氏の話だ。

ノムさんにサイン色紙をビリビリに破られた/球界ここだけの話(77)(サンケイスポーツ) - goo ニュース


 この記事にあるように野村氏は、色紙にはしっかりした筆で、しっかりした言葉を書いてくれるようだ。
 「水は方円の器に随う」と筆で書かれたサイン色紙。「人は環境や友人によって良くも悪くも変わる」という例えで、超達筆の力作とある。

 野村氏といえば、長嶋との比較でいろんな語録がある。曰く「俺は月見草」とか・・・確かに、ほんとの学力はともかく長嶋の立教大に対し、野村氏は京都の峰山高校出身。
 学歴コンプレックスを持っていたというが、その分努力したことがうかがえる。また野球理論などでも、野村氏の造詣の深さは有名だ。

 さらに、こちらの記事にあるようにうまく書けなかった色紙を破ってしまったところもすごい。「こんなものが、俺が書いたものとして、世に出回ると困るんだよ!!」という言葉に、思いの真摯さが伝わるではないか。
 監督は駅のホームなどで頼まれても、簡単にサインをすることは、ほとんどないというところも、ともすればタカビーと勘違いされる可能性もある。

 読者プレゼント用でも、絶対に手を抜くことはないというところに、野村氏の人柄がしのばれる。
 野球の面での人並み外れた努力は想像に難くないが、こうした部分での努力も相当積まれたのではないかって・・・

 彼が育てた選手の数、手がけたチームの数は王・長嶋以上であろう。今回の記事をみて、小生の中では、こういう人になりたいと思うようになった。
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