いつものようにボーッとテレビを見ていたら、関係ない地区の政見放送などが始まったので、チャンネルを回したところ、養老牛丼の話題を取り上げていた。
そこで、なんと養老牛丼が約20年ぶりに復活していたことを知った。最近ずっと行っていないが、かつてはよくお世話になった居酒屋チェーンだ。
小生の実家のすぐ近くにも店舗ができたことがあり、その看板に「東京名物」と出ていたのを見て、愕然として足が遠のいたということもあった。
それはともかく、この養老の滝は以前、昼は牛丼夜は居酒屋という二毛作を売りにしていた。逆にそれを売りにチェーン入りをうながすCMまでやっていたはず。
その牛丼だが、並盛りで200円、大盛りで300円と吉野家より安く、学生にはありがたいお店であった。
その養老の滝が牛丼を復活というのは嬉しい話だ。この復活には養老の滝なりの戦略があった様子。
ひとつはかつて養老牛丼を食べたオヤジ世代への訴求だ。我々オヤジ世代が若い頃は、吉野家のほか、松屋もまだまだ新興勢力で、逆に牛友とかいろんなチェーンがあった。
それらが雨後の竹の子のような状態だったが、やがて淘汰されて今に至っている。そうした世代にとって、キラーコンテンツとはいかなくとも、養老の滝に向かうインセンティブになるというのだ。
そして、もうひとつは若者への訴求という・・・
今時の若者にとって、だらだらと二次会・三次会へと展開するのは極めてネガティブなことで、一次会で〆までやってしまいたいのが本音。
そこで〆に牛丼を食べられるこのお店は、絶好のロケーションとなるわけだ。ときに今どこに店舗があるんだろう・・・と調べてみたら、池袋とかにもあった。
キョウコさんとデートで・・・なんていうノリにはならないお店であるが、多少のノスタルジーとともに行ってみたい気がする。
そういえば、こちらの写真のように牛丼専門でやっていたお店もあったなあ・・・これを機に、復活してくれないかしらん。
誰か、一緒に行ってくれる人いませんかあ・・・
ぜひかず〜さん一緒に行きましょう。