週刊少年ジャンプ 2011年23号 感想
奇怪噺 花咲一休
新連載。
頓知問答をテーマにした作品というのは、ジャンプでは異色だな。
第1話は、謎の化け物が、一休に一振りの刀を渡した上で、1つの「お題」を出した。

そのお題は、「何でも斬れるその刀を以てしても、決して斬れぬものを見付けて来い」というもの。
ただし、答えは必ず固形に限り、空気や水や病気は駄目だというのが条件。
僕の考えた答えは、「刀そのもの」や「言葉や概念としての固形」といったところ。
しかし、主人公は、答えは「化け物の石頭」だと言い、ハズレだというなら、試し斬りをさせろと主張した。
成程ね。
有名な「ワニのパラドックス」みたいなものか。
一休が、化け物の一部(裾?)を刀で斬ってみるシーンにも、ちゃんと意味があった、と。
化け物「カルマ」は負けを認めると、「五郎の病気を治す」という一休の願い事を叶えた。
そして、今度は、カルマが一休に、自分を救って欲しいと言い出したところで、次回に続く。
僕的に、異色の作品というのは好きだけど、第1話を読んで面白かったかと訊かれたら、微妙だなぁ。
頓知をテーマにするからには、せめて読者を唸らせるような問答を用意して欲しい。
もっとも、カルマは一休の仲間になるから、徹底的に遣り込めなかったという可能性もある。
なので、取り敢えず、作品の評価は一旦保留して、次回以降に期待。
めだかボックス
財部さんは、拘束を解き、パンツ丸出しで襲い掛かって来たが、球磨川には通用しなかった。
しかし、他人に頭を下げるのが大嫌いだと言う財部さんは、それでも球磨川に謝ろうとはしない。
球磨川は、そんな財部さんに対して、本当に攻撃を仕掛けようとする。
だが、次の瞬間、財部さんの代わりに、財部さん以外の4人が、揃って球磨川に土下座をしてみせた。

そして、球磨川的に、この状況は『負け』らしい。
どういう哲学なのかよく分からないが、球磨川はそう認めてアッサリと去って行った。
『ああ』
『もう』
『ちくしょう』

『また勝てなかった』
『どうして勝てないんだ』
『僕は』
やっぱり、面白括弧良いな、球磨川は。
前回あそこまでボロボロにされたのに、謝罪1つで許してしまう辺りは、やっぱりめだかに似てるのか。
ところで、希望が丘ちゃんって、普通に友達の心配とか出来るんだな。
ロボットだし、心を学びに来たとか言ってたから、感情が薄いのかと思っていた。
『オズの魔法使い』のブリキの木樵りみたいなものなのかね?
さて、球磨川の前に現れた安心院さん曰く、この中学生5人は全員普通だったらしい。
それでいて、「あの五人は全身が分身以上の僕自身」なのだと、安心院さんは言う。
よく分からないけど、悪平等である事と、普通である事は、別に矛盾しないという事か。
でも、何の能力もないから、普通だというのは嘘だろ……。
万能天才系の喜々津ちゃんなんか、最低でも特別なんじゃないの?
ゆるふわ系四コマに出て来るような――という表現は、特に否定しないケド。
安心院さんは、敵と味方を区別する、球磨川やめだかの考え方は愚劣だと言う。

「敵なんかいないんだよ
いるとすれば心の中に
きみ達にそっくりな奴がいるだけだ」
続けて、自分達は共存出来ない関係ではないと思うなどと言って、安心院さんはその場を去って行った。
そもそも、僕には、この作品の現状がよく分からないんだよな。
生徒会執行部と、安心院さんって、対立しているんだっけ?
つか、フラスコ計画は、めだかにとっては今でも絶対悪なの?
以前、不完全さが欠けた人間に言及してたけど、ソイツ、今では生徒会役員じゃん。
黒子のバスケ
黒子の「加速するパス廻」は、螺旋回転で貫通力や威力を高めたパスか。
……日本語がおかしい気もするけど、そういう説明なのだから仕方がない。
青峰の手を弾き飛ばす様なパス、木吉はよくワンハンドキャッチ出来るな。
しかし、実力で上回る桐皇は、黒子の新技を見ても、何ら動揺していなかった。
突破口を開くため、火神は早くも、青峰にエース対決を挑む!?
そう言えば、火神って、WC予選の時は、何か新技見せたっけ?
地味に、左手でもボール扱えるようになっただけ?
ああ、雑魚相手だけど、レーンアップやったか。
アメリカに戻っての特訓では、もっと凄い技覚えたのかね?
最後に。

前回登場時は気付かなかったけど、赤司って、オッドアイだったの?
ぬらりひょんの孫

冒頭の「お薬注入じゃあ~~~~」で、不覚にも噴いた。
それはそうと、相変わらず、一ツ目は回想だと男前だなぁ。
ホント、一体、何がキッカケで、現代の一ツ目になったんだろう?
何か、理由があっての演技?
それとも、三ツ目八面みたいに、現代の一ツ目も、山ン本五郎左衛門の一部と入れ替わっているとか?
山ン本屋敷で行われている百物語の場に、何と、水戸黄門こと、水戸光圀公が姿を見せた。
そこで語られる怪談を笑いながら聴いていた光圀は、自分の番になると、こんな「怪談」を始めた。

「そこでワシは考えた」

「その外道共を退治する<怪>というのはどうじゃ?」
光圀がこう口にすると同時に、百物語の場に鯉伴が登場。
この演出は、格好良かった。
ただ、今号を読んだだけだとイマイチ分からなかったんだけど、光圀は本物だったんだよな?
別に、鯉伴が光圀に化けていたとか、そういう事ではなく。
そう思って、前号を読み返してみたら、ちゃんと総大将の茶飲み友達が云々と言っていた。
花開院秀元のみならず、前の副将軍とも友達だったとか、総大将の人脈って、半端無かったんだな。
逆に、山ン本五郎左衛門って、小物過ぎないか?
このまま、水戸黄門と鯉伴の2人に、普通に成敗されそうな勢いなんだけど。
羽衣狐とは真逆の性質を持つボスって事なのかね?
奇怪噺 花咲一休
新連載。
頓知問答をテーマにした作品というのは、ジャンプでは異色だな。
第1話は、謎の化け物が、一休に一振りの刀を渡した上で、1つの「お題」を出した。

そのお題は、「何でも斬れるその刀を以てしても、決して斬れぬものを見付けて来い」というもの。
ただし、答えは必ず固形に限り、空気や水や病気は駄目だというのが条件。
僕の考えた答えは、「刀そのもの」や「言葉や概念としての固形」といったところ。
しかし、主人公は、答えは「化け物の石頭」だと言い、ハズレだというなら、試し斬りをさせろと主張した。
成程ね。
有名な「ワニのパラドックス」みたいなものか。
一休が、化け物の一部(裾?)を刀で斬ってみるシーンにも、ちゃんと意味があった、と。
化け物「カルマ」は負けを認めると、「五郎の病気を治す」という一休の願い事を叶えた。
そして、今度は、カルマが一休に、自分を救って欲しいと言い出したところで、次回に続く。
僕的に、異色の作品というのは好きだけど、第1話を読んで面白かったかと訊かれたら、微妙だなぁ。
頓知をテーマにするからには、せめて読者を唸らせるような問答を用意して欲しい。
もっとも、カルマは一休の仲間になるから、徹底的に遣り込めなかったという可能性もある。
なので、取り敢えず、作品の評価は一旦保留して、次回以降に期待。
めだかボックス
財部さんは、拘束を解き、パンツ丸出しで襲い掛かって来たが、球磨川には通用しなかった。
しかし、他人に頭を下げるのが大嫌いだと言う財部さんは、それでも球磨川に謝ろうとはしない。
球磨川は、そんな財部さんに対して、本当に攻撃を仕掛けようとする。
だが、次の瞬間、財部さんの代わりに、財部さん以外の4人が、揃って球磨川に土下座をしてみせた。

そして、球磨川的に、この状況は『負け』らしい。
どういう哲学なのかよく分からないが、球磨川はそう認めてアッサリと去って行った。
『ああ』
『もう』
『ちくしょう』

『また勝てなかった』
『どうして勝てないんだ』
『僕は』
やっぱり、面白括弧良いな、球磨川は。
前回あそこまでボロボロにされたのに、謝罪1つで許してしまう辺りは、やっぱりめだかに似てるのか。
ところで、希望が丘ちゃんって、普通に友達の心配とか出来るんだな。
ロボットだし、心を学びに来たとか言ってたから、感情が薄いのかと思っていた。
『オズの魔法使い』のブリキの木樵りみたいなものなのかね?
さて、球磨川の前に現れた安心院さん曰く、この中学生5人は全員普通だったらしい。
それでいて、「あの五人は全身が分身以上の僕自身」なのだと、安心院さんは言う。
よく分からないけど、悪平等である事と、普通である事は、別に矛盾しないという事か。
でも、何の能力もないから、普通だというのは嘘だろ……。
万能天才系の喜々津ちゃんなんか、最低でも特別なんじゃないの?
ゆるふわ系四コマに出て来るような――という表現は、特に否定しないケド。
安心院さんは、敵と味方を区別する、球磨川やめだかの考え方は愚劣だと言う。

「敵なんかいないんだよ
いるとすれば心の中に
きみ達にそっくりな奴がいるだけだ」
続けて、自分達は共存出来ない関係ではないと思うなどと言って、安心院さんはその場を去って行った。
そもそも、僕には、この作品の現状がよく分からないんだよな。
生徒会執行部と、安心院さんって、対立しているんだっけ?
つか、フラスコ計画は、めだかにとっては今でも絶対悪なの?
以前、不完全さが欠けた人間に言及してたけど、ソイツ、今では生徒会役員じゃん。
黒子のバスケ
黒子の「加速するパス廻」は、螺旋回転で貫通力や威力を高めたパスか。
……日本語がおかしい気もするけど、そういう説明なのだから仕方がない。
青峰の手を弾き飛ばす様なパス、木吉はよくワンハンドキャッチ出来るな。
しかし、実力で上回る桐皇は、黒子の新技を見ても、何ら動揺していなかった。
突破口を開くため、火神は早くも、青峰にエース対決を挑む!?
そう言えば、火神って、WC予選の時は、何か新技見せたっけ?
地味に、左手でもボール扱えるようになっただけ?
ああ、雑魚相手だけど、レーンアップやったか。
アメリカに戻っての特訓では、もっと凄い技覚えたのかね?
最後に。

前回登場時は気付かなかったけど、赤司って、オッドアイだったの?
ぬらりひょんの孫

冒頭の「お薬注入じゃあ~~~~」で、不覚にも噴いた。
それはそうと、相変わらず、一ツ目は回想だと男前だなぁ。
ホント、一体、何がキッカケで、現代の一ツ目になったんだろう?
何か、理由があっての演技?
それとも、三ツ目八面みたいに、現代の一ツ目も、山ン本五郎左衛門の一部と入れ替わっているとか?
山ン本屋敷で行われている百物語の場に、何と、水戸黄門こと、水戸光圀公が姿を見せた。
そこで語られる怪談を笑いながら聴いていた光圀は、自分の番になると、こんな「怪談」を始めた。

「そこでワシは考えた」

「その外道共を退治する<怪>というのはどうじゃ?」
光圀がこう口にすると同時に、百物語の場に鯉伴が登場。
この演出は、格好良かった。
ただ、今号を読んだだけだとイマイチ分からなかったんだけど、光圀は本物だったんだよな?
別に、鯉伴が光圀に化けていたとか、そういう事ではなく。
そう思って、前号を読み返してみたら、ちゃんと総大将の茶飲み友達が云々と言っていた。
花開院秀元のみならず、前の副将軍とも友達だったとか、総大将の人脈って、半端無かったんだな。
逆に、山ン本五郎左衛門って、小物過ぎないか?
このまま、水戸黄門と鯉伴の2人に、普通に成敗されそうな勢いなんだけど。
羽衣狐とは真逆の性質を持つボスって事なのかね?
だからめだかはフラスコ計画を止めるために動いてる。
不完全さが欠ける以上完全とは言えない、完全な人間なんて作れないってのは計画を止めるために言っただけで
別に完全な人間を作れるわけがないから止めようとしてるわけじゃないよ。
作りたいなら勝手に作ればいいけど、生徒を犠牲にするなら黙っちゃいないってのがめだかのスタンスだと思う
生徒が犠牲になる以上フラスコ計画は絶対悪。
安心院が共存できない関係ではないと言ったのは
犠牲を出さずに計画を完成させることができるから?
計画の過程で生徒の大半が壊れると言った王土は
安心院の存在を知らないし、安心院のスキルで壊れた生徒を治せるのかもしれない。
2011年07月04日発売だそうです
えと、めだかは王土に、犠牲者が出ないように取り計らえと言われても、拒否しましたよね。
その理由が、完全な人間なんて作れっこないからだったと記憶しているのですが。
生徒会長として生徒の夢は応援してやりたいけど、貴様達が見ているのは悪夢だとも言ってますし。
>HUNTER×HUNTER28巻
情報ありがとうございます。
そうすると、8月連載再開という噂も本当っぽいですね。
単行本未収録分が載っている20冊のジャンプも、ようやく捨てられます。
って言ってしまえばそれまでですけど……でも球磨川って別に完璧な人間じゃありませんよね。登場人物に気持ち悪いと言われているし、誰にも勝てないし。
そもそもめだかちゃんは「不完全さが欠けてしまう以上、それはもう完全な人間ではない」と言っていますし。安心院さんの考える「完璧な人間」っていうのがどういうものなのかは知りませんが。
http://livedoor.2.blogimg.jp/jin115g/imgs/9/6/9647d40c.jpg
いつまにかジャンプ面白そう
まだ買えるかな? 情報感謝
試し切りいいけど反撃するよ
この高さに届かなきゃ当たり
大笑いでボコられそうだ一休
絵文字これでいいのかな送信