へぶつい (Heavenly Twins)

鬼ヅモ同好会ホームページ 支部

週刊少年サンデー 感想

2010-09-22 23:59:55 | サンデー
週刊少年サンデー 2010年43号 感想

史上最強の弟子ケンイチ

 アパチャイ vs アーガード

 アパチャイは、手加減を応用する事で、フェイントや攻撃の軌道変化まで身に着けたらしい。
 まさか、あらゆる技を全力で使える様になったのみならず、技術まで向上してしまうとは。
 まぁ、確かに、「全力を出したら勝てちゃいました」では、活人拳で勝った事にはならないけど。

 これで、アパチャイとアーガードは、共に同じ頂に立ったそうだが、勝つのはどっちだろう?
 今のところ、アパチャイもアーガードも、負ける要素が見当たらないんだよな。
 相打ちで両者とも倒れて、どっちも生きているから、アパチャイの勝ち……みたいな決着の仕方だろうか?

 師匠対決が決着した時、コーキンがどういう反応をするのかも興味深い。



神のみぞ知るセカイ

 何とも唐突に、2人(2柱?)目の女神が登場。



 桂馬が探していた女神憑きは、かのんだった。

 かのんは、テスト勉強の話に再登場した時点で、既に記憶を取り戻していたらしい。
 だが、あの時は、桂馬が会った事はないと言ったため、それ以上の話はしなかった様だ。


 かのんに憑いている女神の名前は「アポロ」。
 アポロは、かのんに天界や古悪魔の事を話したものの、それ以上の行動は起こしていない様子。

 かのんが、誰かに相談してはどうかと提案しても、アポロは即座にその意見に反対する。
 「人間と話してもなんの役にも立たん!!」なんて言う辺り、アポロは人間嫌いなのだろうか?

 ただし、



 正直に言う!!
 わらわはバカぞ!!

 自分でこう断言するだけあって、代案がある訳でもない様だ。
 まぁ、ソクラテス基準では、自覚あるバカは、知恵者を自認する者より優秀らしいが。

 それはさておき、FLAG.54で桂馬のPFPが壊れたのって、アポロの仕業だったのかね?
 丁度、かのんとすれ違った時だったし、攻略時スタンガンの事を思い出させようとしたとか?

 あと、今回、かのんが女神憑きだと分かったけど、「ユピテルの姉妹」って他にもいるんだよな。
 読み返してみたら、ディアナが「姉様や妹たち」って言っていたから、最低でも妹が2人?
 まぁ、全員が人間界に来ているとは限らないけど、かのん以外にも女神憑きはいるのかね?



ハヤテのごとく

 どうしたんだ?
 ナギが自分とプロの技術の差を理解するだなんて。

 今頃になって、随分とシリアスな展開だな。
 つか、原稿は見た事無くても、作品読めば分かりそうなものだが。
 あと、ハヤテがまんが賞を取った設定って、無かった事にされたみたいだね。


 一方、何やら、ルカの荷物が、ハルさんのところに届いた模様。
 箱に「(株)絶望印刷」ってあるけど、何だろう、これ?
 引越しという大きさじゃないから、同人誌即売会とかに使う何か?



マギ

 第63夜「アリババのへりくつ」

 前回、シンドバッドが連れて来たのは、「七海連合」の外交長官だった。



 彼等が所属する国は、それぞれ、エリオハプト国、アルテミュラ国、イムチャック国というらしい。
 エリオハプト国のモデルはエジプトだろうけど、他の2国は何処がモデルなんだろう?

 シンドバッドは、アリババを国王に推挙するため、彼等を呼んだのだそうだ。
 しかし、アリババは、既にシンドバッドとは違う「答え」を出していた。
 バルバッドが生まれ変わるには「王」そのものを無くすべき。それが、アリババの出した「答え」。


 当然、煌帝国の練紅玉は、こう口を挟む。
 バルバッドのあらゆる利権は、借金の担保として、煌帝国に譲渡されていると。
 王政を廃し、共和制を敷いたところで、どうしようもないだろうと。

 だが、アリババは、そんな紅玉に、アッサリとこう言った。

 それらの権利を譲渡したことを、
 全て…………



 なかったことにして頂きたい!

 「ポカン…」と目を丸くした後、「!!??」と驚愕する姫君が可愛い。
 1コマ目からずっと表情作ってたんだろうに、この時ばかりは素に戻ってしまった様だ。


 アリババは、煌帝国と約束を交わした「バルバッド王国」は、最早滅びて存在しない国だと主張。
 故に、これから形成される「全く新しい別の国」に、その約束が引き継がれるハズはないと強弁する。

 ここまでは予想通りだが、アリババはこれが屁理屈だと自覚した上で、紅玉の置かれた立場に懸けていた。
 第八皇女である練紅玉には大きな政治的決定権がない上、本人も政略結婚に乗り気ではない。
 そこを突き、アリババは、あくまで「ひとまず皇帝陛下の下へ話を持ち帰って欲しい」と願い出る。


 紅玉は、煌帝国皇帝が軍事行動に出る可能性も口にするが、アリババはそれも見逃せとアッサリ言う。
 煌帝国にとっても、バルバッドを戦火で更地にするより、海洋貿易で利潤を得る方が有益なハズだと。

 更に、ここで、シンドバッドがアリババをフォロー。
 バルバッド共和国(国名はそれで決定なのか?)は「七海連合」に入る。
 だから、煌帝国皇帝は、バルバッドへは軍事行動を取らないとシンドバッドは言う。



 アリババも何食わぬ顔で、シンドバッドのフォローに乗った。
 七海連合入りは、かねてからの約束だったと言いつつ、バルバッドとシンドリアの親交について言及。

 ……って、アリババ。
 きみ、ついさっき、バルバッド王国とは無関係の全く新しい別の国だと言ったばかりじゃん。
 それなのに「我がバルバッド国は先々代の王の頃より~」なんて言える辺り、面の皮が厚いなぁ。

 そもそも、夏黄文の言う通り、バルバッドとシンドリアの親交は、七海連合入りとは直接関係無い。
 いや、直接関係無いってゆーか、かねてからの約束だというのが、既に真っ赤な嘘なんだケド。

 しかし、練紅玉にとって、皇帝陛下に話を持ち帰るだけの大義名分は出来たらしい。
 紅玉は最初から、アリババの言い分を否定するフリをしながら、少しずつ譲歩していた。
 最終的に、紅玉は、シンドバッドが煌帝国皇帝と会う事を条件とし、バルバッドから退く事を決定。
 公的にはバルバッドが七海連合入りする事を証明するためだけど、私的な理由も絡んでいるのだろう。



 話を終えた紅玉は、密かに安堵の溜息をついて、その場を去って行った。

 『本国からの命令は守る』『婚姻は白紙にする』
 「両方」やらなくっちゃあならないってのが「姫君」のつらいところだな。

 結婚する必要が無くなった途端、アブマドを「あんな豚みたいなの」と呼ぶ紅玉に笑った。
 前回は、心の中でも一応「あの方」という呼び方をしていたのに。嫌そうではあったけど。


 そういや、アリババと紅玉が結婚するという話は、これっぽっちも出なかったな。
 そんな話が出たトコにやって来て、モッさんジェラシック・パニックな展開もちょっと期待したのだが。
 そもそも、どうして、シンドバッドたちがここまで来れたのに、モルジアナはまだ来てないんだろう?


 さて、全てが丸く収まったかに思われたが、密かに「銀行屋」が何かを始めたところで、次回に続く。
 黒いルフを集めているみたいだけど、この状況で何をする気なのかね?
 この事に関連して、そろそろカシムも出てくる頃かな? あと、アラジンの出番はあるのか?



はじめてのあく

 エーコと草壁ゲンって、互いの立場を知らなかったのか。
 そうすると、エーコがやった“一般人ゲン”撲殺って、作中最大級の悪事じゃね?

 玄関に残されたゲンの死体は、どうやって処理したんだろう?
 生き返った後、勝手に歩いて帰ったんだろうか?

 しかし、エーコとゲンって、セットで登場する事が多いな。
 今更だけど、この2人って、フラグ立ってるの?



次号予告。

 次号より、西森博之の新連載開始。



 よーし、今度こそ本物だ。

 サブタイトルは……、『鋼鉄の華っ柱』?
 ……何か微妙。

 いや、でも、この作者の作品のタイトルって、大体こんな感じだったかも。
 まぁ、とにかく期待。


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週刊少年ジャンプ 感想 | トップ | 雑記 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-09-23 01:25:55
ついに西森が動き出した!

タイトル、主人公共に面白そうには見えなかったけど‥‥
抜群の安定感を誇る西森ならなんだかんだで面白くなるでしょう
返信する
Unknown (Unknown)
2010-09-23 11:55:37
あのう、絶チルは・・・ないんですか?
返信する
Unknown (katsu666)
2010-09-26 21:17:47
>絶チル
毎回、読んではいるんですけどね。
イマイチ、ストーリーが把握出来てなくて。
返信する

コメントを投稿

サンデー」カテゴリの最新記事