ジジが子供の頃は、方々に蒲が生えていた。今では何処も彼処も整地が進み、小川や沼地が姿を消したので、その姿を見る機会が少なくなった。この辺りでは、ジジの自転車コース堤防下の湿地帯で唯一見ることが出来る。それと我が家の水鉢の中だ。我が家の蒲は植えた記憶が無い。家前の小川の水を入れているので、ひょっとしたら蒲の花粉が流れ着いたのかも。今では矢鱈大きくなって、手に負えない。せめて蒲の穂でも出てくれたら生け花にでもなるだろうに。そんなことを考えながら、今朝、件の湿地帯の横を走ったら、蒲の葉っぱの間に沢山の穂が付いていた。えっ、我が家の蒲は葉っぱだけが伸びている。穂の出る気配もない。う~ん、残念。それにしても、どうして此の鉢に蒲が来たのだろう。
走行データ D:28.68 T:1.28.14 A:19.5 M:34.2 O:88115.6

我が家の水鉢に何時の間にか蒲が生えてきた。どこから来たのだろう。

アレレと思っている間に、葉っぱは大きくなったが穂は出てこない。

ジジの自転車コース横の高圧電線鉄柱下の湿地帯に、この辺りでは唯一蒲が自生している。

よく見ると、沢山の穂が出ていた。

竹輪の串刺しみたいな感じだ。「因幡の白ウサギ」の物語に出てくる、あの蒲の穂だ。で、我が家の蒲はどぷしよう。