おばあさんのスイカ畑

干拓の大規模農園の片隅におばあさんのスイカ畑が有ります。自家消費用に、スイカとウリが蔓を伸ばしています。ウリは小さな実が付いていますが、スイカは未だです。にも拘らず、既に厳重なカラス避けが設置されています。その方法がユーモアたっぷりなので、今年も紹介することにします。先ず、畑の外周は胸の高さのネットが張り巡らされていて、その鉄の支柱にビールの空き缶が釣るしてあります。風が吹くとカランカランと鳴る寸法のようです。ネットの中には何本もの白いビニール棒が並べて挿してあって、カラスが飛んでくると羽根に当るようになっています。そしてそして、極めつけは、絞首刑プラカラス１羽と、おばあさん手作りの案山子２体が畑の両端から睨みを聴かせています。気軽におばあさんの畑と書きましたが、実は数年前、ここでおばあさんにカラス退治の蘊蓄を聴いたことがあるからです。案山子を見て、おばあさんは今年も元気に耕作していることが分かりました。



走行データ D:26.71 T:1.14.39 A:21.5 M:36.5 O:9221.35