カラスの巣（Ⅱ）

欄干近くの雑木の枝にカラスの巣を見付けたことは昨日書いた。それにしても、あんなに欄干近くの木でなくても、河原には人の近付かない雑木林はいくらでもあるのに、と思いながら、今朝もその横を通った。そして、人の入り難い長く続いた雑木林に差し掛かったら、その枝には三々五々カラスが止まり、カラスの生る木みたいになっていた。成程、この時期（カラスの恋の時期？）、河原の雑木林は、人間世界で言う、婚活、集団見合い、合コン場所なのか。そこで、目出度くカップルが誕生すれば、一本立ちの雑木の枝に移って巣を作るという流れかもしれない。そんなお目出度カップルの巣があの欄干横にあるのか。カラスの生る木を見ながらそんな思いが浮かんできた。


走行データ D:25.38 T:1.13.04 A:20.8 M:38.8 O:7282.75