宮城県亘理町震災ボランティアまとめ－３

２０１０年４月１５日　ボランティア活動３日目（最終日）の画像です。

桜の開花宣言が出たのはここに乗り込んだ１２日でしたが、暖かかった日が続いたので一気に満開になりました。

ＶＣ受付開始時間の８時３０分近くになると人が集まり始めてきます。

昨夜はテント場所になっている駐車場も空きがあって少し静かな夜でした。
それでも今日も活動するのに十分な人数が集まってくれています。

今日の作業は昨日のチームに女性一人＋した６名で引き続き昨日のお宅の泥かきです。
昼休みに歩いて亘理町を縦断するように走っている「常磐自動車道」の向こう側を見てきました。
ほんの僅かな距離なのに、高速道路の内側と外側では被害が大きく違うと感じました。

町を縦断する常磐自動車道が堤防代わりになって津波の威力を食い止めたので、常磐自動車道の外側は泥で埋まりながらもビニールハウスは形を留めてます。

↓ここから常磐自動車道の外側

そこら中に流された車が点在しています。

　　　〃　　　～ズームで

奥に見えるのが「常磐自動車道」～こちら側はビニールハウスも骨組みが残っているだけです・・・

建物も破壊されていました。

お手伝いさせてもらったご自宅の方に許可をもらって庭に咲いていた「レンギョウ」の花を撮らせてもらいました。
同じ庭にあった梅や椿は海水に浸かったせいで花を着くつけたまま枯れてたけど、レンギョウは強いのか何事も無かったように咲いていました・・・ちなみに花言葉は『希望』だそうです。

こちらは「球根」なので強いのか？スイセンも咲いている

二日間お手伝いして片付けを終えることができました。

最初の活動に向かった日に見たこの船が、津波の被害の凄さを語ってくれました。

ＶＣに戻る・・・

地元の業者の方が名物「笹かま」を配っていました。（昨日は静岡から来た方にみかんをいただきました）
ボランティアに対してボランティアを行っている方もいるのでありがたかったです。

『がんばろう東北！』・・・この言葉に尽きます。。。

一緒に活動したチームのみんなで互いに労をねぎらったあと、すぐテントを撤収して帰路へ・・・２１時頃には家に着きました。
ようやく、３月１１日以来胸につかえていたものが『すーっ』と消えたような感じになれました。
息子も初めての本格的な労働に疲れながらも頑張って働き、『良い経験だった』と言っていました。行って良かったです！

おわり

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