森の樹「ノイバラ（野茨）」

２０１３年６月１１日
「ノイバラ（野茨）」は、北海道～九州の山野に分布する高さは１～２ｍ、名前に”バラ”が付くとおりバラ科の落葉低木で５～６月頃に小さな白い花をたくさん付けます。
藪っぽいところでも他の植物に割って生えている姿をよく見かけるように性質は大変強いようです。
また、よく「ノバラ（野薔薇）」という言葉を耳にしますが、ノバラとはこの”ノイバラ”のことを指します。

「花」には小さな虫が群がっている～花後は実になります。

匂いをかいでみるとバラらしく良い香りがする

鳥の羽の形に見えることで「羽状複葉」と呼ばれています。
このノイバラを含め、バラの葉は最も身近にある「羽状複葉」ではないでしょうか？

もちろんバラですから「トゲ」もしっかりありますよ。

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