2013年5月23日
北海道~九州に分布する「ホオノキ(朴の木)」は、30~40cmにもなる大きな葉が特徴のモクレン科の落葉高木です。
真っ直ぐ上に伸びる性質の樹で高さも20m~30mになり、森の中でも大きな樹の部類に入ります。
山間の谷筋に多く生育しているようですが、海岸からほんの少ししか離れていない瀬波温泉わくわく自然歩道でも良く見かける樹です。
ホオノキは人との関わりが深く、大きな葉は昔から食器代わりにされたり、芳香と殺菌作用があるので食材を包むことにも使われました。
また、比較的火にも強いので、朴葉味噌や朴葉焼きの材料にも使われています。
木材としても、堅くて水にも強いという特長から、まな板や包丁の柄、下駄の歯の部分などにも使われ、よく知られている桐(キリ)下駄も、歯の部分は樫(カシ)や欅(ケヤキ)やこの朴などの堅い材を使うけど、中でも朴は高硬度で比較的摩耗が少ないので、歯の寿命が長く重宝されるとのことです。
北海道~九州に分布する「ホオノキ(朴の木)」は、30~40cmにもなる大きな葉が特徴のモクレン科の落葉高木です。
真っ直ぐ上に伸びる性質の樹で高さも20m~30mになり、森の中でも大きな樹の部類に入ります。
山間の谷筋に多く生育しているようですが、海岸からほんの少ししか離れていない瀬波温泉わくわく自然歩道でも良く見かける樹です。
ホオノキは人との関わりが深く、大きな葉は昔から食器代わりにされたり、芳香と殺菌作用があるので食材を包むことにも使われました。
また、比較的火にも強いので、朴葉味噌や朴葉焼きの材料にも使われています。
木材としても、堅くて水にも強いという特長から、まな板や包丁の柄、下駄の歯の部分などにも使われ、よく知られている桐(キリ)下駄も、歯の部分は樫(カシ)や欅(ケヤキ)やこの朴などの堅い材を使うけど、中でも朴は高硬度で比較的摩耗が少ないので、歯の寿命が長く重宝されるとのことです。
ホオノキの芽吹き 5月4日撮影
葉の無い季節でも灰白色のきめ細かな幹と、木の大きさにもよるけど10cm以上もある大きな冬芽で一目でホオノキと分かります。
新しい葉を広げたホオノキ 5月8日撮影
樹皮は灰白色、きめが細かく滑らかで触り心地が良い~一見「ブナ」にも似ているが、ブナより白く、黒っぽい模様も入らない。
5月の中旬を過ぎると花を付け始めます。 5月21日撮影
モクレンの仲間なので花はモクレンに似ている・・・また、どことなく「ハス(蓮)」の花にも似ています。
ちなみにモクレンの漢字表記は木の”蓮”と書いて木蓮です。
葉も大きければ花も大きく、大きなものだと直径が20cmくらいにもなります。
蜂が中に入っていました。
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