カエルさんは井戸の中
空を見上げてしょんぼり
遠くの空を見たいなあ
草原ぴょんと飛んでみたいなあ
きらきらお花畑って
どんな感じかしら
そこへもぐらさんがやってきて
「カエルさん、もっと広い世界に行きたいなら
ぼくと一緒に井戸に穴を掘って
外に飛び出そうよ!」
カエルさんともぐらさんは、
一生懸命、井戸から穴を掘りました
やがて道がつながり
カエルさんは井戸から
外の明るい世界へ
もぐらさん「ほら!世界はこんなに広いよ!
さあカエルさん、いっぱい自由に飛んで!」
カエルさんは飛びませんでした
「うーん。。。。
なんだか眩しすぎるや
広すぎるし
ぼくはやっぱり井戸がいいや」
カエルさんは帰って行きました
カエルさんはずっと井戸の中で
しあわせだったでしょうか
わー
なんですかこれは。
楽しい童話かと思ったら、
悲しい話ですか。
ブラックなんですか
いやいや、
カエルさんは鋭い皆様が思った通り?
わたしですね。
いろんなこと学んだりして、
新しいところに行きそうになると、
なんだか足がすくんじゃう。
今のままでいいか、って思っちゃう。
こういうの、
スピリチュアルだったら、
「過去の自分が、成長を止めようと邪魔する」
的なことを言ったりするのかな。
そうかもしれない。
きっとそうなんでしょう。
でも、もしかして、
童話の続きは、
やがて、さんさんと降り注ぐ太陽の光、
うっとりと浴びていたカエルさん。
気づくとからからに。
その時のカエルさんの言葉は?
「ああ・・・こんなことなら出なきゃ良かった」
「ああ・・・でもまぶしい光見れてしあわせだった」
あるいは、
井戸に戻ったカエルさんの言葉は?
「やっぱりまっくらでつまらない。
ぼくは不幸だ」
「はあやっぱりここは落ち着くな。
ぼくはずっと幸せだったんだ」
きっとカエルさんの物語は、
どんな結末も用意されています。
どのしあわせな結末を選ぶか(あるいは選ばないか)
それはカエルさん次第なんでしょう
さて、わたしは、
井戸から出るんでしょうか
物語はつづく・・・
(このお話は続きませんよ)
皆様はカエルさん?
それとももぐらさん?
今と違うどこかに行きたいですか?
今日も、とにかく読まなきゃいけない本と、
新聞に追われています
今週はとにもかくにも、
読みまくって賢くなる週間です
(前向きに行ってみた)
最低限のお掃除はしておこう・・・
今日のお写真は、
イチョウを撮ってたら
ひらひら一枚舞い降りた!
奇跡の写真です