数学者、哲学者にして詩人、そして建築家、デザイナー、
まるで肩書きという言葉を笑い飛ばすかのような-万能人-。
ピート・ハインのボウルです。
カイ・ボイスン工房で制作されたものです。
1950~60年代のものでしょうか。
一見ありふれたようなボウルですが、
底の部分に面がありません。
極めてなだらかな曲面で造作されています。
ゆらゆらするようなこともなく不思議に安定しています。
正目、板目、正目の材、
3層を縦に張り合わせそれをブックマッチに開き
左右対称にデザインされた木目と色のコントラストは大変美しいです。
同じかたちで、小さいサイズのものも作られましたが、
こちらは無垢材の削りだしで作られています。
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