兎さんが元気よく中国全土を飛び跳ねております。なお、兎がいる都市は占領した都市です。昭和14年はうさぎ年でしたので、年賀状の主役はうさぎさんです。そして、支那事変に入り三年目で南京攻略から二年です。日本軍の中国内での戦線が伸びきって、「長期建設」を唱えていた時期です。
「勝って兜の緒をしめよ」とあるとおり、中国のほとんどの主要な都市を日本軍は占領したわけです。しかし日本の戦争指導部には泥沼化した中国戦線での勝利は無いと分かっていました。
占領した都市の中には北京がありますが、私も日本軍が北京を占領していたとは知りませんでした。www。それがきっかけの一つとなり、近現代史に興味を持ち始めたのです。
このような絵葉書が残ったのは偶然では、全くありません。当時から「好き者」(女が好きな人ではなくて物が好きな人)がいてこのような高価な絵葉書を注文して、しかもちゃんと保存してくれていたからです。
コレクターがいなければ、古物・骨董は残らないんですよ。すなわち高く買う人があるから、古物・骨董は命を長らえることができるんです。
*今週のコレクターの一言、物が増えればふえるほど余裕の選択ができます。* それではまた明日。