実録、ともおじちゃん

典型的な客先常駐型ソフトウェア技術者の13年の軌跡

幸せのちから

2007年01月28日 | 映画
ウィル・スミス親子が出演する映画、幸せのちからを見に行きました。

ガードナーリッチ&カンパニーの創設者の著書が原作のようですが、原作も彼の作った会社のことも知らないまま、この映画を見に行きました。

1980年代が舞台になっているだけあって、スポーツカーにルービックキューブ、小学生のときに流行ったものがいっぱい出てきました。

ウィル・スミスが演じるクリス・ガードナーが骨密度を測定する機器をセールス販売しているのですが、その測定器の形が80年代後半に母が使用していた電動ミシンの外箱にそっくり。最初はミシンのセールス販売をしているのかと思っていました。

それにしてもこの骨密度測定器は盗まれすぎ。1ドル預けたヒッピーに測定器を「タイムマシン」と言っていたホームレス。見つけるたびに追っかけて取り返し、生活のために売り歩く。しかも、昼間は証券会社の研修をこなしながら.... よく倒れずにやってこれたなぁと関心しました。今の私じゃあそこまでの根性はないかな。

クリス・ガードナーの息子が父親の骨密度測定器のセールスに付き合わされて、病院のベンチで退屈そうに待っているシーンが何度かあるのですが、私も小学生の低学年まで親父の副業(電気工事、ボーリング工事の手伝いなど)であちこち付いて回っていたので、父親の仕事が終わるのを待たされているときに感じる「早く帰りたい」という気持ちを思い出させられました。もちろん、小学生の私は、ウィルスミスの息子ほどかわいくはありませんでしたが... 地元では有名な泣き虫でした。

内容としては苦労して最後に成功するっていう典型的なサクセスストーリーですが、成功した後に誰かを見返したりするようなシーンがなかったので、好感が持てました。

正式採用を息子と分かちあっているシーンと、バスに乗り遅れそうになって、落としてしまったキャプテン・アメリカのビニールフィギュアをバスの窓から悲しそうに見つめる息子のシーンがとても印象的でした。

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1 コメント

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私も見ました (ルパ子)
2007-01-31 10:57:22
この映画、私も見ました

成功した後の、家族の事をもう少し続けて欲しかったです。大変だった貧乏生活ばかりが、取り上げられていて途中、このシーンはカットしても良いのではっ、と思う事も  
     
私の一番は、ウィル・スミスが演じるクリス・ガードナーが研修最後の日「明日からも良いシャツを着てきなさい!」っと上司(?)から言われ正式採用を勝ち取ったシーンでした


大声を上げることなく、ただただ感極まって涙流す男の姿は素敵でした。ついもらい泣きしてしまったシーンです。

この映画から感じる事は、人を大事に想ったり愛する事で、自分も「自分を信じきれる力」を貰うんだなって事です。自分の心にある一番大事に想う人間の力は大きいという事です

「幸せちから」ってあるもんですね

とっても素敵なお話でした
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