実録、ともおじちゃん

典型的な客先常駐型ソフトウェア技術者の13年の軌跡

七夕の思い出

2008年07月11日 | 日記
あれは2003年…日本ランドHow遊園地(現、フジヤマリゾート・ぐりんぱ)の駐車場で開催された、ジェニファー主催のジムカーナ練習会、「パワトレMANIA 2003」。定常円やスラロームのひたすら練習していたら…

カーーーーーーーーーーーッ

歯車が噛み合わず空転するような音がして、アクセルを繋いでも車がなかなか前に進まない…クラッチ粉砕・フライホイール破損したときのような、まったく車が進まないわけではないのです。



ヤバイと思って練習会を中断してパドックに戻ろうとしたとき、すでに後退できず、参加者の人に押してもらわなければならない始末。



当時、携帯電話を持っていなかったので、ぐりんぱの敷地内にある公衆電話からガレージTTに積載車を要請したのですが…

  わたし 「すみません、日本ランドにいるのですが、積車おねがいします。」
  TTのお姉さん 「うちのキャンターは今、修理に出ていて、出せません。」
  わたし 「…」
  TTのお姉さん 「…」

なんとか前へは進めるので、恐る恐る裾野から平塚までアクセルを入れると右へ右へと斜行するMR2を運転して、ガレージTTに持ち込みました。例の音は、LSDのサイドギアの歯が欠けていたのが原因のようです。期待を込めて、

「LSDは修理したばかりだし、今度こそハブ(ベアリング)だと思うんですけど…」

なんて、言っていたのですが…



LSDの破損が2度目だったこともあり、修理費が高額になると言われました(その後、「工賃は安くしてあげる」と慰められました)。

そして、修理が終わり、ガレージTTにMR2を取りに行った日がちょうど平塚の七夕祭の日。駅前は、七夕祭一色。竹飾りで華やぐ商店街を尻目に、駅からガレージTT(当時はまだ、神田に店舗がありました)まで徒歩で、取りに行きました。正直、請求される修理費が気がかりで、楽しむ余裕はありませんでした。



お店の人がダメモトで、CUSCOと交渉してくれたおかげで、LSDの代金はメーカーが負担してもらえることになり、工賃のみ(それでも十分、高額ですが…)負担しました。幸運にも、保証のない競技用の部品を2度も保証してもらいました。

このときの修理で、ターボ車のものと同じ素材のLSDサイドギアをいれてもらいました。それからというもの、半クラッチを多用して、急激なトルクをLSDにかけないように心がけて走るようになり、そのおかげで今日までLSDは壊れていません。

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