実録、ともおじちゃん

典型的な客先常駐型ソフトウェア技術者の13年の軌跡

オルタネータ

2009年03月08日 | 車・ジムカーナ
わかさぎ釣りツアーの帰り、私は先輩の車の後部座席でうとうとしていたのですが、連れが「シンちゃんから、電話代わって」と言われて、電話を代わりました。

シンちゃん 「そっち(先輩の車)にブースターケーブルあります?」
私      「先輩、ある?」
先輩     「ないよ」
私      「ないって」
シンちゃん 「バッテリーがあがりそうで、さっき警告ランプが灯いたんですよ」

電話から、キューブを運転中のタカフミくんの声が漏れ聞こえました。

タカフミくん 「あ、アクセルもヤバイっす」
シンちゃん 「とりあえず、ナビの電源落とそう」
私      「とりあえず、路肩を走行しよう」

その直後、キューブは停まってしまいました。

シンちゃん 「発炎筒って、どうやって点けるんですか?」
私             「キャップの先でマッチの要領で点けるの」

キャップに点火方法が記載されているのですが、動転していたのかな。私も発炎筒を使ったことがなかったのですが、小学生の頃、賞味期限切れの発炎筒で遊んだことがあって、たまたま、指示できました。

先輩が走行車線へ車線変更し、発炎筒を振るシンちゃんを視認。キューブの後ろに停車。関越道の終点 700m地点で、それを告げる標識の真下。私が上着を着ずに飛び出し、状況を確認。

シンちゃん 「オルタネータっぽいですね、普通壊れるところではないですけど」

数分後、たまたま、後ろにハイウェイ・パトロール隊が通りかかり、安全を確保してくださいました。ラッキー

とりあえず、車を一般道まで車を出さないといけないので、JAFに連絡。競技に参加している関係上、私はJAFの個人会員になっていましたし、私以外、JAF会員いないし。たまたま、セカンドドライバーとして、免許証など一式を持っていたのが幸いでした。

JAFのレッカー車は到着に50分以上かかるという連絡があり、パトロール隊の隊員に告げていると、パトカーが到着。

警察官A 「ここを通行する人が事故と間違えてジロジロ見るから、お友達は高速道路を下りたほうがいい」

現場には私と連れ、所有者のタカフミくんが残り、他は先輩の車で最寄のファミレスで待機することになりました。このとき、シンちゃんから手渡された上着を受け取って、着ました。

JAFを待っている間、寒かったのもあって、便意をもよおしたので、ハイウェイ・パトロール隊の方に殿を勤めてもらって、徒歩で高速道路を降り、近くの交番(光が丘警察署三原台交番)でトイレを借りるべく、

私     「すみません、トイレ貸してください」
警察官B 「えっ」
私     「高速で車が故障で停まってしまって、ハイウェイ・パトロール隊の方に教えてもらったんです」
警察官B 「どうぞ」

納得の行かない顔の警察官でしたが、トイレを貸してもらいました。トイレから出てくると、開口一番、

警察官B 「あなたねぇ、高速道路で故障して車を停めるのは違反なんだよ、分かってる?日常点検云々…」
私     「私、運転手じゃないんですけど」
警察官B 「てっきり、運転手かと思ったよ」

今度はタカフミくんに説教を始めました。タカフミくんは「すみません…」と謝っていましたが、あまりに高圧的で不愉快だったので、

私     「高速走るのに、点検しないわけないでしょう。日常点検してても故障はするでしょう」
警察官B 「…誰も切符を切るとは言っていないでしょう…」

まったく、メカニカルトラブルを日常点検の範囲で見抜けるんだったら、車検制度なんて、いらないよ(怒)あぁ、ムカつく。

車に戻ることになったとき、パトロール隊の方が「できれば、車に戻る人が少ないほうがいいんですけど」とおっしゃるので、私とタカフミくんが戻ることにしました。連れは「私は邪魔者なの?」みたいなことを言っていましたが、安全上、パトロール隊の方の言い分のほうが妥当。彼女はここからみんなの待つファミレスへ行くことになりました。

そのとき、ちょうどシンちゃんから電話があって、近くのマクドナルドで待っているらしいく、

連れ    「シンちゃんが300m行った所にあるマックにいるって言うから歩いて行くよ」
警察官B 「ん?今、マックって言った?歩いて行ける距離じゃねぇぞ。一番近いところでも1.1kmはあるぞ。」

そりゃ、あなたのメタボっ腹では無理かもしれないけど、歩けるぞ普通の人なら1km程度。それにしても、なんて鬱陶しい警察官なんだ…口を開けば癇に障ることを撒き散らす(怒)とりあえず、先輩か誰かに迎えに来てもらうことにして、連れを残し現場に戻りました。

車に戻ったとき、今度はお腹が痛くなって、仕方なく青空トイレで(泣)数分後、JAFのレッカー車が到着。

JAF隊員  「どうしました?」
私      「タカフミくん、説明して」

タカフミくんが故障したときの状況を説明したあと、とりあえず、車を一般道へ下ろすべく作業を開始。

JAF隊員  「この車は4駆ですか?」
タカフミくん 「FFです」

JAF隊員によってレッカー開始。無事、一般道に入ってから、車を停車。キューブのボンネットを開けて点検。

JAF隊員  「発電機の出力が出ていませんね。」

勝手の分からない土地なので、当然、知り合いの整備工場なんて近くにあるわけもなく、JAFの隊員に近くの日産ディーラーに連絡してもらいましたが、軒並み営業時間外。積載車で運んでもらってもJAF会員でも15kmまでは無料ですが、それ以降は600円/km。神奈川県の西部まで帰るとなると、ざっと4~5万円かかってしまう試算。タカフミくんが加入する自動車保険に付いているロードサービスも最大30km。悩んでいたところ、

JAF隊員  「どう、決まりました?とりあえず、交通量の少ないところまで移動しますね。」

ちょうど、東京スバル練馬店の前にレッカー車が停まりました。まだ今後どうするか決めかねている状態。ぱっと店内を見ると、まだ電気が点いていて、店員もいるみたい。私はお店に駆け込み、

私  「すみません、まだいいですか?」
店員 「はい」
私  「車が故障してしまって、預かっていただけませんか?他メーカーの車で申し訳ないんですけど」
店員 「…はい、いいですよ。預かるぐらいなら、修理となると、できるかどうか分かりませんが…」

ようやく、目処がたちました。今日はウンが付いてる、いい意味でも悪い意味でも。レッカー車が停まっているところまで店員さんに来ていただいて、

私     「ここのお店に運んでもらえますか?」
JAF隊員 「えっ、本当ですか?本当にいいんですか?」
店員   「はい、入り口に回してください。」

整備工場前にキューブを降ろしてもらって、JAF隊員の作業は終了。結局、車の回送のみで0円。何度もお礼を言ってJAF隊員と別れました。

連絡事項
を確認後、先輩たちと連絡をとって、東京スバル練馬店まで迎えに来てもらい、タカフミくんの車で帰る予定だった3人
  • たなちゅう
  • シンちゃん
  • タカフミくん
とは近くの駅(中村橋駅)で解散し、無事帰ることができました。

あとは、車の所有者であるタカフミくんにお任せ。風邪気味で鼻水は酷いし、お腹は壊すし、大変でした。

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