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優雅な日常

日々起こったことを書き綴るくだらない日常。

パリは燃えているか。

2005-10-10 13:06:15 | イベント


パリ旅行記、この辺で最後になるかな?

三日目、朝早くから起き、準備をする。
この旅行の中でもかなり楽しみなイベントだもん。朝からテンションも上る上る。
行き先を、クニャンクールか、ヴァンブかで悩んだけれど、なにぬねのりこさんオススメの、ヴァンブへ。
クニャンクールに比べて、地元の人が多いみたい。

ってなわけで、地下鉄乗り継ぎ、ヴァンブへ。
やってきました、蚤の市。

こっちの蚤の市は、いわゆるフリーマーケットとかとは少し違う気がした。
商品も、アンティークや古本やらが多く、なにか歴史を感じさせるものも多くあった。
ん~これが蚤の市、と少し干渉にひたる間もなく、漁る、漁る。
めっちゃかっこいいリングがあったけど、鬼のように高かったり、アンティークウオッチも、鬼のように高かったり(笑)
シャネル、YSL、LVなどのヴィンテージを置いてる店もあった。
そこでステキなGUCCIの靴(パンプス)を見つけたり。
なかなかステキな空間の中にいたと思う。
そこで見つけたステキなもの。
CHANELのフォトコレクション(96-97A/W)を思わず購入。
ほんとにほんとにいい買い物だったと思う。これのステキさは、はっきり言って言い尽くせません。しかもラガーフェルドの撮りおろし。なんか激レア感もある(笑)

テキトーに掘り出ししてたらかなりいい時間。そこから少し歩き、アレジア方面へ。
アレジアは、ストック(いわゆるアウトレット)の店が多く、シーズン落ちとはいえ、いい物が安く手に入る、という評判だった。
確かにアウトレットとはいえ本格的なショップが多い。
リキエルのストックで、カットソーを購入。半額なのが嬉しい。

そこからまた少し地下鉄に乗り、ポンピドゥー芸術センターへ。
ポンピドゥーの建物は、これまでの建物と違い、いかにも現代芸術的な建物。
中はダダイズム展をやっていました。

そこを出て、パレ・ロワイヤルを経由し、もう一度ウィンドウショッピングを楽しむ。
途中、「とらや」に入り、かなり遅いお昼ごはんをすませる。
出てくるご飯、お味噌汁、和菓子、抹茶。
世界で日本を味わう事ができた。
やっぱり自分は日本人なんだ、ということを実感させられた瞬間でもある。
とにかく、サンドイッチばかりで食傷気味の五臓六腑に染み入る美味しさでした。



買い物も適度にしつつ、ノートルダム寺院へ。
ノートルダム寺院もゴシック様式の建築物であり、その有名さは誰しもが知るところ。ビクトル・ユーゴーの小説の舞台にもなったよね、確か。
この建物はシテ島という小さな島の上にあるのだが、この島の景色は、それは実に素晴らしい。
丁度葉が色づきだし、落ち葉が増えてくるこの季節。(向こうはこっちよりかなり寒い)夕日が空を茜色に染めだし、葉にそれが反射し、散乱する。まるで光がそれ自身意志を持つかのように。今にも燃え出そうとせんばかりに。


このとき、僕はシテ島の公園のベンチで、この旅行について色々と思っていました。
ほんとに最初は勢いだけで申し込み、楽しみと不安とが入り混じっていた出発前。
パリについてのはじめての地下鉄。
パリで出会えたたくさんのすばらしい景色、風土、そしてまた文化。
目の前に広がる、映画のような光景。
あらためて、来てよかったと思える自分がそこにいました。

帰り道、名残り惜しくもパリの道をホテルへと行く。
疲れているので、その日もすぐに寝てしまった。
(これは余談であるが、その日ノートルダムで深夜キリスト様がライトアップされる、というイベントがあったらしい。その時は全く知らなかったのだけれど。そこに言った人に聞くと、すごい感動したと言っていた。それにいけなかったのが少し残念。)


いよいよパリ最終日。
最終日といっても、昼過ぎには空港に行かなければならないので、さほど時間はない。ホテルでゆっくり朝を過ごし、おみやげを買ったりして過ごした。

長いようで、あっという間の4日間でした。
いつかまた、この地を踏みしめることになるだろう。


突然の雨に打たれて

2005-10-07 03:47:27 | イベント


というわけで、パリ紀行、2日目。


朝早く目が覚める。といっても、7時くらい。
外はまだ暗い。
パリの夜明けは遅いのだ。その代わり、夜が長い。
最初は、アルプスの影響かな?さすがパリなんて、場違いな事を考えていたけれども、なんてことはない。サマータイムである。
それに気付かなかった。ただのバカです(笑)

シャワーを浴び、一日の計画を立てる。あれこれしているウチに9時を回ったので、朝ごはんを食べ、出発。一日はまだ始まったばかりだ。

朝、町を行く人はどこか足早。それにつられ、僕も少し早足になる。
こっちと違って、もう完全に秋の様相。めっきりと冷え込んでいた。

そして、しばらく歩いたのち、まずは、オペラ・ガルニエ。

陳腐な表現かもしれないが、圧巻。凄いの一言である。
バロック様式の概観、スケールの大きさ。
しかし、外観だけではない。内装を見て、さらに感動を与えられた。
ホールのシャガールの天井だけではない。
エントランスホールは、貴族の社交場のそれであり、また、各部の装飾も、煌びやかで、曲線的であり、豪華なつくりである。このオペラ座自体がそう、一種の劇場であるかのように。そこは、現実とは違うある空間により支配されていたのである。まるで、貴族の談笑が聞こえてくるかのようでさえあった。

オペラ・ガルニエを出て、ルーヴルへ。
またこれも、凄い大きい。
見るべきものが多すぎて、途方にくれそうになる。そして軽く迷子にすらなりそうになる。
さすが、世界一の美術館。全部を見ることは到底不可能なのだ。

ルーブルのフランス美術、しかも近代美術を見ていると、フランスの近代史においてナポレオンがいかに大きい人物であったかがよくわかる。
ナポレオンの部屋、家具、そして食器すらも、美術品として鎮座することになるのだから。ナポレオンの部屋を再現した(と思われる)ところの豪華絢爛さには、歴史と、少しばかりの寂しさを覚えました。

あと、ルーブルの目玉といえば、やはり「モナ・リザ」
あの一枚の女性の絵が、どうしてこんなにも揺らすのか。
モナ・リザの部屋に入った時の、その絵からあふれ出るオーラ。
その理由に少し、かけらだけでも触れられた気がします。


ルーブルを出ると、お昼もすっかり回っていた。露店でジェラートを買い、そのままコンコルド広場へと向かい、公園内を歩く。
公園内は人もそれなりに多く、賑わっていた。警官も見かけた。今回のパリ旅行の目的の一つに、警官を見るというのがあったので、しかと見てやりました。制服。
この夏から、制服デザインはニコラがしているとのこと。そう聞くだけで、オシャレそうに見えてくる。実際、警察からイメージするには、すごいエレガントでした。

コンコルドから、サンノトレ周辺へもう一度、今日も行く。
今日の目玉は、やっぱり、マリア・ルイーザ。なんとかかんとか到着。
一件普通のセレクトショップだけど、置いてるものがやっぱり高感度。
そこで目を奪われたのが、ロレックスのヴィンテージ。
60s~80sの一点モノで、いやらしさが全くない。ものすごいステキなデザイン。すごいよ、マジで。
ただ、値段がやっぱりこれも凄いので、すごすご断念。
あと目についたのが、マルタン マルジェラのブーツ。
イタリア靴のような繊細さ、彼らしいフォルム、そして少しの遊び心・・・
ものすごい買おうかと思ったけど、少し熟考することにした。(結局買わなかったんだけど。)
マリア・ルイーザ。こういうショップがもっと増えればいいのに。


その後も、コスチューム、シャネル、LVなど、少しばかりのウィンドー・ショッピング。ふらふらと道を歩き、ふらふらとカフェにはいる。このころになると恐怖心はどこかへ消え、目に見えるものすべてが好奇心だった。
カフェでエスプレッソと軽い食事をとり、(パリといえばエスプレッソでしょ!)
あらためて風景を眺めると、そこはやはりパリなのです。

それから、凱旋門へ。
凱旋門。言わずとしれた建築物である。
これも雄大。だが、特筆すべきは凱旋門ではなく、そこから見える景色にあるのだ。
屋上から見るパリの街並。
この凱旋門からは、12本の通りが放射状にでており、それがパノラマ状に広がってくる。
ここから見たパリの景色は凛として創られたものであった。

凱旋門に浸ったあと、パリのメインストリート、シャンゼリゼ通りへ。
そこから少し外れたとこにある、バレンシアガ本店へと、足を踏み入れる。

店のつくりもやはりミニマルで、クールでモード。
ここでニットを買おうと思ってたんだけれども(ずっと目をつけてたの!)サイズがなく、断念。
ボストンに目を奪われつつ、何点か試着をしたものの、あのニットに勝るものはなく、結局何も買わずに店を出る。ボストン、もう少し値段がなぁ・・・

このころから雨が降り出し、傘を駅前の店で買う。あたりもだんだん暗くなってきた。
地下鉄に乗り、ホテルへ戻る。途中、サンドイッチと水、飲み物を買い、ホテルで食事。だんだん料理に飽きてくる。

しばらくもしない間に疲れが襲ってきて、そのまま眠りについた。2日目の夜。



パリへ その1

2005-10-06 02:09:13 | イベント



9月28日、午後6時すぎ、関西国際空港より、香港国際空港へ。
同日午後11時過ぎ、香港国際空港より、シャルル・ド・ゴールへ。

9月29日の7時半くらいに、パリへと足を踏み入れる。
当然エスプレッソの香りもしなければ、チーズ臭いわけでもない。
無機質な匂いがたちこめる。
右も左もフランス語。そこは異国の地、フランスなのである。

正直、怖かった。日本人が多くいたとはいえ。
入国審査が始まるのに時間がかかった上、たくさんの人の熱気があり、少々辛いと言う気持ちもあった。
その怖さは、後に再び息を吹き返すことになる。

入国審査、荷物検査があっさり終わる。
ただ、入国の時って一般的にスタンプ押すと思ってたのだけど、それがなかった。
空港から少し駅まで歩いたトコでそれに気付く。
当然の如く焦り、悩む。
空港の係員に聞いても、いまいち伝わらない。
とりあえず日本大使館に電話。
大使館の人が、めちゃめちゃいい人で、「スタンプを押さない事が多い」って教えてくれる。安心。

駅から、パリ市街地へ。
まず電車に乗るのだが、チケットの買い方がわからない。そして係員も見あたらない。とりあえず、見よう見まねで、カードを突っ込む。後ろの優しいおじさんが、買い方を教えてくれる。なんとか電車に乗る。
正直、電車の中で数々の不安が一気に押し寄せてきた。
いっそホテルから一歩も出ないでおこうか、という気にさえさせた。
それほどまでに異国なのだ。

それでも地下鉄を乗り継ぎ、ホテルの最寄り駅へ。
地下鉄を出た瞬間、異国は形となり押し寄せる。
ゴシック調の街並、カフェ・・・・。
僕は、今、フランスにいるのだ。
押し寄せてきたのは、その現実かもしれない。

ホテルについたものの、チェックまで時間がある。
その辺を散歩することにした。
とはいっても、地理感覚が全くわからない。地下鉄でオペラ座へ行こうとしたものの、駅からの場所がわからない。正直どこを歩いたのかわからないまま、ホテルまで何とか戻り、チェックをすます。
ホテルの人が英語が出来て本当に良かった。

部屋に入ると、疲れがどっと出た。弱気になり、今日はもう出ないでおこう、って・・・
そんな事をしてても仕方がないので、今度はホテルの周りを散策してみた。


歩くという行為は、地理を知るのに大変な役に立つ。
これがまず一つ目の教訓。
歩くと、だいたいの方角とかは捕らえられる。
でも、やっぱり最初は人通りの多い道を選んで通った。
スリに気をつけろ、やれ人通りの少ないところは避けろ・・・
そういう不安を日本でたくさん教えられたから。
少し不安になりつつも、かなりの距離を歩いた。
とりあえず、コレットにも言って見た。
初日なので、8時くらいに帰り(帰りは地下鉄)、ホテル近くのパブへ行く。

ワイン、ワイン、ワイン。
銘柄なんてわかりません。メニューはもちろんフランス語。わかりません。
とりあえず、隣の席にいた人と同じものを喰い、ワインを飲む。ビールも飲む。
味は、まぁ悪くはない。牛肉の煮込み系の料理だ。塩が足りない気がするので、自分で振る。
フランスパンも初体験。
話をしようとしても、英語がほとんど通じない。ま、陽気な人たちだったので、悪い気はしなかったけど。

一通り飲み食いして、ホテルへと戻る。疲れていたので眠る。泥のように眠る。
こうして、初日の夜は更けていきました・・・・・


つづく



ただいま。

2005-10-04 10:12:22 | イベント



いや、かえって来ました。

ま、旅行の道程はおいおい記しますけれど・・・

ものすごい楽しかったです。

やっぱりパリはファンタスティックな街でした。
絶対また行ってやる!!

あ、でも日本が一番落ち着く気がするのは、やっぱ僕が日本人だからでしょうか。


いろいろとアドヴァイスをくれた皆様、ありがとうございました。
メルシー!(フランスかぶれ)


いよいよ・・・・・

2005-09-28 02:29:08 | イベント


明日出発です!

ちょっとどきどきしてます。

はい、ここでまた探し物です!
場所が分かる方、教えてください。

1、バレンシアガ本店

2、マルジェラ本店

3、ヴェロニク本店(あるのか?)

4、マリア・ルイーザのお店

5、アウトレット系(ハイブランド系希望!)

レッツ、スタート!