映画『麒麟の翼』を観てきた。
東野圭吾さんの原作を読んではいた。
間違いなく長編だったけど時間を忘れて楽しめた。
中井貴一さんの静かだけど、たっぷりの存在感に、胸が熱く…。
でも、ダイイングメッセージが、ちょっと解りづらい、かな。
中井貴一さんの娘役のセリフに、父を想いました。
いなくなってから思っても仕方がないのに、やっぱり後悔するものなのかな。
職場の先輩と観に行ったのだけれど、彼女もいろいろ感慨深かったみたい。
ヒロが出張していることもあって、まるで独身の時に戻ったみたいに、時間を気にすることもなく、映画の後は、お茶して、さらにお店を変えて夕食も。
お酒も入ると、つい仕事の愚痴が出てきてしまったけど、でもとても楽しいひとときだった。
「子供に初めに間違えた公式を教えれば子供はそれをずっとそのまま使ってしまう」というセリフが劇中に出てくる。
何故かそのセリフがいちばん印象に残った、何故かな。
ひとりになると、やっぱり考えてしまう。
もうやめよう、って思いながらも。
後悔しないと決めたのに、人を傷つけてなお生きていくことの、自分の人生の意味を考える。
悲劇のヒロインにはなれない。
私は悪役なんだ、そう考えることも逃避しているということになるかもしれない。
私は誰からも間違った方程式を教えられていないのに、どうしてこうも自分の都合だけで生きるのか。
自分を否定することで結局肯定しようとしていることも十分にわかってる。
それでも考えずにはいられなくなる。
ちゃんとヒロを愛し続けられれば許してもらえる、なんてそんな甘っちょろいもんじゃない。
私がヒロが好き、愛してる、そう言い続けることで自分を許してもらおうと、そう思ってるんじゃないかと、自分に問いかけてみる。
違う、本当に大好きでたまらない、それは事実だ。
でも、でも…本当にそうなのか、でも間違いない、意地だけではここまで一緒に居られない。
心理テストをふと思い出す。
ある状況下のキャラクターの中で、いちばんいい人、いちばん悪いと思う人は誰か?
静かに目を閉じて考える、比べる。
驚くこともない、私はどこかで間違いなく私がいちばん悪いわけじゃないと思いたがっている。
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東野圭吾さんの原作を読んではいた。
間違いなく長編だったけど時間を忘れて楽しめた。
中井貴一さんの静かだけど、たっぷりの存在感に、胸が熱く…。
でも、ダイイングメッセージが、ちょっと解りづらい、かな。
中井貴一さんの娘役のセリフに、父を想いました。
いなくなってから思っても仕方がないのに、やっぱり後悔するものなのかな。
職場の先輩と観に行ったのだけれど、彼女もいろいろ感慨深かったみたい。
ヒロが出張していることもあって、まるで独身の時に戻ったみたいに、時間を気にすることもなく、映画の後は、お茶して、さらにお店を変えて夕食も。
お酒も入ると、つい仕事の愚痴が出てきてしまったけど、でもとても楽しいひとときだった。
「子供に初めに間違えた公式を教えれば子供はそれをずっとそのまま使ってしまう」というセリフが劇中に出てくる。
何故かそのセリフがいちばん印象に残った、何故かな。
ひとりになると、やっぱり考えてしまう。
もうやめよう、って思いながらも。
後悔しないと決めたのに、人を傷つけてなお生きていくことの、自分の人生の意味を考える。
悲劇のヒロインにはなれない。
私は悪役なんだ、そう考えることも逃避しているということになるかもしれない。
私は誰からも間違った方程式を教えられていないのに、どうしてこうも自分の都合だけで生きるのか。
自分を否定することで結局肯定しようとしていることも十分にわかってる。
それでも考えずにはいられなくなる。
ちゃんとヒロを愛し続けられれば許してもらえる、なんてそんな甘っちょろいもんじゃない。
私がヒロが好き、愛してる、そう言い続けることで自分を許してもらおうと、そう思ってるんじゃないかと、自分に問いかけてみる。
違う、本当に大好きでたまらない、それは事実だ。
でも、でも…本当にそうなのか、でも間違いない、意地だけではここまで一緒に居られない。
心理テストをふと思い出す。
ある状況下のキャラクターの中で、いちばんいい人、いちばん悪いと思う人は誰か?
静かに目を閉じて考える、比べる。
驚くこともない、私はどこかで間違いなく私がいちばん悪いわけじゃないと思いたがっている。

