今日は台風の影響で外は時々激しい雨が降っていました。
今は雨も上がって風だけが吹いている様です。
前からウクレレの音はどうして1本ずつ違うんだろうと思っていたので、それを少し書きます。
あまり深く考えないで軽く読んでください。
ウクレレの音質を決めるのは、やはり材が大きく影響します。
まずお奨めはハワイアンコア、、でも、材としては高価です。
これは自作ですから安いですが、材の時から他の物よりは高価です。
音質は硬めの透き通った抜ける様な音。
こちらはシトカスプルース、良い物はやはりコアと同等の価格です。(材の話)
サイドとバックはインディアンローズウッドです。
アコギでは一番ポピュラーな組み合わせで、豪華で低音から高音迄幅広い表現をします。
ウクレレとしては少しギター的な音質ですが、楽器としてはこの組み合わせが一番良いと思います。
これは、マホガニー、、マホガニーも色々有りますがホンジュラスの物が音は良い様です。
可憐できれいな済んだ音質、幅広い表現も魅力です。
このウクレレは、メイプル、、指板とブリッジは真っ黒なエボニーという材です。
音質は少し硬めで、音はあまり伸びません。
独特の音質ですが、真っ白な材なのでこう言う色に染めた物も可能です。
最後に写真はありませんが合板のウクレレもあります。
合板は楽器用の場合、表面はコアですがサンドイッチの真ん中は大体スプルースの様です。
つまりコアとスプルースの混じった様な音質であり、合板特有の音でもあるので弾いてみて気に入ればそれでも十分と言えます。
ギヤペグはしっかりしているか時々点検してください。
小さなネジが緩んでいるとぐらぐら、、ビビリ音はこう言う所から発生します。
弦高は極力低く弾きやすくする為にはフレットがデコボコしていたら不可能です。
総てのバランスが取れていてこそ、弦は低くセット出来ます。
最近お気に入りの弦です。
上からオイハタMD、オルカスMD 、マーチンM620です。
犬にかまれた親指の爪、伸びて来たら穴が開いて割れています。
そこで、割れ目の上に薄いカーボンを貼りました。
小さく切ったカーボンを瞬間接着剤で貼ります。
接着して紙ヤスリで磨きます。
順にコンパウンドで磨き、最後にマニュキアを塗りました。
実際の見た目は写真より大分ましです。
取りあえず爪に空いていた穴は塞がり強度も増しました。
簡単にウクレレの音質を説明しようと思いましたが、思ったより説明が難しい。
ウクレレは材だけでは無く構造と作りで可成り音が違います。
勿論サウンドを決めるのは弾き手ですが、、、、。