『断章のグリム 人魚姫(下)』
甲田学人 著
本当にもう、この人は、これでもまだ自分の書く作品はメルヘンと言い張りますか? か? ってなぐらいに今回も人がグロイ死に方をしていく作品でした。
もうだいたい人魚姫のストーリーに今回のお話の登場人物をあてはめていって、誰が泡禍に犯されているか考えている時点で、たぶん読者への騙しで、本当はこいつが汚染されている人だな、と思っていたらビンゴでにやりの作品でした。
最初に八尾比丘尼のお話が出てきて、人魚繋がりで出したのかな? と思ったのですが、途中で何故冒頭にこのお話が出てきたのかよくわかるシーンがありまして、あー、もう、やってくれましたね、甲田先生。しばらくカレーが食べられないじゃないか! っていう感じです。(ぐすん。)
や、でも当分はだけど本当にカレーはいいかなー、っていう感じです。;
だけどこの先生は・・・・・・・
この先生が書いた『Missing』が私は大好きで、これはホラーなのですが、本当に描写がグロくって素敵なので、ホラーが好きな人にはお勧めです。
全13巻です。
この作者を勧めるのならどっちを勧めると言われれば、私は『Missing』を押しますね。
一度本当にホラー好きの人は読んで下さい。
一巻はちょっとあれかもしれませんが、二巻からが本気でやばいぐらいに面白いのですよ!!!
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