かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

耐久48時間!四国制覇 最終夜

2006年07月17日 17時54分09秒 | 旅の手帖
天変地異がドーン。

2006.6.10-12
耐久48時間!四国制覇

さささ、最終夜も盛りだくさんでまいりますよ。写真増量につき重くってごめんなさいね。

旅程ももう後半にさしかかった6月11日は14:30過ぎ、金刀比羅宮さんを後にした我々は、高速で南下し、一路高知を目指しました。宿の手配も既に済み、残り距離からすればこらあ余裕だよというところですが、逆に、着いてすぐメシに出かけるにはちと早い。まあ、明日は朝一で松山行きだから、高知観光は今日中にしとかきゃということで、まずはお約束の「桂浜」へ向かいました。

看板の指し示すがままに、(また)階段を駆け上がった先に見えたのは、かの坂本さんのお背中。そして、その視線の向こうには、静かだけれど荒々しい波の打ち寄せる桂浜が広がっておりました。この光景に若干の高揚感を覚えた我々は、「心はいつも太平洋ぜよ!」と、波打ち際を荒々しくダッシュしてみたわけですけれども、浜の半ばで負傷退場。「くよくよしてちゃいかんぜよ!」と、波しぶきをバックに桂浜を後にしたのでありました(そんなイイもんじゃない)。



その後、予約した宿に車と荷物を置いた我々は、メシどころを探しつつ、市内散策へ。といっても、所詮は歩いてける範囲なわけですから、そんなに数あるわけでもないのですけれども、そんなところで不意に、某風亭さんの悪運が爆発。「この近くだから、瑞山先生殉節の碑を見せなさいよ。」だなんだとのたまい、グルグル歩き回るも、ついぞ見つからず。結局この悪運は、この後、旅の終わりまで憑いて回ることになるのですが...。



そんなこんなで、思いのほか時間を食ってしまった我々は、某木彡氏の同僚の方に教えていただいたお店(こちらの「喰多朗」さん)で満員の憂き目にあい、メシどころ探しが振り出しに。昼間のうどん三昧がウソのような空腹ですっかりギスギスした一行は、途中幾度となく定休日の看板にやられながらも、流浪の末にようやくよさげなお店(こちらの「浪漫亭」さん)に遭遇して事なきを得、高知の夜を気分良く締めくくったのでありました。



...そんなご機嫌な時に限って、神さまはどっかで見ておられる。「だからさあ、いい大人がだ、平日休んでまで何やってんだと、いうことなわけよ。」と、不抜けた我々に天変地異の一撃。旅も半ばを越え、いよいよあと半日程度となりました6月12日早朝、我々の目覚ましは、大分県中部を震源とする地震でありました。幸い高知辺りはそうでもなかったものの、これから向かう先がよりひどいことになってる可能性もあるわけで。とはいえ、残り時間はあとわずか。旅も終盤にきて再度緊迫感を醸しつつ、高知から松山へと向かったのでありました。途中、愛媛に入った後のサービスエリアにて、愛媛県民の血の何割かを構成しているに違いないと思われる(偏見です、すんません)「ポンジュース」さんを頂き、準備万端整えて、松山へと向かいました。

松山での我々の目的は、ずばり「道後温泉」。いやいや、これもお約束ではありますけれども、やっぱりさあ、行っとかないと。「サイコロ1」の最初の地、でもありますからね。幸いにも地震の影響は最小限であったようで、10:30くらにたどり着いた道後温泉界隈は、(たぶん)日常と変わらない様子でありました。平日の昼間とあって、当たり前だけども、ゆったりと浸かれて大満足。ああ、母さん、僕は今松山にいます、と。



ということで、五転六転した今回の旅、約48時間の苦闘(?)の末に松山の地を踏んだこの時点にて、無事目的を達成! 晴れて我々は四国制覇を成し遂げたのでありました。なんと素晴らしい。四国の皆さんごめんなさい。そんでもって、ここからは延長戦(まだやるの?)。昼までには一通りの予定を消化していた我々は、夕方の解散時間までの間、もう少しだけ、松山の街を観光することにしたのですが...。



休館!休館!工事中!...orz。某風亭さんの悪運に最後までやられた一行なのでありました。


ということで、長いこと続けてしまいましたけれども、今回の旅のご報告もこれにて終了であります。最後までお付き合いいただいた皆さま、お疲れさまでございました。ありがとうございました。我々、次はどこに向かうのか? 今日も眠れぬ夜を過ごす某風亭さんの心中を察しつつ、この辺で。

~終~

追伸:
この旅の直後、私が休む間もなく向かった先がこれ、でした。
...どっと疲れが出たのでありました。

追伸2:
またまた少し、経県を積みました。

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