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かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

月例 三三独演(仮)

2010年06月05日 23時16分35秒 | 愛と笑いの夜
2010.6.5
月例 三三独演@国立演芸場

 市楽 : 鮫講釈
 三三 : 短命
 三三 : 意地くらべ
  中入り
 三三 : お化け長屋

これまで寄席とかホールとかで一席だけの機会ばかりだった三三師匠を、一度じっくり聴きたくて、頑張ってチケット押さえたわけでございます。しかも、初の国立演芸場。これも嬉しい。

そんな期待に違わぬ、たっぷりな二時間でした。寄席とかではあまり聴けなかったマクラのひょうひょうとした感じも、とても楽しくて、聴き入ってしまったり。もちろんネタの方も、告知のあった「意地くらべ」始め、たっぷり笑わせていただきましたよ。三三師匠の威勢の良い兄貴分は、タンカの切り方とかとか秀逸です。

是々非々でまた行きたいんだけど、なかなか取れないんだよなぁ。あと、平日が多いのも難しい。がんばろ。
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鈴本演芸場4月上席(昼の部)(仮)

2010年04月17日 23時40分22秒 | 愛と笑いの夜
2010.4.17
鈴本演芸場4月上席(昼の部)

 きょう介   : たらちね
 市江     : 権助魚 
 二楽     :(紙切り)
 馬の助    : 味噌豆+百面相 
 喜多八    : 長短
 ホームラン  :(漫才)
 正蔵     : 新聞記事
 白酒     : 真田小僧
 ダーク広和  :(奇術)
 扇遊     : 夢の酒
  仲入り
 遊平・かほり :(漫才)
 文左衛門   : 手紙無筆 
 琴調     :(講談)愛宕山 乗り上げ
 紋之助    :(曲独楽)
 市馬     : 七段目

先月に続いての鈴本昼席。今回は市馬師匠がお目当てでした。気がつけば、もう一年振りの市馬師匠(前回はこちら)。大阪にいた頃は定期的に喬太郎師匠との二人会を聴いてたので、余計に久しぶりな気がします。その喬太郎師匠は本日は休演。代演は文左衛門師匠と相成りました。

喜多八師匠の一席は期待の通り、白酒師匠を久々聴けてうれしかったです。文左衛門師匠の一席は、兄貴分の見栄の張り方が楽しい、そして市馬師匠は美声が響く「七段目」。いや、マクラから全開でした。
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春の若手花の三人会 (仮)

2010年04月03日 23時27分10秒 | 愛と笑いの夜
2010.4.3
春の若手花の三人会
グリーンホール相模大野

 こはる : 真田小僧
 花緑  : 二階ぞめき
  中入り
 三三  : 花見の仇討
 談春  : 慶安太平記~吉田の焼き討ち~

喜多八師匠と並んで最近注目の三三師匠を聴きに、初の相模大野まで。近いような遠いような、ですけれども、思いのほか(失礼!)都会でビックリしました。

こはるさんは元気で楽しい感じ。花緑師匠の一席は、割りと珍しいところでしょうか。期待の三三師匠の一席は、この時期にふさわしいところ(ちょっと遅い?)。機械仕掛けのような立ち回りが面白かった。トリの談春師匠の一席は、たぶん筋についてくのがやっとなくらいの噺なのだけれども、するすると語りに引き込まれるような感じがして、楽しく聴けました(笑える噺ではないですけどね)。
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橘家圓蔵・柳家喜多八・柳家喬太郎 三人会(仮)

2010年03月28日 23時21分56秒 | 愛と笑いの夜
2010.3.28
橘家圓蔵・柳家喜多八・柳家喬太郎 三人会
よみうりホール

 鏡太  : 熊の皮
 喜多八 : やかんなめ
  中入り
 喬太郎 : 小政の生い立ち
 圓蔵  : 猫と金魚

ということで、喜多八・喬太郎に惹かれて行って参りました。楽しかったんだけども、ちょっとボリューム不足かなとも。圓蔵師匠も前回寄席で聴いた時の方が良かったかなぁ。
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鈴本演芸場3月上席(昼の部)(仮)

2010年03月06日 23時05分17秒 | 愛と笑いの夜
2010.3.6
鈴本演芸場3月上席(昼の部)

 やえ馬     : 弥次郎
 ぬう生     : 定年ホスト
 勝丸      :(太神楽)
 燕路      : 幇間腹
 喬太郎     : まんじゅう怖い
 ホンキートンク :(漫才)
 さん喬     : 棒鱈
 しん平     : お血脈
 小菊      :(粋曲)
 圓歌      : 天皇陛下、初めて笑う
  仲入り
 のいる・こいる :(漫才)
 さん生     : 猫の皿
 喜多八     : 小言念仏
 正楽      :(紙切り)
 文左衛門    : ちりとてちん

今回もメンツに釣られて急遽行って参りました。例によって例のごとく雨だったけども。

喬太郎師匠の「まんじゅう怖い」が聴けるとは。割りと珍しいのかそうでもないのか。楽しい一席でした。さん喬師匠の一席はさすがの一言。でも、なんとなくお武家様に品が出てるんですよねぇ。喜多八師匠は最近密かに好きになって参りました。緩急が心地よいのです。文左衛門師匠のちりとてちんは面白いんですが、前回の鈴本に続いて、遭遇率高し。
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第八回○o○○寄席

2010年02月06日 23時59分58秒 | 愛と笑いの夜
2010.2.6
第八回 立春○o○○寄席@都内某所
#今回も諸事情により伏せ字にて失礼。

 第一部
  某さね     : 寝床
 第二部
  某さね     : お楽しみ(新作落語)

えー、先に謝っておきますと、今回のじゃいが寄席、新春→立春となったのは私めのせいでございまして、申し訳ございません。簡単に言うと、さっきのパルコが取れちゃったのが運のつき。ご対応いただいた某さねさんには改めて感謝であります。

さて、本題。今回は、前もって掛けるネタを教えていただいてたもので、その分準備万端整えて伺ったわけでありますけれども、その前のめりを良い意味で裏切られる一席でありました。羊羹のくだりは良いですね、耳に詰めてもよかったかも。

しかし、寝床という噺は、改めて奥深いですね。いや、ひょっとすると、落語の奥深さをとても端正に示しているということなのかもれません。とても好きな噺の一つです。

さて、次回は何やら変化の予感。楽しみにしておりますよ。>某
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志の輔らくご in PARCO 2010

2010年01月30日 23時34分56秒 | 愛と笑いの夜
実に、一年半ぶり。

2010.1.30
志の輔らくご in PARCO 2010
渋谷パルコ劇場

 志の輔: 身代わりポン太
 志の輔: 踊るファックス2010
      中入り
 志の輔: 中村仲蔵

昨年のパルコ、抽選当たったのにチケット引き取り損ねて流してしまい、結果一年通して一回も行けなかった志の輔師匠の会に、今年はなんとか初春から辿り着くことが出来ました。ああ、長かった。個人的には、初パルコ劇場だったのですけれども、サイズの割りに観やすい感じがしたのは、座席側の傾斜が程良いからでしょうか。

前座なく始まる一席目は、「仕分け」の噺。基本ドタバタ劇なんだけれども、全編を通して体裁とかメンツなるものを斜めから見るようでもあり、短いけれど良い噺でした。諸々調べてみると、まだ発展途上な噺の様子。今後に期待です。
#こっそり、ぽんぽこタワー煎餅買っちゃった。

二席目は、だいぶ前からタイトルだけ知っていた一席。聴いてみてあらためて、とても良くできた抜群の一席だと思いました。体面ではないコミュニケーションの引き起こす妙なんだけれども、きっとメールじゃだめなんですよね。それと、サゲのくだりも素晴らしいと思いました。ところで、「2010」と付く所以はどのあたりにあるんですかね?

三席目は、一年半くらい前に国立劇場で聴いたのと同じ一席。地口の多い地見目な噺ではありますけれども、そこは志の輔師のパワー。結構な長講ではあるのですけれど、するすると引き込まれてしまいました。でも、なんとなくではあるのですけれど、志の輔師のパワーがより発揮されるのは「会話」、なのかなあ、とも。それ故に、終盤の仲蔵と女房、あるいは師匠との対話が際立つなあと思った次第です。生意気言ってすいません。

そんなこんなで久方ぶりでしたが、充実の会となりました。満足、満足。今年はもう一回は志の輔師匠の会に行きたいなぁ。
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新春恵比寿寄席「柳家喬太郎・橘家文左衛門 二人会」

2010年01月11日 23時55分43秒 | 愛と笑いの夜
今年一発目。

2010.1.11
新春恵比寿寄席「柳家喬太郎・橘家文左衛門 二人会」@EBIS 303

今年一発目の落語会は、某ぺーとともに、恵比寿に出没であります。会場はふつーにイベントスペースで、パイプ椅子がずらりと並べられてる感じ。ちょっと音が跳ねる感じですが、まあ何とか。そうそう、入ってすぐおでんのニオイがしてビックリしました。

さてさて、本日の演目。

 小んぶ : 小町
 喬太郎 : 錦の袈裟
 文左衛門: 芝浜
  中入り
 文左衛門: のめる
 喬太郎 : ハンバーグができるまで

前半はゆったりペースというか、むしろ一席ずつで終わるんじゃないかというような感じで、両師匠ともたっぷりでした。喬太郎師の「錦の袈裟」は、与太郎が与太郎っぽくない感じなんだけども、この噺の中ではそれが逆に良い感じ。おかみさんがもうちょっと大人目線だと、昇太師匠っぽい解釈になるのかな。文左衛門師匠の「芝浜」は、魚勝のぶっきらぼうさがなんともいえませんね。全体として、あんまり湿らない感じは、僕にはちょうど良かったです。

後半始まったところで既に当初予定の終演時間まで30分くらい、そこにきて文左衛門師匠がしっかり「のめる」をやったので、トリの始まりは終演時間ギリギリ。「芝浜でお腹いっぱいでしょ」とはいいつつも、「もう何時まででもいいですよって会場の方が言ってました」ということで、「ハンバーグができるまで」へ。この話し、最初CDで聴いて、その後生で聴くのは二回目なんですけども、聴く度に良くなってる気がします。CDの頃はまだ出来たてで、ちょっと冗長な感じもあったんですが、今聴くと、程良いまとまり感があって、哀しいけど笑える一席になってます(生意気言ってすいません)。個人的には、喬太郎師匠が今の時代に創る「すみれ荘」なのかな、なんていう気もするのでした。

てなわけで、年始めからたっぷり3時間楽しめたかっぱ堂。でありました。
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'09 今年のまとめ

2009年12月31日 23時49分33秒 | 愛と笑いの夜
落語に浸かり続けの五年目、今年も大騒ぎのハザマを縫いながら、しっかりと堪能させていただきました。ありがたいなぁ。ということで、今年のうちに(?)、ビシッとまとめておきましょう。

2009/1/24
 第六回 新春○o○○寄席
2009/3/10
 第九回おおとり寄席
2009/3/14
 池袋演芸場3月中席(昼の部)
2009/3/21
 よってたかって春らくご 21世紀スペシャル寄席ONEDAY
2009/3/29
 第25回 YEBISU亭
2009/5/10
 鈴本演芸場5月上席(昼の部)
2009/5/16
 第20回らくだ亭 5月公演~東西落語・華の特撰会~
2009/5/17
 復活!高崎まちなか寄席
2009/5/31
 末廣亭5月余一会 文左衛門・喬太郎 二人会
2009/6/7
 立川談春・柳家喬太郎 二人会
2009/6/26
 柳家喬太郎 横浜開港150周年記念独演会~喬太郎 創作落語~
2009/7/19
 盛夏吉例 圓朝祭
2009/8/8
 新にっかん飛切落語会 第9夜
2009/8/17
 春風亭昇太独演会「オレスタイル」
2009/8/29
 第七回 納涼○o○○寄席
2009/9/26
 落語教育委員会
2009/10/14
 県民ホール寄席250回記念企画(その4) 柳家さん喬・柳家喬太郎 親子会
2009/10/24
 よってたかって秋らくご 21世紀スペシャル寄席ONEDAY 夜の部
2009/11/7
 鈴本演芸場11月上席(夜の部)
2009/12/20
 柳家さん喬 一門会 「師走なら手をたたこう」

しかしまあ、今年は行くも行ったり20回。さすがに全月通いとはいきませんでしたけれど、それでも、3月、5月あたりの強化月間が効いたのか、トータルでは過去最高となりました。うむ。

今年は宿題にしていた昇太師匠の独演会にも行けたし、文左衛門、三三両師匠に出会えたことも、大きな収穫でありました。来年も楽しみ多いなあ。

てなわけで、年明け一発目は1/11の喬太郎・文左衛門二人会の予定。志の輔師匠のPARCOもちゃんと押さえたし、良いスタートが切れそうな予感です。
Comments (2)
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柳家さん喬 一門会 「師走なら手をたたこう」

2009年12月20日 21時48分53秒 | 愛と笑いの夜
今年のシメはこの会で。

2009.12.20
柳家さん喬 一門会 「師走なら手をたたこう」
よみうりホール

 一門 : (仮装で登場)
 さん喬・二つ目: (ネタ抽選会)
 喬之助: 宮古川
 さん弥: 子別れ 5min
 喬之進: 井戸の茶碗 5min
 小太郎: 隣の空き地に... 5min
 喬四朗: たちきり 5min
 さん若: 寝床 5min
 喬の字: 幾代餠 5min
 喬太郎: 母恋くらげ
  中入り
 左龍 : 棒鱈
 喬太郎: 芝浜(唄)
 さん喬: 福禄寿
 左龍・喬之助: (幕間トーク)
 一門 : 大喜利

ということでね、今年最後の落語会に、昼から有楽町よみうりホールへ行って参りましたよ。

前半は、二つ目さんが揃って大ネタの5分短縮版に挑戦。くじ引きで順番とネタが決まってから、喬之助師匠の出番が終わるまでに間になんとか体裁を作らないといけないという荒行の中、皆さんそれぞれにうまい仕掛けを考えられておりました。でも、さん弥さんと喬之進さんはあと一歩のところでタイムアウトに...。ちなみに、小太郎さんのネタは、「隣の空き地に塀ができたってねぇ、云々」を5分やるというもので、他の皆さんと逆の意味で考えられておりましたが...最後ちょっとしくじったかも。中入り前の喬太郎師匠は貫禄の自作。どこかで一度聴いている気がしてたんですが、どうも生で聴くのは初でした。とっさの冷凍ミカンバージョンが秀逸。

後半は左龍師匠にたっぷり笑わせていただいたあと、さん喬師匠でビシッと締めかと思いきや...突如再登場の喬太郎師匠。これまたある意味では「貫禄の」ステージだったんですが...詳細は敢えて略。その後に出てこられたさん喬師匠、相当やりにくかったでしょうけれども、良い噺をしっかりと(でもちょっとよれてたかも)聴かせていただきました。最後の大喜利ではホールにも関わらず会場からお題をもらったりして、和やかながらもたっぷりの一門会でありました。
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