No. 1 pick Manning to start for Giants(NFL.com)
今年のニューヨーク・ジャイアンツがここまで勝つとは正直なところ考えていませんでした。
まぁ平凡な成績は残すだろうとは思っていましたが。NFCイーストに関して言えば、
世間の目はほとんどと言っていいほど、ジョー・ギブスが帰って来たワシントン・レッドスキンズに
注目していましたからです(でもあの成績では・・・ギブスでも再生は無理なのか?)。
そのジャイアンツが4勝1敗したところから3連敗し、平凡な成績になりかけている今、ヘッドコーチのトム・コフリンは
思い切ったことをしました。MVPを過去2回獲った先発QBのカート・ワーナーをベンチに下げ、
超大物ルーキー、イーライ・マニングを先発QBに指名しました。コフリンにとっては、MVP2回なんてどうでもよく、
「マニングこそジャイアンツの希望の星!」とまで言っているくらいなので、この先シーズン終了まで変えないつもりでしょう。
ご存知でない方にごくごく簡単に説明しますと、イーライ・マニングは、兄が今やビッグスターのQBであるペイトン・マニング、
父親はやはり元NFLのQBだったアーチー・マニングという、いわば「サラブレット」なのです。
この転換が思い切っているもう一つの理由が、ジャイアンツのスケジュールにあるようです。
次週(11/21)は7勝2敗(スケジュールに助けられている面もあるけれども)のファルコンズ、その翌週(11/28)が
今シーズン文句なく強いチームの一つのイーグルス、12月まで考えると、レイブンス、スティーラーズという強敵が続き、
特に今月中の2試合については、ジャイアンツがプレイオフ進出できるか否か、5勝というものがまぐれではないのかを
証明する重要な試合なのです。
そして、それ以上にQB交代に駆り立てたのが、ワーナーの被サック数のようです。
QBがサックされるのは、必ずしもQBの責任ではなく、QBを守るオフェンスラインにも要因があることも事実ですが、
コフリンは「ワーナーを守る気を失っているほかのオフェンス選手を見捨てることをしないで」(New York Times 2004/11/16)、
むしろQBを変えることで3連敗の沈滞ムードを変えようとしているのです。コフリンは、
ディフェンスのプレッシャーが来てもパスコースを探したがるワーナーを控えに回した理由の一つとして、
「プレッシャーに対してノックアウトパンチを与えることができないこと」として、暗に「今のワーナーではダメ」と言っています。
だからといって、マニングが次週の相手であるファルコンズのQB、マイケル・ヴィックのように
走り回ることができるわけでもないのですが、「もう十分サイドラインで勉強した」とコフリンは考えて、
マニングの能力に期待している模様です。
それならば、そういうマニングの能力に期待したいと思います。まだ敗戦処理(いわゆるモップアップ)でしか
出場機会のないマニングも相当エキサイティングしている模様です。この先2週の相手のQBもヴィック、マクナブという
超スター級QBなので、マニングにとっても対戦のし甲斐があると思います。そして、コフリンにとっては、
自分の選択には間違いがないこと、そしてジャイアンツがプレイオフ進出できるチームであることを証明するには、
これ以上の舞台はないでしょう。
今年のニューヨーク・ジャイアンツがここまで勝つとは正直なところ考えていませんでした。
まぁ平凡な成績は残すだろうとは思っていましたが。NFCイーストに関して言えば、
世間の目はほとんどと言っていいほど、ジョー・ギブスが帰って来たワシントン・レッドスキンズに
注目していましたからです(でもあの成績では・・・ギブスでも再生は無理なのか?)。
そのジャイアンツが4勝1敗したところから3連敗し、平凡な成績になりかけている今、ヘッドコーチのトム・コフリンは
思い切ったことをしました。MVPを過去2回獲った先発QBのカート・ワーナーをベンチに下げ、
超大物ルーキー、イーライ・マニングを先発QBに指名しました。コフリンにとっては、MVP2回なんてどうでもよく、
「マニングこそジャイアンツの希望の星!」とまで言っているくらいなので、この先シーズン終了まで変えないつもりでしょう。
ご存知でない方にごくごく簡単に説明しますと、イーライ・マニングは、兄が今やビッグスターのQBであるペイトン・マニング、
父親はやはり元NFLのQBだったアーチー・マニングという、いわば「サラブレット」なのです。
この転換が思い切っているもう一つの理由が、ジャイアンツのスケジュールにあるようです。
次週(11/21)は7勝2敗(スケジュールに助けられている面もあるけれども)のファルコンズ、その翌週(11/28)が
今シーズン文句なく強いチームの一つのイーグルス、12月まで考えると、レイブンス、スティーラーズという強敵が続き、
特に今月中の2試合については、ジャイアンツがプレイオフ進出できるか否か、5勝というものがまぐれではないのかを
証明する重要な試合なのです。
そして、それ以上にQB交代に駆り立てたのが、ワーナーの被サック数のようです。
QBがサックされるのは、必ずしもQBの責任ではなく、QBを守るオフェンスラインにも要因があることも事実ですが、
コフリンは「ワーナーを守る気を失っているほかのオフェンス選手を見捨てることをしないで」(New York Times 2004/11/16)、
むしろQBを変えることで3連敗の沈滞ムードを変えようとしているのです。コフリンは、
ディフェンスのプレッシャーが来てもパスコースを探したがるワーナーを控えに回した理由の一つとして、
「プレッシャーに対してノックアウトパンチを与えることができないこと」として、暗に「今のワーナーではダメ」と言っています。
だからといって、マニングが次週の相手であるファルコンズのQB、マイケル・ヴィックのように
走り回ることができるわけでもないのですが、「もう十分サイドラインで勉強した」とコフリンは考えて、
マニングの能力に期待している模様です。
それならば、そういうマニングの能力に期待したいと思います。まだ敗戦処理(いわゆるモップアップ)でしか
出場機会のないマニングも相当エキサイティングしている模様です。この先2週の相手のQBもヴィック、マクナブという
超スター級QBなので、マニングにとっても対戦のし甲斐があると思います。そして、コフリンにとっては、
自分の選択には間違いがないこと、そしてジャイアンツがプレイオフ進出できるチームであることを証明するには、
これ以上の舞台はないでしょう。
アーチー・マニングが現役の頃はセインツの試合をTVで見れなかったですね、チームが偏っていて。
それを考えると現在はお金さえ払えばですが、ビデオ録画しても見る時間が無いほどの試合数が放送されて、有難い限りです。
NFLであってもFor the Teamって難しいんですね。オフェンスラインは「こいつなら頑張る」みたいな所があるから・・・ワーナーは信頼がないのでしょうか。
次週また立ち寄ります!
アーチー・マニングが現役だった頃はまだ産まれていないか、
物覚えもないころなので、そういう選手がいたと知ったのは、
ペイトン・マニングが出てきたときでした。チームは弱かったけど、
人気は高かったという話はよく聞きます。
ワーナーのサック数の多さはオフェンスラインよりも
ワーナーの問題という人が多いようです。nfl.comでフィル・シムズもその点を指摘しています。
やはりドラフト#1ということもあって高い期待がかかってるようです。
(BS1で月曜夜放送)
それにしても、ラムズ時代、夫が先発を降ろされた時に地元のラジオ局で
あれこれ言いまくっていたワーナーの奥さんがまた出てくるのじゃないかと
心配で仕方ありません・・・
NYGの4-1スタートには、意外ながらも喜んでましたよ。
ワーナーが実質3年で終わってしまうのはもったいない、
それだけSTL時代の活躍は衝撃でしたよね。
今年TVで見れた試合は4勝1敗だったし、ここ3敗の試合は放映が無いので、
サックの原因がQBかOLか、私には分かりません。
ただ見た範囲で言えるのは、今年のワーナーはサックのされ方が悪すぎますね。ポケットから逃げた時に明らかに混乱して、ターゲットを探せていない場面が多くありました。
勝手な想像ですけど、昨年は脳震盪もあったし、以前の絶好調時とは相当変わってしまってるのかな、と思ったりもします。
イーライについては何とも言えません。PITのロスリスバーガーの例もあるし、
実際に出てみないと分からないです。
NFCは何だかグチャグチャになってきて、PHI・ATL以外は全然分からないので
NYGも頑張ってくれると、さらに面白くなるだろうなぁと。
NHK-BSがいいタイミングで楽しみです。
呼ばれたものと思っていたので、まず先発していたこと自体
驚きだったりします。セントルイス時代みたいな
パスパスパスというチームではないので、その中ではがんばっていたと
思うんですけどね。
でもアメリカでは既にマニング推しが結構出てきていますね。
月曜夜の放送が楽しみです。
それ以上に、プレイオフが遠ざかったカウボーイズは、
思い切ってヘンソン先発を試して欲しいです。