米大学研究「暴力的ゲームプレイは犯罪発生率低下させる」 子供に暴力的ゲームをプレイさせるべきだと思いますか?
この記事についての意見:
子供に「暴力的ゲーム」をプレイさせたほうが良い
もっと子供に暴力的なゲームを!? 米大学が暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に関連性ありと発表 (Kotaku Japan)
個人的にはビデオゲームで遊んだりしないので、暴力的ゲームどころかゲーム全般には詳しくないですが、「させたほうが良い」というよりは、遊んでもいいという感じです。仮に暴力的ゲームが野蛮性を生んだり、教育上よくない傾向を生み出すのであれば、それはそうなる前に親がしっかりと子をしつけをしたらいいのであり、ゲームに責任を転嫁してはいけません。しかし、アメリカでの研究結果をそのまま日本でもあてはめるべきだといわんばかりのトピ主の考えは全く賛同できません。
アメリカの多くの都市、特に中規模以上の都市では、所得や街づくりなどのの違いにより、治安の良し悪しがくっきりと分かれます。特に治安の悪い地域では、いかにして子供たちを犯罪に巻き込まず、健全に育てるべきかが課題となっています。そこではスポーツプログラムを組んだり、いろんな地域活動団体を作り、子供たちを犯罪から遠ざけようとしています。
ビデオゲームはそうした活動とは違いますが、子供たちを家から出さず、外の悪いものから離す効果はあります。それによって子供たちが「鉛暴露にあう(問題行動に繋がる)機会が減った」となり、犯罪率が減るという理論なのでしょう。もしくは、ビデオゲームを持っている家庭とそうではない家庭の所得や教育水準、住環境の違いもあるはずです。あらゆる点でアメリカと日本とでは状況が違いすぎます。
また、この記事の中に殺人及び強盗発生率のグラフがありますが、1991年以後、率が低下しているのは警察が強い力をもって治安回復活動を始めたからであり、ゲームとは何も関係ないと考えます。