電車の中の過ごし方

今朝電車で隣りに立っていた女の子は
まわりが心配するほどにアクティブに寝ていて
本を読んでいた私にもガンガンあたってくるので少し離れる。
片手に傘を持ち、バックを肩に掛け、片手で掴んだつり革と足を軸に
グルングルン回り続ける。
しばらくすると自らつり革から手を離し（皆緊張）、髪を耳に掛け、到着駅を確認して、持ち手を交換する。
で、0.5秒後には回っている。
30分間ハラハラしながら見ていたワタシはドップリ疲れてしまった。

よっぽど眠かったのだろう。
ちょっとみっともない姿はヒトゴトとは思えなかった。


会社帰りの電車は座れるのでだいたい寝てしまう。
隣りの人に寄りかかったりしてしまうのは普通で
小声だが寝言を言ったこともある。


そのなかでも思い出すだけで恥ずかしいのが…

姿勢を正して座っていて、そのまま寝てしまったときのこと。
混みだした電車でとてもリアルな夢を見ていた。
おいしそうな何かを
「さあ、お食べよ」といわんばかりに目の前差し出されたので（しかも箸で）
まるーくおくちを開け、前のめりになって
パクっとやってしまった。

途端、目を覚ましたが
恥ずかしくて開ける事はできなかった。
前に立っていた男性との距離はわからないけど
驚いたに決まっている。

ワタシ、微笑んでいたかもしれない。