勘太郎爺奮闘記

滞在合計26ケ国、21年の海外生活が終りました
振り返りながら 日々の生活も綴ります

1997年~2001年台湾・東北角の旅 その2

2018-03-06 | 風景・地形2

1997年~2001年台湾・東北角の旅 その1に続き、台湾東北角の見所(礁渓から花蓮)について、記述します。

 

12.礁渓温泉

小北投といわれるだけあって、湯量が豊富な台湾の中でも有名な温泉郷です。町中いたるところに温泉宿があり、温泉の上に町があると言った感じです。夜は、かなり華やか。お湯は無色無臭。泊まりはやはり温泉ですね。

われわれが宿泊したのは中信グループのホテル礁渓中信飯店。周りは畑ばかり、ベランダからバードウオッチングができると、ホテルは宣伝している。

礁渓は空心菜で有名なまち。空心菜クラブのメンバーは訪れるべき。

 

13.五峰旗瀑布

礁渓駅から車で15分くらい山に向かい、そこから約1時間ほど石段を散歩する。滝は3個所ある。最奥の滝が一番大きい。折からの、雨で水量もおおく、高さ100M位か? 水は途中にさえぎるものがないので、まっすぐに落ち、途中で水が霧状になってしまっている。この滝は礁渓ゴルフ場から眺めるのが最高です。望遠レンズを持ってくればよかったと思った。

 

14.礁渓ゴルフ場

山の中腹にあるWhite Teeで6663ヤード、パー72のコース。スコアーに関係なく、亀山島や五峰旗瀑布や太平洋を満喫しながら、楽しめます。

 

15.甲子蘭酒文物館(宣蘭酒廠)

宣蘭站から康楽路をまっすぐ行き、城西路に突き当たり、曲がった所にある。米酒、紅露酒を作っていた酒蔵であったが、今は多角化して、「樽蔵金棗酒(キンカン酒)」を主につくっている工場です。ショウルームを完成させ、一般に開放している。映像ルームでの映画(英語字幕付)、沿革、製造方法、道具、酒の効能などを展示しており、お土産屋もばっちり。酒好きな方は必見。

 

16.羅東運動場

日本造園学会の平成10年度学会賞を受賞した公園だけあってさすがに魅力的ですね。真中に大きな池があり、近くで産出する白い岩で山水画に出てくるような、庭、月山を組み合わせてあり、これが台湾か?とチョットびっくりしました。まわりに運動場、テニスコートなどもあり、面積は600mx700mくらいかなと、思いましたが、まわりに建物がすくないので、もっと広く感じました。子供ずれ、カップルが沢山いました。レンタルの自転車は行列ができ、乗れませんでした。木にりんごのような赤い実がなっていましたが、有毒果樹と札がぶらさがってあり、なぜ有毒果樹を公園に植えてあるのか、または実を取られない為の演出か疑問に感じた。

羅東運動場

 

 

蘇澳の冷泉

 

17.蘇澳の冷泉

イタリヤとここしかないと「地球の歩き方」に謳っているが、確か、九州の阿蘇山にも冷泉はあったが、違うかな?150NT$で水着と帽子を買って、挑戦してみた。浴場は小さなプールといった感じ。衣類を入れるロッカーに鍵がなく、友人とかわるがわる衣類を監視しながら、入浴(?)する。旅行客、地元の子供達と沢山入っていた。若い女性もかなりいた。22度というが、やはりつめたい。屋根がない太陽があたる所へ移動したくなる。10分も入れば十分。レモンの入った冷泉水(炭酸水)を飲んだが、気温が暑かっただけに、うまかった。

2回目の訪問時は友人から宿題をもらっていましたので、再度挑戦しました。今度は料金無料の公衆浴場のほうです。男専用、女専用と混浴(上記写真)があり、男専用と混浴と両方楽しんだ。冷泉の底(石が敷いてある)から炭酸の泡がでてきており、冷泉水もいっしょに湧いてきております。前回はかなり外気が暑かったが、今回は外気温も低く、中に入ってじっとしているとぽかぽかしてきました。ガイドブックの表現は正しかったと言えますね。 男専用では下駄履きで入って来て、いきなり、OOチンになり、石鹸で体を洗っているおじいさんがいました。 

 

18.蘇澳近辺の海鮮料理

海辺の海鮮料理はさすが新鮮でなかなかうまい。刺身にはじまり、海老、蟹、烏賊、魚、空心菜、台湾芋の揚げ物などの料理がこれでもかこれでもかと、次々と出てくる。15CM位の烏賊で、墨がそのまま入った醤油煮込みのような料理にはびっくり。おかげで、全員の口の中が、真っ黒となった。(大笑い)

 

19.蘇澳港

周りを丘で囲まれた天然良港である。港の入り口に位置する南方蘇へ渡る、大きな美しいつり橋があり、つり橋からの眺めがグー。夏の青空、入道雲、水平線と最高の眺め。基隆の補助港と言われているだけあって、かなり大きな船が入っている。また、台風の為,避難している漁船で満杯だった。ここから、山に登り、蘇花公路へと入っていく。

 

20.蘇花公路ー>清水断崖

約4時間に渡り、2車線の崖淵道路を花蓮に向けドライブ。右に左へと曲がるので、追い越しは危険である。和平から崇徳まで約25KM、片や見上げる断崖絶壁、片や見下ろす断崖絶壁と、岩に打ち砕ける白い波、太平洋の海原と壮観である。運転を失敗し、半分落ちかかったトラック、乗用車が置き去りにされていた。あちこちに、落石の後があり、道路にも石がころがっている。運転を間違えば太平洋に飛び込むことになり、スリルと景観を同時に満喫できます。。花蓮近くの清水山(2407M)の東側あたりに清水断崖とかかれた看板がかかった駐車場が用意されており、ゆっくり断崖風景を眺められる。また、石段を断崖を下り、波打ち際まで行ける。太魯閣見学にきた人はぜひここまで足をのばすべき。

蘇花公路入り口

 

 

清水断崖

 

21.花蓮太魯閣渓谷

花蓮は日本統治時代から南方へ向かう船の物資供給港として発展した町で、古い日本の家並みが現在も残っています。また、先住民族のアミ族の町でもあり、観光演芸場では先住民族のダンスなどを見ることができます。東西横貫道路の花蓮側に位置する太魯閣渓谷では、立霧渓の流れが長い年月をかけ大理石を侵食してできた断崖絶壁が約20kmも続き、壮観であると共に,白い大理石と緑の木々との調和が自然の美しさをかもし出しています。

太魯閣(太魯閣渓谷および東西横貫道路入り口)

 

燕子口のトンネルとインディアン岩

 

 22.液香偏食店@花蓮市中正路

夜は、蒋経国前総統が良く通った「液香偏食店」にてワンタンを味わう。1秒に2-3個の速さで、ワンタンを作る小姐に全員感心する。昼の食事がまだ腹に残っているといいながら、うまいので、皆さん、2杯たいらげた。

 

23.阿美文化村

初めての人にはアミ族のダンスも新鮮味があり、興味深いが、九族文化村、三地門とすでに何回も訪問しているので、少し、食傷気味でした。

 

24.鯨ウオッチング

花蓮の港から船を雇い、鯨ウオッチングを計画していたが、台風の影響で海が荒れており,残念ながら断念した。4人そろえば(4人分の料金を払えば)、船を出してくれるそうだ。その他,魚つり(黒鯛など)も楽しめそうだ。

 

 

 清水断崖、太魯閣渓谷の衛星写真がGOOGLE MAPSで見れます

清水断崖: Pointer 24°13'2.94", 121°41'37.06"

 

太魯閣渓谷: Pointer 24°10'8.82", 121°34'4.50"

 

 

 

 

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