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暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2024年度女子雪山サブ春期合宿報告書より

2025-02-22 19:13:46 | 現役活動報告

2024年度女子雪山サブ春季合宿報告書 

In赤坂山・三国山

<PL総括> 

文責:PL3回生Y

サブ春季合宿は春季合宿成功のための訓練として赤坂山・三国山で行った。

全体としては課題の残った山行になってしまったが、一回生の成長を感じられる合宿でもあった。初日に1回生Aが体調不良で帰宅し、1回生Yも少し体調に不安を感じていた。さらに二日目の山行中には、1回生Kが体力不足により続行できないと判断したため下山することとなってしまった。体力づくりは徹底してきたつもりであったが今後さらにトレーニングを徹底し、荷物の軽量化や歩き方の訓練等を行っていくべきだと感じた。しかし、赤坂山から三国山に先行したメンバーは、ラッセルに苦労しながらも良いペースで下山することができたため、春季合宿を見越したいいトレーニングになったと感じている。先行組のリーダーを務めたSL3回生Kの読図能力や体力、気力の成長と、それについていく一回生の成長は目を見張るものがあり、今後の春季合宿や、さらに来年度の活動にも生かしていってほしい。

<反省と改善>

 

文責:SL3回生K

反省

  1. テントの撤収などの団体行動は前回より早くなったが、個人装備の準備に時間がかかり、出発が遅れた。
  2. お菓子や食材が一部カラスに襲われた。
  3. ヘッドが1つ壊れていた
  4. トレースがない道のラッセルに時間がかかってしまった。
  5. 序盤にアイゼンが取れてしまう部員がおり、装着に時間がかかってしまった。
  6. 序盤から体力に不安のある部員がおり、トレーニングも兼ねて山頂まで行く予定だったため、前半部分に時間をかけてしまった。
  7. ペースが早まり、後ろの部員と間が空いてしまった。
  8. ワカンの装着に時間がかかり、出発が遅れた
  9. 撤退組と続行組を分ける際に判断に時間が少しかかってしまい、後輩に山頂で待たせてしまった。

続行組の反省点↓

  1. 登山者のトレースが全くなく、ラッセルに時間がかかった。
  2. ラッセルに体力が削がれ、行動時間が長くなってしまった。
  3. 道迷いや危険箇所に立ち入りそうになった。
  4. plの体力不足で十分に後輩を気遣えなかった。

改善

  1. 個人装備の撤収の練習を時間を測り行う。
  2. 食材は密閉し、動物に襲われないようなところに置くことを徹底する。
  3. 事前の装備点検を徹底することはもちろんだが、前回の合宿で壊れた装備などがある場合は部員間で共有する体制を取る。
  4. ラッセルをする道を瞬時に判断できるようになる。
  5. アイゼンの装着確認を出発前に上回が行う。アイゼンの装着練習を毎回の合宿時に行う。
  6. 春期合宿や補完合宿までにトレーニングを行い、体力をつける。
  7. 強風で後ろの声などが聞こえにくくなるので、こまめに後ろを確認する。
  8. ワカンの装着練習をもう少し行う必要があった。時間を測り何回も練習することが大切であると感じた。
  9. 山頂までの休憩時に毎回SLとPLの話し合いを行う。

続行組の改善点↓

  1. ルートファインディング能力を高める。
  2. 体力をつける。後方と交代しながらラッセルする。
  3. ルートファインディング能力を高める。
  4. 後方を確認することだけでなく、部員の体調面での会話を積極的に行う。

 

〈行動日程〉

文責:1回生T

2/12(水)

時間

場所・行動内容

所要時間

4:40

マキノ高原キャンプ場・出発

 

5:15

334m地点・小休止

0:35

5:20

334m地点・出発

0:05

6:10

東屋・大休止

0:50

6:20

東屋・出発

0:10

7:40

617m地点・小休止

1:20

7:45

617m地点・出発

0:05

9:00

赤坂山山頂・到着

1:15

9:45

高島トレイル・小休止

0:45

9:50

高島トレイル・出発

0:05

10:40

792m地点・小休止

0:50

10:45

792m地点・出発

0:05

12:00

620m地点・大休止

1:15

12:10

620m地点・出発

0:10

13:00

438m地点・小休止

0:50

13:05

438m地点・出発

0:05

14:05

下山口・到着

1:00

15:00

マキノ高原キャンプ場・到着

0:55

 

行動(下山組) 

文責1回生K

 

時間

行動内容

所要時間

9:30

赤坂山頂出発

 

10:40

東屋到着 休止・アイゼン履き替え

1:10

11:00

東屋出発

0:20

12:00

マキノ高原キャンプ場到着

1:00

 

〈気象報告〉


文責∶1回生Y

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

7:40

曇り

-1

不明

2

層積雲

9:00

曇り

-3

不明

5

高層雲

14:05

0

不明

2

乱層雲

2日目の12日(水)は、曇り時々雨であり、山頂では風が強く気温は低かった。

 

〈衛生報告〉

文責∶1回生Y

衛生装備の使用はなかった。

 

〈装備〉

文責∶1回生Y

ガス缶2個使い切った。


2024年度ロングトレイル班サブ春期合宿報告書より

2025-02-21 14:40:55 | 現役活動報告


文責:PL2回生K
〈総括〉
本合宿では、福岡県の旧街道を舞台に、一日目約40キロ、

二日目約50キロの行程を踏破する計画であった。

初日は気温が低かったものの天候には恵まれ、大きな問題はなく進行することができた。しかし、二日目は強い雪、

時々雨という厳しい気象条件のもと、路上の凍結も相まって難航する場面があった。  


悪条件下での長距離移動となったが、メンバー全員が体調を崩すことなく、当初の計画通り完遂することができた点は非常に評価できる。足元への注意や、各メンバーの体調管理に対する意識の高さが、無事に行程を終えることにつながったと考える。  
今回の合宿では悪天候下での判断力が養われ、さらに、長時間の歩行におけるペース配分の重要性を改めて実感する機会となった。

 

 

〈反省と改善〉
1. 計画していた時間に間に合わなかったため、心配をかけてしまった。
コースタイムを長めに見積もり、間に合わないと判断したらすぐに連絡をする。
2. 事前に悪天候時の対策がしっかりできていなかった。
山ではない道のりとは言えど普通は歩かない距離と時間を吹雪の中で歩くことを理解した上で計画や用意をする。装備や防寒対策の見直しを行う。


〈行動日程〉
1日目
時間 場所 所要時間
9:15 濡れ衣塚(福岡市博多区) 
10:55 香椎駅付近ダウン 10分
12:15 糟屋郡新宮町 昼食 30分
13:00 太閤水(糟屋郡新宮町)ダウン 10分
14:55 湯釜池付近 ダウン 10分
16:20 畦町宿西構口跡(福津市本木)ダウン 5分
18:20 須賀神社(宗像市赤間) ダウン 10分
20:10 氏森神社(福岡県遠賀郡岡垣町)  


2日目
7:30 氏森神社(福岡県遠賀郡岡垣町) 
9:50 福岡藩焚石会所跡(遠賀郡芦屋町)ダウン 15分
12:30 福岡県北九州市若松区二島 昼食 30分
14:20 若松御茶屋跡(北九州市若松区)ダウン 5分
16:00 常磐橋(北九州市小倉北区)ダウン 5分
18:20 徳力(北九州市小倉南区)ダウン 5分
21:05 JR 採銅所駅 


〈気象〉


 
気温は2℃前後であった。曇りであったが雪や雨は降らなかった。

 
夜の間に雪が積もった。途中地元の人と雑談することがあったがバスや電車にも被害が出ていたそうだ。昼まで激しい風とともに雪が降った。夜は歩道が凍っていた。


〈食料〉
各自持参

〈装備・衛星〉
装備・衛星の使用はなかった。

↓活動中の写真等です

 

 

 


2024年度2月法政大学関西大学合同ワンデリング報告

2025-02-17 11:27:40 | 現役活動報告

2024年度(2月)関西大学法政大学合同ワンデリング報告

 

2025年2月15日~16日にかけて白馬五竜スキー場、法政大学遠見小屋にて合同でワンデリング、親睦会、スキー交流を実施致しました。準備にご尽力して下さいましたホスト側法政大学ワンダーフォーゲル部関係者の皆様へ感謝申し上げます。両日共にまたとない好天の中活動を実施する事ができました。双方の部員・OBで小屋での親睦交流会、歌唱、五竜スキー場での滑降練習にて交流も深めることができました。ご参加いただきました皆様どうもありがとうございました。

 

名称:2024 年度法政大学関西大学 WV 部合同ワンデリング

目的:交流親睦を深める

期間:2025 年 2 月 15 日(土)~16 日(日)

山域:エイブル白馬五竜スキー場遠見尾根

形式:1パーティ形式

集合:2025 年 2 月 15 日(土)13:00→9:00五竜エスカルプラザ前

出発:2025 年 2 月 15 日(土)9:30 白馬五竜エスカルプラザ前

解散:2025 年 2 月 16 日(日)16:00 白馬五竜エスカルプラザ前

 

<行動日程>

2 月 15 日(土)

9:00 白馬五竜エスカルプラザ前(集合) →10:00五竜テレキャビン アルプス第一ペアリフト→10:30法政大学遠見小屋(小屋泊)→15:45記念撮影

16:00 天気図作成・食事準備・17:30 懇親会スタート、両校の活動記録発表、歌唱等22:00 消灯

2 月 16 日(日)

5:00起床→5:30朝食→小屋閉め作業 8:30→スキー滑降交流→16:00白馬五竜エスカルプラザ前(解散)

 

衛生報告:

移動疲れの為か疲労気味の部員が何名かいた。自身の体調に関して速やかに上回生伝え、スキー滑降は控え以降の予定の為、体力回復に専念した方が良かったのではないかと思う

(入山前の体調管理を前提として、下の学年の者が上回生に速い目に自身の体調不良を伝えることができるような部としての環境作りも課題であると思われる。)

2月15日

朝:各自、行動時:各自行動食、夕食:鍋、ご飯、おつまみ類、飲み物類

朝中華丼、みそ汁、行動時:各自行動食

 

装備報告

スキーレンタル代を浮かせるために部の装備をスキー板3本ブーツ3本持って行ったが、結局合わずレンタルの物を使用する事となってしまった。

交流会であるにも関わらず部の旗を忘れてしまった。

 

 

気象報告

2025年2月15日(月)16:30/法政大学遠見小屋1592m/電波ドコモ2本

快晴/気温-5度/雲形/巻積雲/雲量/5~6/雲行/東/風速5mくらい/風/北西/

雪質:5mくらいの締まった雪、日当たりの良い雪面は放射冷却の為か表面が氷結している箇所もあった。

快晴で登山日和であった。夕方頃は雲量が増えた。

2025年2月16日(火)9:00/法政大学遠見小屋1592m/電波ドコモ2本

快晴/気温-5度/雲形/層積雲/雲量/7~8/雲行/東/風速2~3m/風/北西/

雪質:5mくらいの締まった雪、気温が夜間はだいぶ下がった為がスキー場の雪質は上部は圧雪された上はサラサラしており、標高が下がるにつれて氷結→ザラメ雪質と変化していった。

午前中雲量が多かったが午後には快晴となった。尾根上も雪煙が舞っておらず間違いない登山日和であった。

以下写真などです。

今年度は白馬一帯は過去にない積雪量です。

遠見小屋に到着です

小屋が近年稀に見る大雪で埋もれているので双方で掘り出し作業を行いました。

今日明日とお世話になります法政大学遠見小屋です

よろしくお願い致します。

関大側顧問と会長は遠見尾根の小遠見山2007mへと向かいました。

この雪の量で大迫力・好天で絶景です。

16時頃より天気図作成しながら食事の準備を進めました。

アウトドア好きな皆様は必ず憧れるであると思います薪ストーブです。

極寒の中小屋の中でこの周りに行きますと心も体も暖まり

自然と表情も和らぎ、会話も弾みます。

 

夕食後は懇親会にて双方活動の発表、山の歌を唄うなどして交流を深めました。伝統的な山の歌を是非とも後世に伝えたいものであります

 

翌16日は小屋閉め作業の後、スキー交流会を実施しました。

撮影・スキー指導にご協力いただきました法政大学OB様ありがとうございました。

早朝は雲量多かったですが、徐々に雲は減り初めました。

 

厳冬期は人を寄せ付けない五竜岳です。この峰に現れる特徴的な雪形(岩形)は武田家の家紋でる武田菱に似ているようで、以前は御陵岳と呼ばれていたそうです。

 

ラストは山スキーやっているワンゲル部恒例!?の

全装でのスキー滑降を行いました!

 

エイブル白馬五竜スキー場最難関コース

斜度最大37°平均30°のチャンピオンエキスパートコースです。

不整地滑降訓練に最適です。

 

2025年度関西入学生の皆様へ

当部は他大学ワンダーフォーゲル部との交流なども実施しております

興味ありましたら新歓ブース、部室にて一同お待ちしております!