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暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2024年度大雪山PW報告書より

2024-09-24 15:34:08 | 現役活動報告

<PL総括>

文責:PL(Y)

 

 本山行は北海道らしい秋晴れで快適に活動することができた。懸念事項の一つであるヒグマについても熊鈴と話し声などで逃げたのか、遭遇は全くなかった。水についてはやはり涸れており少人数だったので何とかなったが、部の活動としては8月上旬に行ったほうが良いと感じた。今回PLとして計画段階からかなり含みを持たせた行動計画としており、荒天の場合や、ケガの場合など様々な想定をしていたが、良い想定の上から2番目の活動をすることができた。自身の活動の集大成として今までの経験から事前準備と当日の臨機応変な判断が活動を円滑に進めることができ、念願のかつてボツになった大雪山十勝岳縦走を2年越しに達成することができた。また、今回の山行に同行してくれた2回生Tについてはとても頼りになるメンバーであった。モチベーションも高く、体力も十分にあるので次年度の活動にも期待が持てた。願わくは部員全員に熱意が伝染するような活躍をしてほしいと考える。

この活動報告書が将来の部の活動の参考になれば幸いである。

 

<活動後の感想>

文責:PL(Y)

 1,2日目は神戸から旭川までの移動であった。舞鶴深夜発のフェリーに乗船し、約20時間かけて北海道小樽まで向かった。神戸からのセットバスプランと学割を併用することで片道10000円でツーリストA席を取ることができる。このプランは1週間前までの予約が必須なので帰りの予約は日程を用検討する必要がある。ツーリスト席は広めのベッドで、ザックも置けて快適に過ごすことができた。下船後は電車を乗り継いで旭川駅まで向かった。旭川駅構内は夜間閉鎖なので駅寝はできない。

 3日目は旭川駅からバスに乗って旭岳ロープウェイに向かった。微風の気温20度以下で活動した。大雪山は日本アルプスとは別ベクトルの大地の雄大さを味わうことができた。白雲岳避難小屋は有人小屋で、水が豊富にありトイレもある。ただし、使用済みロールの持ち帰りは留意すべきである。夜の星空は一見の価値がある。

 4日目は前日に熊の目撃情報があった高根ヶ原を通り、忠別岳まで向かった。それまでは、熊どころか人にも会わず、北海道の大自然を独り占めすることができた。そこから化雲岳までのルートは木道となっており、雄大な大自然を噛みしめながらテンポよく進むことができた。化雲岳で休憩を取りながら、今後の天候と体調を確認し、予定であったヒサゴ沼避難小屋ではなく、その先のトムラウシ南沼野営指定地まで向かうことにした。トムラウシまでの鞍部付近で大阪大学ワンダーフォーゲル部とすれ違った。9人*3パーティーで行動しており、トムラウシ温泉から旭岳までの縦走とのことであった。南沼は水が枯れているとの情報をいただいた。トムラウシの上りは岩塊地帯であり、かなりの疲労がたまったため、トムラウシ山頂経由ではなくトラバースルートを通り、南沼でテントを設営した。北沼で浄水器を使い取水した。夜から明け方にかけて前線の通過により荒天が予想されたのでテントを念入りに設営して嵐に備えた。

 5日目は午前中から晴れの予報であったが、明け方まで暴風雨であり、行程が10時間のルートであり、疲労もたまっていたことから休息日とした。そのため9時まで、13,4時間ほど睡眠をとった。このことから前日の活動の疲労だけでなく長距離移動や旭川野宿などによってかなり疲れていたことがわかる。雨が止みテントから出ると、南沼が復活しており、水場が復活していた。

 

休息日はトムラウシ山頂でリラックスしたり、コーヒーを飲んだり、テントや物を乾かしながらくつろいだ。また、この先のルートでは水確保が期待できないため、2日分以上の水を汲み、靴ズレ処置を行い、次の日に備えた。

 6日目は少し雲があるが晴れで、三川台までは快適に歩くことができた。しかし、双子池まではハイマツや笹薮が登山道を覆いつくしており、半袖では擦り傷が絶えず、ザックの外付けはよく引っかかった。ザックの横や下にマットをつけているとズタズタになるので後ろにつけるなどの工夫が必要である。

昨日の休息のおかげで双子池までコースタイムよりもかなり速いペースで着くことができたため、無補給の縦走を目指すべく、美瑛富士避難小屋まで向かうこととした (双子池で泊まると7日目に十勝岳に向かえず、尚且つ水が枯渇するため吹上温泉へ水を補給してから8日目に十勝岳にピストンする計画であった)。オプタテシケ山の上りは7日目の分の水も持っており、水ボッカ状態だったためかなりしんどかったが、急登を終えた先の景色に圧倒された。オプタテシケまでの稜線は今までの疲労を消し飛ばしてくれる絶景で、山頂では旭岳・トムラウシ・十勝岳・富良野岳などの十勝・大雪山が一望できる展望スポットであった。その後は十勝岳エリアに来たことによって、土曜日であったことで登山者が多く、美瑛富士避難小屋の小さなテントサイトのいいスペースは埋まっており、夕方には満杯になっていた。

 7日目は湿気を多く含む濃霧であったが、予定通り行動を開始した。美瑛岳までの上りでは西からの強風に体を煽られながらかなりの時間をかけて歩いた。活動中は10度を下回る中、湿気によって濡れた雨具が風で体を冷やしていくのを我慢しながら歩いた。濃霧でルートから外れたりしたが、次第に湿気が和らぎ雲の隙間から青空が見えだしたことに希望を見出しながら体感風速30m/sの爆風のなか十勝岳山頂についた。そこから上富良野岳を目指し、進んでいくと雲が消え去り快晴となった。上富良野岳までの稜線は細尾根が2つあり通行には注意が必要であった。その後十勝岳温泉まで下山し、活動を終了した。

 終始活動時20度以下、夜間5度と防寒対策はある程度必要であるが過ごしやすい気候で6日間の予定であった行動計画も実質4日で消化することができ、とても満足のいく山行であった。大雪山の魅力は写真では表せないほど雄大で素晴らしいので是非興味のある方は行ってもらいたいと思う。

 

<反省と改善>

文責:SL2回生T

(反省)

風が強いタイミングでの行動の際にバランスを崩し、転倒しかけるようなことが    何度かあった。

 

(改善) 

歩行技術の上達、悪天候時の行動の判断

 

<行動日程>

文責:SL2回生T

9月4日

時間

場所・行動内容

所要時間

9:30

姿見駅・行動開始

 

9:55

姿見の池・ダウン1

0:25

10:00

同上・出発

0:05

10:55

2020地点・ダウン2

0:55

11:00

同上・出発

0:05

11:45

旭岳・ダウン3

0:45

12:00

同上・出発

0:15

12:50

間宮岳分岐ダウン4

0:50

12:55

同上・出発

0:05

13:35

北海岳・ダウン5

0:40

13:50

同上・出発

0:15

14:40

白雲分岐・ダウン6

0:50

14:45

同上・出発

0:05

15:00

白雲岳・ダウン7

0:15

15:05

同上・出発

0:05

15:20

白雲分岐

0:15

15:40

白雲岳避難小屋・行動終了

0:20

9月5日

時間

場所・行動内容

所要時間

3:00

起床

 

4:20

白雲岳避難小屋・行動開始

1:20

5:55

平ヶ岳・ダウン1

1:35

6:05

同上・出発

0:10

7:05

忠別沼・ダウン2

1:00

7:10

同上・出発

0:05

8:00

忠別岳・ダウン3

0:50

8:20

同上・出発

0:20

9:10

忠別岳避難小屋分岐・ダウン4

0:50

9:20

同上・出発

0:10

10:00

五色岳・ダウン5

0:40

10:10

同上・出発

0:10

11:20

化雲岳・ダウン6

1:10

11:40

同上・出発

0:20

12:40

天沼・ダウン7

1:00

12:50

同上・出発

0:10

14:40

北沼・ダウン8、水汲み

1:50

15:00

同上・出発

0:20

15:30

南沼キャンプ場・行動終了

0:30

9月6日(休息日)

時間

場所・行動内容

所要時間

9:00

起床

 

9:35

南沼キャンプ場・行動開始

0:35

9:50

トムラウシ山

0:15

10:05

南沼キャンプ場・行動終了

0:15

9月7日

時間

場所・行動内容

所要時間

2:30

起床

 

3:30

南沼キャンプ場・行動開始

1:00

6:00

ツリガネ山取付1510地点・ダウン1

2:30

6:10

同上・出発

0:10

6:50

ツリガネの肩・ダウン2

0:40

7:00

同上・出発

0:10

7:55

コスマヌプリ取付1540地点・ダウン3

0:55

8:05

同上・出発

0:10

9:00

美真岳・ダウン4

0:55

9:15

同上・出発

0:15

10:10

双子池・ダウン5

0:55

10:25

同上・出発

0:15

12:10

オプタテシケ岳・ダウン6

1:45

13:00

同上・出発

0:50

14:40

美瑛富士避難小屋・ダウン7

1:40

14:55

同上・出発

0:15

15:50

美瑛富士・ダウン8

0:55

16:05

同上・出発

0:15

16:45

美瑛富士避難小屋・行動終了

0:40

 

9月8日

時間

場所・行動内容

所要時間

3:30

起床

 

4:30

美瑛富士避難小屋・行動開始

1:00

6:30

美瑛岳山頂直下・ダウン1

2:00

6:40

同上・出発

0:10

9:10

新得コース分岐手前1970地点・ダウン2

2:30

9:20

同上・出発

0:10

10:45

上ホロカメツトク避難小屋・ダウン3

1:25

11:00

同上・出発

0:15

13:40

十勝温泉・下山

2:40

 

<気象報告>

文責:SL2回生T

1日目は行動中常に晴れていた。午後になると雲量は増えてきたが、天気が崩れることはなかった。

2日目も行動中は常に晴れていた。その影響で水場が枯れていることが多く、水の入手に苦労した。

3日目は0:00~8:00にかけて激しい雨と風が吹いていた。ただ、朝になるにつれ落ち着いていき、10時ごろには晴れになった。

4日目も終始天気が良かった。途中一時的にガスがかかることもあったがすぐに晴れ、大雪山の大絶景を存分に堪能することができた。

5日目は朝方からガスっており、風も非常に強かった。雨は降っていなかったが、湿度は非常に高く、レインウェアはびしょびしょになった。特に美瑛岳を登っているときは前に進むのも困難な風で、30キロのザックを背負っていても体を持っていかれることが何度もあった。おそらく20m/s以上の風であったのではないだろうか。午後になると風は強いままであったが雲は抜けていき、11:00ごろにはきれいな青空を見ることができた。

日時

天気

気温

風向

風力

雲量

地点

9月4日

快晴

12℃

4

1

旭岳

9月5日

晴れ

13℃

南東

5

6

化雲岳

9月6日

晴れ

10℃

西

5

5

トムラウシ山

9月7日

晴れ

12℃

北西

6

5

オプタテシケ岳

9月8日

曇り

9℃

南西

8

10

十勝岳

 

<食糧計画>

文責:SL2回生T

9月4日

夕食 キノコパスタとツナを1人2人前ずつ食した。コッヘルをきれいにするためにスープも飲んだ。

 

9月5日

朝食 どん兵衛を1人1つずつ食した。

夕食 アルファ米に大盛りのカレーを入れて食した。コッヘルをきれいにするためにスープも飲んだ。

 

9月6日

朝食 どん兵衛を1人1つずつ食した。

夕食 バジルのパスタとツナを1人2人前ずつ食した。コッヘルをきれいにするためにスープも飲んだ。

 

9月7日

朝食 カレーメシを各自食した。

夕食 アルファ米にマーボー春雨3人前を入れて食した。

 

9月8日

朝食 カレーメシを各自食した。

 

 

<衛生報告>

文責:SL2回生T

靴擦れをしたため個人のキズパワーパッドを使用した。

 

<装備報告>

文責:SL2回生T

ガス缶を大1個使用した。テント内に敷くシートが一つしかなかったのでもう一つ持っていく必要があると感じた。


2024年度8月夏期合宿(男子)延長班報告書より

2024-09-23 21:27:22 | 現役活動報告

 

<総括>  

文責 PL3回生T

今回の合宿では同時進行していた本合宿班においてエスケープ並びにエスケープ中の滑落事故が発生した上、近年稀に見る勢力の台風10号接近によって延長班もエスケープせざるを得ない状況になるなど難しい判断を多く迫られる結果となった。まず、本合宿班のエスケープ及びエスケープ中の事故に関しては班間での情報共有不足により2日目行動中に初めて監督経由で知る事態となりパーティー内で混乱を招く事態となってしまった。これは2パーティーで行う山行においてあってはならない事であり、テン場出発前に必ずパーティー間で情報交換を行うなどの再発防止策を講じる必要があると考える。次に台風10号接近によるエスケープであるが、エスケープに至った経緯は別途まとめるとして 結果として班員全員が気力・体力共にまだある状態で本来7泊8日であった行程を4泊5日に短縮してエスケープせざるを得なくなったのは非常に悔しいものであった。しかし、下山後27日より台風10号の直撃は免れたものの 台風による湿った空気の流入により東海地方を中心に大雨が降り続き林道が閉鎖、公共交通機関も機能不全に陥っている状況を鑑みるとエスケープの判断は間違っていなかったと言えるであろう。また、エスケープをしたとはいえ正規合宿としてはコロナ禍後最長の4泊5日で獲得標高5000m水平距離にして44kmものかなりハードな行程をほぼCT通りに完踏できたのは班員各自の今までの努力故にである。故に班員各自には、この合宿を通して学んだ事、このハードな行程を完踏したという自信を持って今後の活動も頑張って貰いたい。

 

<エスケープの経緯>

文責 PL3回生T

台風の発生情報を初めて確認したのは2日目23日8:35頃の兎岳避難小屋においてであった。この時点での台風進路予想は28日未明に関西~東海地方付近に近年稀に見る勢力の台風が上陸しその影響で27~29は大雨・暴風が予想されるというものであった。この時点で天候悪化までの猶予は最低3日あり、予定通りに百間洞山の家方向に進んでも最短2日でエスケープ出来る状態であった為2日目は予定通り行程を進める判断とした。百間洞山の家では電波が入らなかった為 次に台風情報を確認したのは24日7:30頃の赤石岳山頂であった、この時の台風進路予想は前日に比べ若干西にズレつつあったが大きくは変わらないものであったその為最短エスケープが可能な赤石小屋経由のエスケープは不要と判断し3日目も予定通り荒川小屋までの行程を進める事とした。荒川小屋では電波が入る為、改めて夕方頃に台風情報を確認の上小屋の方にも相談を行った。その時点での判断材料としては、台風進路は西にずれつつ四国付近に上陸予想も 近年稀に見る勢力の為東海地方においても影響を受け27日未明より大雨・暴風予想でありこの状態は暫く続く可能性がある為27日から2~4日ほどは行動不能になる可能性が高い。また、小屋の方の情報としてこの規模の台風の場合 例年通りだと林道が台風上陸前より予防通行止めを行い 台風が過ぎ去った後も流入土砂の排除などが完了するまでかなりの間通行止めされ例え下山したとしても身動きが取れなくなる可能性が高いというものもあった。これを踏まえると、予備日(3日)を全消化しても完走できるか分からない上台風通過後に下山しても帰阪出来るか分からないという状況を踏まえると台風上陸前に下山を完了し帰阪するのが最良という判断となった。この場合、考えうるエスケープ経路として千枚小屋経由の26日椹島下山&帰阪 三伏峠経由の27日越路ゲート下山&帰阪があり。どちらも最終日小屋を飛ばせば1日短縮して下山可能というものであった。27日は大雨が確実視される状況においては、三伏峠小屋でテン泊しての27日下山という案はまず最初に排除された そうすると残ったのは25or26に千枚小屋経由で椹島に下山する案か 26に三伏峠経由で下山する案であった。この状況下で、三伏峠経由であれば26日に長時間行動をする必要があるにも関わらず26日の天候が確実に大丈夫だと言える保証がないということ、千枚小屋経由であれば最短25日降りれる上 26日下山であれば本合宿班が本来使う予定だったバスの予約枠とタクシーを使えるという状況であった。それら情報を踏まえて班員全員と話し合い その上でPL判断として千枚小屋経由椹島下山のエスケープを選択し、その旨を監督・大阪本部に24日18時頃連絡するに至った。

 

<反省と改善>

文責 SL3回生K

(反省)

  1. 本合宿班との連携がうまく取れていなかったため、山行中に本合宿班がエスケープしたことを知りパーティーメンバーが動揺。指揮の低下に繋がった。
  2. 雨天時における岩場、ガレ場歩行が未熟であったため滑る部員が多くいた。また、下りにおいて多くの時間を費やした。

 

(改善)

  1. 別パーティーと連携をとるためテント場などにおいて連絡をよく取り合う。
  2. 歩行技術の向上。

<行動日程> 

文責 1回生N

8月22日 

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

6:25

行動開始

 

6:55

小会所小屋跡・ダウン1

0:30

7:05

同上・出発

0:10

7:50

聖沢吊橋・ダウン2

0:45

8:00

同上・出発

0:10

8:40

1592m地点・ダウン3

0:40

8:45

同上・出発

0:05

9:25

1835m地点・ダウン4

0:40

9:30

同上・出発

0:05

10:00

乗越・ダウン5

0:30

10:15

同上・出発

0:15

11:10

滝見台・ダウン6

0:55

11:20

同上・出発

0:10

11:55

2188m地点・ダウン7

0:35

12:00

同上・出発

0:05

12:25

聖平小屋・行動終了

0:25

 

8月23日 

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

2:30

聖平小屋・起床

 

3:45

聖平小屋・行動開始

1:15

4:10

薊畑・ダウン1

0:25

4:15

同上・出発

0:05

5:00

小聖岳・ダウン2

0:45

5:10

同上・出発

0:10

5:50

2850m地点・ダウン3

0:40

5:55

同上・出発

0:05

6:25

前聖岳・ダウン4

0:30

6:35

同上・出発

0:10

7:00

2872m地点・ダウン5

0:25

7:05

同上・出発

0:05

7:40

聖兎のコル・ダウン6

0:35

7:55

同上・出発

0:15

8:35

兎岳避難小屋・ダウン7

0:40

8:45

同上・出発

0:10

9:05

兎岳・ダウン8

0:20

9:20

同上・出発

0:15

9:40

2693m地点・ダウン9

0:20

9:45

同上・出発

0:05

10:10

2636m鞍部・ダウン10

0:35

10:20

同上・出発

0:10

10:45

2713m地点・ダウン11

0:25

10:50

同上・出発

0:05

11:10

中盛丸山・ダウン12

0:20

11:30

同上・出発

0:20

12:30

百間洞山の家・行動終了

1:00

 

8月24日

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

3:00

百間洞山の家・起床

 

4:30

百間洞山の家・行動開始

1:30

5:15

百間平・ダウン1

0:45

5:25

同上・出発

0:10

6:05

赤石前コル・ダウン2

0:40

6:15

同上・出発

0:10

6:35

2913m地点・ダウン3

0:20

6:40

同上・出発

0:05

7:05

3071m地点・ダウン4

0:25

7:10

同上・出発

0:05

7:30

赤石岳・ダウン5

0:20

7:45

同上・出発

0:15

8:20

小赤石岳・ダウン6

0:35

8:25

同上・出発

0:05

8:55

大聖寺平・ダウン7

0:30

9:00

同上・出発

0:05

9:45

荒川小屋・行動終了

0:45

8月25日

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

3:30

荒川小屋・起床

 

4:40

荒川小屋・行動開始

1:10

5:15

2760m地点・ダウン1

0:35

5:20

同上・出発

0:05

5:45

2952m地点・ダウン2

0:25

5:50

同上・出発

0:05

6:10

荒川中岳・ダウン3

0:20

6:15

同上・出発

0:05

6:40

中岳悪沢コル・ダウン4

0:25

6:45

同上・出発

0:05

7:20

悪沢岳・ダウン5

0:35

7:35

同上・出発

0:15

8:30

千枚岳・ダウン6

0:55

8:40

同上・出発

0:10

9:10

千枚小屋・行動終了

0:30

8月26日

時間 

場所・行動内容 

所要時間 

4:00

千枚小屋・起床

 

5:30

千枚小屋・行動開始

1:30

6:45

蕨段・ダウン1

1:15

6:50

同上・出発

0:05

7:45

小石下・ダウン2

0:55

7:55

同上・出発

0:10

9:05

千枚大吊橋・ダウン3

1:10

9:10

同上・出発

0:05

9:20

行動終了

0:10

<気象報告>

 文責 3回生I

一日目の朝、気温は21度前後と涼しく、気温も安定していた。上りの時間がとても長かったので体感温度はかなり高かったと思う。テント場につき小一時間してからかなりの量の雨が降った。

二日目の朝は前日の降水もありじめじめとした感じが残っており、聖岳の手前まで若干の小雨が降っていたが登頂後は天候が回復し、快晴となった。

三日目は二日目の午後同様、雲量3程度の晴れが続いており行動中は比較的暑かった。

四日目、三日目同様快晴が続いた。行動時間も短かったため雨による直接的な影響は出なかったが午後4時過ぎから雨が降り始めた。

五日目

朝から雨が降っていたため起床時間を若干ずらした。

下り基調だったため行動時間は短く、雨も止んだため行動に直接的な影響は出なかった。

 

 

 

 

日時

天気

気温

風向

風力

雲量

雲系

地点

8月22日8時

曇り

18度

南西

1

7

層積雲

聖沢吊橋

8月23日4時

小雨

10度

東南

3

10

不明

薊畑

8月24日5時

晴れ

11度

1

5

不明

百閒洞山の家

8月25日6時

晴れ

14度

北東

3

4

層積雲

荒川中岳

 

<食料報告>                      

文責 1回生S

 

8月22日

夕食 パスタを茹でて,温め不要のミートソースをかけて食べた。

 

8月23日

朝食 お湯を沸かしてカレーメシを食べた。

夕食 米を1人1.2合×6人分の7.2合炊き、レトルトの牛丼を湯煎して食べた。

 

8月24日

朝食 棒ラーメンを湯煎して食べた。

夕食 米を1人1.2合分×6人分の7.2合炊き、レトルトのカレーを湯煎して食べた。

 

8月25日

朝食 お湯を沸かしてカレーメシを食べた。

夕食 米を1人1.2合分×6人分の7.2合炊き、各自のおかずを湯煎して食べた。

 

8月26日

朝食 米を1人0.9合分×6人分の5.4合炊き、各自のおかずを食べた。

<衛生報告>                      

文責 2回生N

衛生では部員2名が靴擦れになり、テーピングを半分、絆創膏を4つ使用した。また個人で持ってきた衛生装備の痛み止めを4錠服用した。

 

<装備報告>

文責 2回生N

ガス缶4つを消費した。

装備の紛失・故障はなかった。


2024年度錬成合宿A班報告書より

2024-09-23 20:20:36 | 現役活動報告

 

<総括>  

文責 PL3回生T

今回の錬成合宿は多くの一回生にとって初めてのアルプス・2000m超えの登山であった。その中で3泊4日を全員で予定通りやり通す事が出来たことは全員の努力故にであり非常に嬉しく思う。一方課題も多く見つかる合宿となった。まず、脚力・体力不足故に周りよりペースが落ちてしまう者、ガレ場での下りに慣れておらずペースが落ちてしまう者などがいた。もとより懸念していた課題ではあったが、各自の努力もあり遅れは許容範囲内となった。また、本合宿では午後からの悪天候を避けるため早朝出発(3:30前後)を心かけた結果ほとんど雨に降られることなく行動を終了出来た。この知見は同じ南アルプス山域である夏期合宿にも活かす事が出来るであろう。

<反省と改善>

文責 SL3回生K

(反省)

  1. 今回の合宿では岩場を通ることが多かったが、1回生が岩場歩きに慣れていないため通過するのに時間がかかってしまった。また、下りにおいてもまだ慣れていないため時間がかかってしまった。
  2. 泊数が多い分荷物が増えパッキングに時間がかかる場面が多かった。

(改善)

  1. 歩行技術の習得
  2. パッキングの練習反省

 

<行動日程>

文責:1回生K

8月5日

時間

場所・行動内容

所要時間

08:30

夜叉神峠・行動開始

 

BN09:00

1567地点・ダウン1

0:30

09:05

同上・出発

0:05

09:35

夜叉神峠小屋・ダウン2

0:30

09:45

同上・出発

0:10

10:15

1892地点・ダウン3

0:30

10:20

同上・出発

0:05

11:05

杖立峠・ダウン4

0:45

11:20

同上・出発

0:15

12:00

2281地点・ダウン5

0:40

12:05

同上・出発

0:05

12:45

苺平・ダウン6

0:40

12:55

同上・出発

0:10

13:20

南御室小屋・行動終了

0:25

 

8月6日

時間

場所・行動内容

所要時間

02:30

南御室小屋・起床

 

03:30

南御室小屋・行動開始

1:00

04:45

薬師岳小屋・ダウン1

1:15

04:55

同上・出発

0:10

05:05

薬師岳・ダウン2

0:10

05:15

同上・出発

0:10

05:40

観音岳・ダウン3

0:25

05:50

同上・出発

0:10

06:10

鳳凰小屋分岐・ダウン4

0:20

06:15

同上・出発

0:05

07:00

赤抜沢の頭・ダウン5

0:45

07:15

同上・出発

0:15

07:35

赤抜沢の頭・ダウン6

0:20

07:40

同上・出発

0:05

08:25

高嶺・ダウン7

0:45

08:35

同上・出発

0:10

09:05

2624地点・ダウン8

0:30

09:10

同上・出発

0:05

09:35

白鳳峠・ダウン9

0:25

09:45

同上・出発

0:10

10:00

赤薙沢の頭・ダウン10

0:15

10:10

同上・出発

0:10

10:50

広河原峠・ダウン11

0:40

11:00

同上・出発

0:10

11:30

早川尾根小屋・行動終了

0:30

8月7日

時間

場所・行動内容

所要時間

03:00

早川尾根小屋・起床

 

04:35

早川尾根小屋・行動開始

1:35

05:15

2582地点・ダウン1

0:40

05:25

同上・出発

0:10

06:15

2700地点・ダウン2

0:50

06:25

同上・出発

0:10

07:05

アサヨ峰・ダウン3

0:40

07:20

同上・出発

0:15

08:25

沢山・ダウン4

1:05

08:40

同上・出発

0:15

09:35

2382地点・ダウン5

0:55

9:40

同上・出発

0:05

10:20

仙水小屋・行動終了

0:40

 

8月8日

時間

場所・行動内容

所要時間

03:00

仙水小屋・起床

 

04:00

仙水小屋・行動開始

1:00

04:30

仙水峠・ダウン1

0:30

04:35

同上・出発

0:05

05:00

2518地点・ダウン2

0:25

05:05

同上・出発

0:05

05:25

駒津峰・ダウン3

0:20

05:35

同上・出発

0:10

06:30

甲斐駒ヶ岳・ダウン4

0:55

06:55

同上・出発

0:25

08:00

駒津峰・ダウン5

1:05

08:15

同上・出発

0:15

08:55

仙水峠・ダウン6

0:40

09:00

同上・出発

0:05

09:20

仙水小屋 着

0:20

11:00

仙水小屋 発

1:40

11:35

北沢峠・行動終了

0:35

 

 

<気象報告>

文責:1回生O

一日目の朝、空はやや曇っており、気温は21度で涼しかった。苺平までは雨が降ることはなくその後徐々に雨がぽつぽつと降り出してきたが、雨が強くなる前にテン場に到着で      きた。

                        

二日目起床時、曇ってはいたが雨はやんでおり気温は15度程度だった。鳳凰三山では、ガスもなくきれいな景色が見られた。二日目は一日を通して雨に降られることはなかった。

                

三日目起床時、雲はあまりなく晴れており気温は15度程度だった。太陽が昇ってきて気温が上がって霧が発生することはあったが、行動中は常に晴れていた。仙水小屋は標高も比較的低く日当たりがいいことからかなり暑く感じた。消灯後は雷が激しく鳴っていた。

四日目起床時、雲はあまりなく晴れており気温は15度程度だった。甲斐駒ヶ岳の頂上ではほとんどガスや雲は見られず晴れていた。私たちが甲斐駒ヶ岳を下り始めてから一時間くらいで頂上にはガスが形成されていた。 

 

日時

天気

気温

風向

風力

雲量

雲形

地点

8月5日8時30分

曇り

23度

北西

4

7

高層雲

夜叉神峠

8月6日5時5分

曇り

14度

西

4

8

巻層雲

 

薬師岳

8月7日5時30分

晴れ

15度

北西

5

3

巻雲

2582m

8月8日6時30分

晴れ

15度

西

6

1

巻雲

甲斐駒ヶ岳

 

<食料報告>                      

文責 2回生K

8月5日

夕食 米を1人1.2合✖︎7人分の8合炊き、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもを使用したビー

フシチューを調理した。米はコッヘルを焦がすことなくきれいに炊くことができた。

 

8月6日

朝食 各自パンを食した。

 

夕食 米を1人約1.5合✖︎7人分の9合炊き、レトルトカレーを湯煎して食した。湯煎のこ

り湯でスープを飲んだ。

 

8月7日 

朝食 パスタを1人200g✖︎7人分の計1400gゆで、市販のソースをかけて食べた。特に問

題なくきれいに作ることができた。

 

夕食 米を1人約1.5合✖︎7人分の9合炊き、レトルトの牛丼を湯煎して食した。米は焦が

すことなく綺麗に炊けることができた。

 

8月8日

朝食 カレーメシを、各自食した。

 

<衛生報告>

文責  1回生S

ムヒを使用した。団体装備に入っていなかったため、3回生の個人装備のものを使用した。夏は特に使う頻度が高いため、団体装備に追加する必要がある。

 

<装備報告>

文責 2回生N

ガス缶は8個使用した。今回の合宿でテントの防水処理が不十分であるのと、3テンと6テンの細引きが必要であると感じた。


2024年度8月女子夏期合宿報告書より

2024-09-23 19:29:22 | 現役活動報告

 

In常念岳・燕岳・蝶ヶ岳

 

<PL総括>

文責:PL3回生K

春学期の集大成となる夏期合宿は北アルプス山域で実施した。

まず、今回の合宿は個人的にとても満足のいくものであった。最後となる夏期合宿を当初から3回生らで行きたいと計画していたこの山域で実施でき喜ばしく思う。下級生らも前回の反省を活かし、食らいついて行動してくれていたため誰一人かけることなく合宿を無事終えることができた。

 前回の錬成合宿と比較し、天候にも恵まれ、早朝出発のおかげで北アルプスの美しい景色を存分に堪能することができた。長時間の行動から疲れを感じる場面も多くあったが、景色が広がる場所や野生動物と遭遇した際では皆で盛り上がり記念撮影を行ったりなど楽しみながらの山行であった。

 途中、体調不良や足の不調を訴える部員もいたが、その都度ダウンを取り症状の確認やテーピングなどの応急措置をスムーズに行うことができていた。これに関しては夏季休業前に行っていた全体トレーニングにて実施した座学の成果であると感じた。

 最後になるが、今回の合宿は計画段階の時点で女子だけで実施するのは本当に大丈夫なのかなど心配のお声をいただくことが少なくなかった。だが、今回その計画を完遂することができた。これは今後の女子班の活動において大きな自信に繋がるだろう。下級生らは来年度の活動に向けてこれからも精進していってほしい。

<反省と改善>

文責:SL3回生K

反省

  1. 到着予定時間を曖昧に伝えてしまったので部員の精神的疲労が溜まりやすくなってしまった。
  2. 2日目朝の食料の量がかなり多く、残してしまった。
  3. 2日目の行動時間が予定より長くなってしまったために部員の疲労が限界まで達していた。
  4. 稜線で長い休止を取ったため体が冷えてしまった。
  5. テントサイトの場所決めに時間を有してしまったため、雨の中のテント設営になってしまった。
  6. 体調面で不安のある部員があまり食事を取れなかった。
  7. 休止を取る場所に度々問題があった。(細い道などでとってしまった)
  8. 山頂では場所が狭かったため荷物を置く場所があまりなく、他の登山者を待たせることになってしまった。
  9. 3日目の食当で米の炊き方があまく、二度炊くこととなってしまい時間がかかってしまった。

改善

  1. 明確かつ細かく伝える。
  2. 量を勘違いしていまっていたため、2回は見返すことを徹底する。
  3. 体力に不安がある部員は早めに荷物などの交換を行い、疲労が溜まりにくくする。
  4. 長い稜線歩きでは、短い休止を細かく取る。
  5. 1人か2人が先にテントサイトに行き、先に場所を決めると良いかもしれない。
  6. 体調の関係で食欲がない部員のためにパックのおかゆなどの食べやすい食事も持参すると良いかもしれない。
  7. 休止を取る予定時間の前に良い場所があれば、そこで取ることを心がける。
  8. 指示を的確かつ素早く出すことを心がける。
  9. できたら一度全体的に味見をして不足があれば水を足すなどしてもう少し炊く。

 

<行動日程>

文責:1回生Y

8/21(水)

時間

場所・行動内容

所有時間

9:30

中房温泉登山口・出発

 

10:10

第一ベンチ・ダウン

0:40

10:20

同上・出発

0:10

10:50

第二ベンチ・ダウン

0:30

10:55

同上・出発

0:05

11:35

第三ベンチ・ダウン

0:40

11:45

同上・出発

0:10

12:30

富士見ベンチ・ダウン

0:45

12:40

同上・出発

0:10

13:20

合戦小屋・ダウン

0:40

13:30

同上・出発

0:10

13:55

合戦沢の頭・ダウン

0:25

14:00

同上・出発

0:05

14:30

燕山荘手前・ダウン

0:30

14:35

同上・出発

0:05

15:00

燕山荘・到着

0:45

19:00

就寝

4:00

 

8/22(木)

3:00

起床

 

4:25

燕山荘・出発

1:25

4:45

燕岳・到着

0:20

5:20

燕山荘・到着

0:35

5:35

燕山荘・出発

0:15

6:15

ダウン

0:40

6:25

同上・出発

0:10

7:40

ダウン

1:15

7:45

同上・出発

0:05

9:05

大天荘手前・ダウン

0:20

9:10

同上・出発

0:05

9:25

大天荘・到着

0:15

9:35

大天井岳頂上・到着

0:10

9:50

大天荘・ダウン

0:25

10:15

同上・出発

0:25

11:10

東天井岳分岐・ダウン

0:55

11:20

同上・出発

0:10

12:15

横通岳分岐手前・ダウン

0:55

12:25

同上・出発

0:10

13:45

常念小屋・ダウン

1:20

19:00

就寝

5:15

8/23(金)

3:00

起床

 

4:10

常念小屋・出発

1:10

4:45

ダウン

0:35

4:50

同上・出発

0:05

5:30

常念岳・到着

0:40

6:05

同上・出発

0:35

7:10

ダウン

1:05

7:20

同上・出発

0:10

8:20

ダウン

1:00

8:25

同上・出発

0:05

9:25

2592mピーク・ダウン

1:00

9:35

同上・出発

0:10

10:30

蝶槍手前・ダウン

0:55

10:40

同上・出発

0:10

11:00

蝶槍・到着

0:20

11:15

同上・出発

0:15

12:00

蝶ヶ岳ヒュッテ・到着

0:45

12:50

蝶ヶ岳・到着

0:50

20:00

就寝

7:10

 

8/24(土)

4:00

起床

 

5:20

蝶ヶ岳ヒュッテ・出発

1:20

5:50

長堀山・到着

0:30

6:00

同上・出発

0:10

7:15

2002m・ダウン

1:15

7:25

同上・出発

0:10

8:40

徳沢園・到着

1:15

9:00

同上・出発

0:20

10:00

明神館・到着

1:00

10:20

同上・出発

0:20

11:45

河童橋・到着

1:25

 

<気象報告>

文責:3回生Y、1回生K

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

9:30

晴れ

20℃

南東

1

高積雲

11:35

曇り

22℃

西

1

高層雲

12:30

曇り

20℃

西

1

高層雲

13:20

曇り

21℃

西

1

高層雲

8月21日(水)

この日は上り始めてすぐに曇りになったが雨が降ることはなく、初日の長い急登を熱中症や体調不良を出すことなく終えることができた。

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

4:25

曇り

11℃

南西

4

層雲

5:20

晴れ

13℃

3

高積雲

9:50

晴れ

17℃

西

3

高積雲

8月22日(木)

早朝は風も強く曇っていたため体感温度が低く、体力を消耗してしまった。しかし、その後すぐ雲が晴れ暑いくらいの天気になった。日焼けがひどいメンバーが数人いたため、今後は日焼け対策を徹底する必要がある。

時間

天気

気温

風向

風力

7:00

晴れ

17℃

3

8:00

晴れ

20℃

南東

5

10:00

晴れ

20℃

不明

1

8月23日(金)

一日中晴れが続き、比較的登りやすい気温だった。蝶槍付近では日差しが強く、標高の高さに似合わぬ暑さとなったが、特に支障をきたすものではなかった。テントを張る際に雨が降ったが、しばらくすると止んだ。

時間

天気

気温

風向

風力

7:15

晴れ

16℃

 

0

10:00

晴れ

20℃

 

0

11:45

晴れ

23℃

 

0

8月24日(土)

下りの多い行程であったが、風もなく天気も良く、体温を下げることなく下山することができた。山を下りてからも程よい気温で、問題なく歩くことができた。

 

<衛生報告>

文責:2回生K

衛生の使用はなかった。

 

<装備報告>

文責:1回生A

装備の紛失・故障はなかった。

 

<食糧報告>

文責:1回生T

8/21

夜は焼き鳥の缶詰と麩を使って親子丼を作った。

8/22

朝は煮麺、夜は高野豆腐を使った麻婆豆腐を作った。

8/23

朝は昨晩炊いておいた米でお茶漬け、夜はサバ缶を使ったカレーを作った。

8/24

朝にパスタを茹でた。

 

高野豆腐や麩を使うことで、荷物を軽量化した。アイラップの利用でより簡単に、洗い物を減らすことができた。

 


2024年度8月女子錬成合宿報告書より

2024-09-23 18:33:18 | 現役活動報告

 

In北八ヶ岳

<PL総括>

文責:PL3回生K

今回の錬成合宿は、夏期合宿に向けての最終調整として北八ヶ岳山域で実施した。初日から最終日まで天候に恵まれず、一回生らにとっては初めてのことが多く、しんどい合宿になったかと思う。

前回のプレ錬成合宿と比較すると、体力面やテント場生活において大きな問題はなく、全体で見ると安定した合宿であった。しかし、一回生らの課題がまだまだあると感じることが多々あったため、上回生らが中心となり夏期合宿までに改善していかなければならない。

今後の課題を最小限に減らし、春学期の集大成となる次回の夏期合宿を成功させたい。

 

 

<反省と改善>

文責:SL3回生K

反省

  1. 道を間違えて登山道と異なる藪の中に入ってしまった。
  2. 初日の行動時間が想定よりも長くなり、部員の身体的・精神的疲労が大きくなってしまった。
  3. 初日のテント設営時に大雨が降ったため、斜面での設営になってしまい、生活しにくいテントになってしまった。
  4. 2日目、一回生のテントを地面に張っていたが、その後雨が降りテントが浸水してしまった。
  5. 雨の影響で登山道に設置されていた木の板が滑りやすくなっており、一回生の一人が滑って転んでしまった。
  6. 一回生のテント場でのマナーに関して問題があると感じた
  7. 一回生のザックの重量が比較的重く、行動中負担になっていることが多々あった。
  8. 下りの際に、間が空いてしまうことがあった。
  9. 一回生は水の量や行動食の量などで不足があると感じた。
  10. 今回の登山道は大きい石が多く、雨の影響で滑りやすくなっていたため、行動時間が予定より長くなった。

改善

  1. 地図の読図能力を高めることに加え、ヤマップなどで注意喚起を見ておく。
  2. ザックの重量、天候の面から考えて早めの行動を心がける。
  3. 受付時にテント場の様子を確認できたのにもかかわらず、それを怠ったため、テント場の状況を確認しながら行動する。
  4. はじめから板付きのテント場での設置を行う。
  5. 幸い大きな怪我にはならなかったが、危険箇所に関しては注意喚起の徹底とペースを落とした行動を心がけるようにする。
  6. 上回生が合宿前にテント場でのマナーを細かく指導すべきだった。
  7. ザックの重量は前日までに量り、上回生に報告し減らせるものは減らすように指導する。
  8. こまめに後ろを確認し、急な下りに関してはペースを落とす。
  9. 水に関しては、前日の夜までに必要な水の量を用意させる。行動食に関しては、量やエネルギー量でおすすめの行動食を上回生が紹介する。
  10. 天候や部員の得意不得意があるので、ペースを落とした行動を心がける。

<行動日程>

文責:PL3回生K

8月5日

時間 

場所・行動内容 

所有時間 

11:00 

北八ヶ岳ロープウェイ・行動開始

 

11:45 

北横岳ヒュッテ・ダウン 

0:45 

12:00

同上・出発 

0:15

13:00

2306m地点・ダウン 

1:00 

13:10 

同上・出発

0:10

14:20 

亀甲池

1:10 

14:30

同上・出発 

0:10

15:30 

双子池キャンプ場TS1・到着 

1:00 

19:00 

就寝 

 

8月6日

時間 

場所・行動内容 

所有時間 

4:00 

起床(雷雨のため待機)

 

6:10

TS1・出発

2:10

6:55

分岐・ダウン

0:45

7:05

同上・出発

0:10 

8:05

雨池・ダウン

1:00

8:20

同上・出発

0:15 

9:30

雨池峠・ダウン

1:10

9:40

同上・出発

0:10

10:45

茶臼山・ダウン 

1:05

10:50

同上・出発

0:05

11:55

麦草峠・ダウン

1:05

12:00

同上・出発

0:05

12:20

麦草ヒュッテ・ダウン

0:20

12:30

同上・出発

0:10

13:45

青苔荘TS2・到着

1:15

19:00

就寝

 

 

8月7日

時間 

場所・行動内容 

所有時間 

3:00 

起床

 

4:20

TS2・出発

1:20

5:20

高見石小屋・ダウン

1:00

5:30

同上・出発

0:10 

6:10

傾登中間・ダウン

0:40

6:20

同上・出発

0:10

7:15

中山 山頂・ダウン

0:55

7:30

同上・出発

0:15

8:15

黒百合ヒュッテTS3・テント設営

0:45

9:25

同上・出発

1:10

10:20

分岐2572m地点・ダウン

0:55

10:25

同上・出発

0:05

11:10

西天狗岳 山頂・ダウン

0:45

11:40

同上・出発

0:30

12:25

2476m地点・ダウン

0:45

12:35

同上・出発

0:10

13:00

TS3・到着

0:25

20:00

就寝

 

8月8日

時間 

場所・行動内容 

所有時間 

5:00

起床

 

7:00

TS3・出発

2:00

7:40

2313m地点・ダウン

0:40

7:50

同上・出発

0:10 

8:50

分岐2134m地点・ダウン

1:00

9:00

同上・出発

0:10

9:50

渋の湯温泉・行動終了

0:50

 

 

<気象報告>

文責:2回生K、1回生T

時間 

天気 

気温 

風向 

風力 

雲形 

11:45 

曇り 

20℃ 

北西 

高層雲 

13:00 

曇り 

22℃ 

なし 

高層雲 

15:30 

雨 

20℃ 

北東 

乱層雲 

1日目の5日(月)は15時頃まで曇りが続き、それ以降は雨であった。一日目は比較的歩きにくい下りの道があったが雨が降る前に歩き終えることができた。テントを張る際、雨が非常に激しかったため、荷物を屋根があるところに置き、必要なものだけを持ってテントを設営しに行き、設営後荷物を取りに帰るという方法を取った。雨で体が冷えることはなく、夜は若干暑かった。 

時間 

天気 

気温 

風向 

風力 

雲形 

4:00 

雨 

20℃ 

北東 

乱層雲 

6:10 

曇り 

21℃ 

なし 

乱層雲 

9:00 

曇り 

24℃ 

なし 

層雲 

11:45 

曇り 

24℃ 

北東 

層雲 

12:30 

曇り 

25℃ 

西 

積雲 

2日目の6日(火)は起床から約2時間と、13時以降のみ雨であった。雨が激しかったため、予定していた出発時刻を遅らせた。登山中は曇りであったがそれまでの雨の影響でぬかるみや、滑りやすい箇所が多かった。 

 

時間 

天気 

気温 

風向 

風力 

雲形 

6:10 

曇り 

20℃ 

南 

高層雲 

7:15 

曇り 

15℃ 

不明 

不明 

高層雲 

10:20 

曇り 

22℃ 

南 

高層雲 

11:10 

曇り 

24℃ 

東 

高層雲 

13:00 

曇り 

24℃ 

東 

高層雲 

3日目の7日(水)は曇りが続いた。特に天狗岳付近では雲が濃く、一時ルートが見えないほどであった。夕方以降は少し肌寒かったが、三泊の中で唯一テント設営時に雨が降っていなかった日であったため、快適に過ごせた。 

時間 

天気 

気温 

風向 

風力 

雲形 

7:05 

曇り 

15℃ 

なし 

層雲 

7:40 

曇り 

20℃ 

なし 

層雲 

9:50 

晴れ 

25℃ 

北西 

積雲 

4日目の8日(木)は最も天気が良くぬかるみがある以外は登山がしやすい気象であった。暖かかったが、熱中症の恐れがあるほど暑くはなかった。 

 

<装備報告>

文責:1回生K

装備の紛失・故障はなかった

 

<衛生報告>

文責:1回生Y

 

<食糧報告>

文責:1回生A

8/5 夜は焼き鳥の缶詰と麩を使って親子丼を作った。

8/6 朝はパスタを茹でて、夜は高野豆腐を使った麻婆豆腐を作った。

8/7 朝は昨晩炊いておいた米でお茶漬けを作り、夜はアイラップを用いる方法で作ったカレーを食べた。

8/8 朝食ににゅう麺を作った。 高野豆腐や麩は軽くて扱いやすく、荷物の軽量化が出来た。また、アイラップの利用でより簡単に、洗い物を少なくすることが出来た。