ハイチ「死者最大20万人」、支援活動は難航(読売新聞) - goo ニュース
【ポルトープランス=吉形祐司】大地震に襲われたカリブ海の島国ハイチでは、日本時間16日朝、生き埋め状態となった人々の生存の「鍵を握る発生後72時間」( 潘基文 ( パンギムン ) 国連事務総長)を経過した。
同国の内相は15日、死者数が最大20万人に達する可能性があるとの見方を示した。各国の支援活動は道路寸断などで難航、被災者の不満はピークに達している。
ビアンエメ内相はロイター通信に対し、すでに約5万人の遺体を収容したことを明らかにした上で、「死者数は10万人から20万人の間になるだろう」と述べた。
国連と民間活動団体(NGO)などは15日、被害が深刻な首都ポルトープランスの4地域への食料や水の重点配分を決め、配給を開始した。しかし、中心部のシャンデマーズ地区では、住民同士の物資奪い合いが始まり、中断を余儀なくされた。一部地域では、物資の遅れにいらだった市民が、遺体を積み上げて路上封鎖する場面もあったという。
世界食糧計画(WFP)は今後、1日6万人分を目標に物資供給を拡大する方針だが、道路はガレキでふさがれ、大規模な救援活動には時間がかかりそうだ。
AFP通信によると、国連ハイチ安定化派遣団に部隊参加するブラジルのジョビン国防相は15日、現地視察後、暴徒鎮圧のためのゴム弾などをハイチ側に提供することを明らかにした。
2010年1月16日(土)11:55
「道路の寸断で支援物資が届かないため、怒って道路を封鎖(遺体で)」。究極の倒錯的状況というか、文字通り生き地獄である。また、生死を分けるタイムリミットが72時間と言われ、初動対応の是非が最終的な被害規模を左右する状況という。そんな折、世界屈指の経済大国にして、世界屈指の地震大国でもある日本は、とりあえず何をしているのかというと、
ハイチ支援、医療チーム派遣へ 17日にも現地入り(朝日新聞) - goo ニュース
岡田克也外相は15日、ハイチに国際緊急援助隊の医療チームを派遣することを明らかにした。医療関係者や外務省職員ら二十数人で、16日に空路で米フロリダ州マイアミに向かい、早ければ17日、ハイチに入る。マイアミからハイチには、演習のため米アリゾナ州に派遣されていた航空自衛隊のC130輸送機で移動する方向で防衛省と協議中という。
2010年1月15日(金)23:29
ハイチ地震、自衛隊の調査チームが出発(読売新聞) - goo ニュース
ハイチでの大地震で、日本の国際緊急援助隊を運ぶ航空自衛隊・C130輸送機の運航を支援するため、自衛隊の調査チームが16日、米マイアミに向けて防衛省を出発した。マイアミで、ハイチの空港の被害状況などの情報も収集する。
チームリーダーの山下隆康・1等空佐は出発前、「被災した方々に少しでも良い人道支援ができるよう、しっかりと活動してきたい」と抱負を語った。
国際緊急援助隊は16日夜に日本を出発し、マイアミからC130輸送機で現地入りする予定。北沢防衛相は15日、支援のために活動できるよう空自に対して準備命令を出していた。
2010年1月16日(土)11:00
「協議」。で「調査」。情報収集がままならないとか、治安が悪すぎて人を出すリスクが読めないとか、色々考えることはあるのだと思うが、現に進展している結果の前では、やっぱり「いよいよどうやって支援すべきか決めることを決めるときが来た」的な悠長さ。ていうか、このタイミングで「地震発生翌日、日本の首相が『地球のためには人間がいなくなる方が優しい』と発言」みたいな、事実ではあるが微妙に曲がった報道をどこかの国にされたらどうするのかな。初期の遅れを取り返すだけの救援を、今後日本ができるよう、切に希望します。
【ポルトープランス=吉形祐司】大地震に襲われたカリブ海の島国ハイチでは、日本時間16日朝、生き埋め状態となった人々の生存の「鍵を握る発生後72時間」( 潘基文 ( パンギムン ) 国連事務総長)を経過した。
同国の内相は15日、死者数が最大20万人に達する可能性があるとの見方を示した。各国の支援活動は道路寸断などで難航、被災者の不満はピークに達している。
ビアンエメ内相はロイター通信に対し、すでに約5万人の遺体を収容したことを明らかにした上で、「死者数は10万人から20万人の間になるだろう」と述べた。
国連と民間活動団体(NGO)などは15日、被害が深刻な首都ポルトープランスの4地域への食料や水の重点配分を決め、配給を開始した。しかし、中心部のシャンデマーズ地区では、住民同士の物資奪い合いが始まり、中断を余儀なくされた。一部地域では、物資の遅れにいらだった市民が、遺体を積み上げて路上封鎖する場面もあったという。
世界食糧計画(WFP)は今後、1日6万人分を目標に物資供給を拡大する方針だが、道路はガレキでふさがれ、大規模な救援活動には時間がかかりそうだ。
AFP通信によると、国連ハイチ安定化派遣団に部隊参加するブラジルのジョビン国防相は15日、現地視察後、暴徒鎮圧のためのゴム弾などをハイチ側に提供することを明らかにした。
2010年1月16日(土)11:55
「道路の寸断で支援物資が届かないため、怒って道路を封鎖(遺体で)」。究極の倒錯的状況というか、文字通り生き地獄である。また、生死を分けるタイムリミットが72時間と言われ、初動対応の是非が最終的な被害規模を左右する状況という。そんな折、世界屈指の経済大国にして、世界屈指の地震大国でもある日本は、とりあえず何をしているのかというと、
ハイチ支援、医療チーム派遣へ 17日にも現地入り(朝日新聞) - goo ニュース
岡田克也外相は15日、ハイチに国際緊急援助隊の医療チームを派遣することを明らかにした。医療関係者や外務省職員ら二十数人で、16日に空路で米フロリダ州マイアミに向かい、早ければ17日、ハイチに入る。マイアミからハイチには、演習のため米アリゾナ州に派遣されていた航空自衛隊のC130輸送機で移動する方向で防衛省と協議中という。
2010年1月15日(金)23:29
ハイチ地震、自衛隊の調査チームが出発(読売新聞) - goo ニュース
ハイチでの大地震で、日本の国際緊急援助隊を運ぶ航空自衛隊・C130輸送機の運航を支援するため、自衛隊の調査チームが16日、米マイアミに向けて防衛省を出発した。マイアミで、ハイチの空港の被害状況などの情報も収集する。
チームリーダーの山下隆康・1等空佐は出発前、「被災した方々に少しでも良い人道支援ができるよう、しっかりと活動してきたい」と抱負を語った。
国際緊急援助隊は16日夜に日本を出発し、マイアミからC130輸送機で現地入りする予定。北沢防衛相は15日、支援のために活動できるよう空自に対して準備命令を出していた。
2010年1月16日(土)11:00
「協議」。で「調査」。情報収集がままならないとか、治安が悪すぎて人を出すリスクが読めないとか、色々考えることはあるのだと思うが、現に進展している結果の前では、やっぱり「いよいよどうやって支援すべきか決めることを決めるときが来た」的な悠長さ。ていうか、このタイミングで「地震発生翌日、日本の首相が『地球のためには人間がいなくなる方が優しい』と発言」みたいな、事実ではあるが微妙に曲がった報道をどこかの国にされたらどうするのかな。初期の遅れを取り返すだけの救援を、今後日本ができるよう、切に希望します。