バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

女優・米倉涼子

2005年11月16日 18時34分26秒 | ニュースで二言三言
米倉涼子の父、保美さん死去【日刊スポーツより】

女優米倉涼子(30)の父、米倉保美(よねくら・やすみ)さんが15日午前5時5分、神奈川県内の病院で死去した。57歳だった。

保美さんは都内のホテルに勤務していたが、春ごろから体調不良を訴え、休職していた。関係者によると肺がんの治療のため、最近は自宅で療養していたが、14日に容体が急変して入院。米倉ら家族が見守る中、翌15日、息を引き取った。

米倉は大学時代はゴルフ部で活躍したスポーツマンの保美さんが回復することを信じていた。自宅療養に切り替えてからは、仕事の合間を縫うようにして神奈川県内の自宅に戻り看病していたが、願いは届かなかった。故人の遺志で通夜と葬儀は親族だけの密葬で行う。

米倉は「私の一番の理解者だった最愛の父が亡くなり、今は信じられず、何も考えることができません。女優としての私をいつも励まし、応援してくれました。感謝の言葉をいくら並べても足りません」。さらに、「今は、父との時間を大切に過ごしたいと思いますので、しばらくの間、静かに見守っていただけたらと思います」とコメントした。

03年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」でヒロインを務めるなど、女優としての成長を「周りに頼れる人がたくさんいるから」と語っており、父保美さんら家族を支えにしてきた。この日、病院から斎場まで保美さんの遺体に寄り添った。デビュー以来多忙のため、思うようにならなかった家族団らんの時間を、悲しみの中で過ごした。

[2005/11/16/08:17 紙面から]



※女性芸能人にとって「女優」という言葉の響きが実際いかなるものなのか、全く想像がつかないが、少なくとも米倉涼子にとっては並々ならぬこだわりを持った言葉であることは、既に活躍中の6年前、わざわざ「女優宣言」をしたことでも周知の通りである。「女優」って人に宣言してなるものなのかと、当時思った記憶はあるが。それを踏まえれば、こういう場合であろうと、少なくとも業界向けのコメントでは、やっぱり「女優としての私を」といった一言が当然のように入ってくるという、よくよくこだわりを持っているなということが、改めて察せられる。

一方で、どういう肩書きで呼ばれようが、全く頓着しない芸能人もまたいるのだろうが、そんな中、個人的に印象に残っているのが川島なお美。TV版「失楽園」の何年か後に、確か雑誌の取材で語った一言。「今の私は、自分を『女優』とは名乗れても、まだ『役者』とは名乗れない段階」。こだわるねしかし。「女優・川島なお美」も、それはそれで、どこか脱力感を拭いきれない肩書きだとは、当時思ったものだが。

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1 コメント

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Unknown (よねこ)
2005-11-16 21:30:30
女優って、良い響きではありますね。

女優宣言は所属事務所の戦略。その中で、彼女は「女優」になるための苦悩を真面目に抱えてたんだと思います。

お父様、逝くにはお若すぎますね。
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