バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

泰葉の一方的「終結」記者会見を見て思ったこと

2008年10月30日 00時35分55秒 | ニュースで二言三言
泰葉の記者会見での主な発言(サンケイスポーツ)

記者会見での泰葉の主な発言は次の通り。

 「この騒動は自分がまいたタネです。ちゃんと決着をつけに、終結しにまいりました。みなさんにご納得いただけなければ終結とは思っていませんので、どうぞ質疑応答で事実関係を確認していただきたいと思います」

★元夫の小朝氏とのトラブルのきっかけは?
 「きっかけは来年3月に行われる明治座の三平物語公演のキャンセルから始まりました。2年前から企画していました。明治座がよくやってくれていて、小朝の演出と出演が約束でした。そして進んでいくうちに、別居していたかなんかで、演出はできないといわれ、何カ月か後に離婚しました。私がプロデュース業ができないと辞退申し上げました。そしたら急に出演もやめました。理由は事務所から分からないと。父の舞台です。非常に私は怒り狂いまして、それでお伝えされている脅迫メールが始まりました」
 「私の脅迫メールはすごいです。7月24日からです。数百通あります。金髪豚野郎なんて甘い。切腹しろ、私が介抱してやるとかも」
 「この事態をどう終結するか。私のまいたタネです。この会見は小朝さんにやってもらいたかった。小朝さんもあんな(提訴などはしないとの)ファクスを流した、私をかばうためなんですけど。昨日なんですけど(きょうの会見を)よろしく頼むとメールがきました」


★小朝氏との結婚生活について対しては
 「愛の問題です。やっと分かりました。小朝さんは私のことを、私のことをやはり、やはりあの三平の娘ですから、お嬢さんとして扱っていた、扱っていたというか、愛していた…愛という言葉は使わなかった。娘のような気持ちで育てて…育ててというか、接していたと。私も一応、こんな乱暴モノですが、女ではありますので、女の子と、当時は女の子でしたから、女の子として、女として愛してもらいたかったのだと言ったら、『それじゃあ平行線だな』と。今の私が私だ、愛せたかと聞いたら『無理だ』と言ったんです。それじゃあ無理だなといって、で、むこうは『じゃあ20年間、おまえは猫をかぶっていたのか』というので、私は化け物ではないわといいました」

★小朝氏への未練は
 「みなさんそう言うんですが、私はきょうはっきりしますが、人物に対してはまったくありません。高座に対してはとっても期待と未練があります。すばらしすぎる。それだけです。あと人間はダメだ。私は潔いい女です。そんな一回別れた男とは一緒になりません。私の夢は小朝さんが三遊亭園朝になることでした。でも小朝さんは、絶対ダメだといい、神様の名前だからダメだと。そういう話もあったんですけど、でも私は夢をあきらめていないんです。昨日も電話で言ったんですけど、それはダメだというので、私はここで訴えたい。まず落語家協会会長の馬風師匠、あいつ(小朝氏)は髪も薄いし人間も薄いですが高座はすごい。だから、どうか落語家協会会長みなさん認めていただきたい」

★母、香葉子さんの謝罪FAXについて
 「大変申し訳ないと思います。こういうことが予想されたので、母に勘当してもらったのですが、もう一度、滝に落としてもらいたい。こんな爆弾娘ですので、勘当を解かないでほしい、というのが私の願いです」

★弟、いっ平氏の三平襲名披露にかかわれなくなったことについて
 「それは泣くからやめてもらえませんか、ほんとう、悲しいです。だって父の名前だから。泣くからやめてください。父の、私は父のことを本当に大好きなんです。泣かせたいんですか、今日は。だから、襲名に関われないことは、ほんと寂しいです、だけど、あいつ(いっ平)ならやてくれると思うんで。(顔を隠しながら)こんなとこ撮るな、撮るな…」

★父、林家三平氏について
 「父は私のことをとても可愛がってくれました。父が理解していたのは、私のこの危険因子でした。この子は、ガス抜きとかをしないと、私は革命家になりたかった女ですから、危ないぞと思ってくれたのが父でした。だから音楽をやれといってくれました。だから、まず父は、これ丸ごと受け止めてくれたでしょう。それでなんかギャグで飛ばして、一緒にテレビでも出てたんじゃないかと。父がいてくれたら、一番の理解者だったのかなと、大変父が恋しいです、いま。(父親に)甘えたいです。大好きです。私は父が一番好きなんです」
 「終結会見とかけまして、これからの泰葉と解く、これが本当の小朝いらずじゃ。以上です」

2008.10.29 19:11



さきほど記者会見の様子をテレビで(というかyoutubeで)見た。終結宣言ということらしい。

これでまた精神状態が少し違ってきたら、全然違う感じの記者会見開いたりするのかなという疑念も、正直なくはないわけだが。

「私の脅迫メールはすごいです。金髪豚野郎なんてぬるい。一番凄いのは放送できるか分かりませんが、切腹しろ、私が介抱してやるとか」

いや「切腹しろ」は正直それほどでもないというか、「金髪豚野郎」の方が放送的にはやっぱり上だと思う。「介錯」ならともかく「介抱してやる」だし。見世物的には「豚野郎」のほうが強いのでは。「化け物アゴ男」とかと相通じる強さではあるが。

そんなことは良いとして、この記者会見、世間的にはどうなのだろうか。

会見を取り上げていたニュース番組が、どうにかしてわかりやすい「テレビ的泥沼夫婦ショー」の構図で説明責任を果たそうとしているのは、なんとなく分かったが。

真性とか猛獣とかブログに書いて1日しかたっていないのにあれだが、というか、単に疲れていただけなのかもしれないが、正直に書くと、泣きそうになってしまいました私は。泰葉で。

どこかで聞いたことある話ではあったものの「私の夢は小朝さんが三遊亭園朝になることでした」というところが特に。

だって、上手い上手いと言われているの知っているし、実際上手いんだろうけど、でも根本的な話として、見ててそんな面白い人と違うじゃないですか。小朝師匠って。分かりきっていたことじゃないですか、落語なんか大して知らない人たちにとっては。それがなんか悲しかった。これで泰葉と電撃復縁でもしようものなら、あるいは少しは面白くなるのかもしれないがとチラっと思ったりもするが、あるわけないとは思うけど。あと知りもしないのに勝手なこと言いすぎとも思うけど。

勝手なこと言いついでに、しかし全然関係ないが、痛々しいなりに「どーもすいません」とかやってたいっ平はともかく、正蔵のあの「良識を持って」って、つくづくなんなんだあの効かなさは。こぶに戻れこぶに。

ここに至って何を言いたいのか、書いてて全く分からなくなってきたが、とにかく悲しくなったので、泰葉を猛獣とかいうのはもう止めることにする。


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