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木洩れ日ものろーぐ

思い立ったが吉日を基調に、言の葉から日々を透かして

世代交代

2006年01月29日 23時26分25秒 | 日々の点描
 少し前のことながら、久々に新しいお財布を選んだ。
 どれくらい久々かと言えば、およそ9~10年ぶりくらい。考えたらどちらも自分で買ってないのだったけれど、共通項はそれだけじゃなかった。

 当時高校生だった私が一目ぼれしたのは、シャルル・ジョルダンの、花形に抜かれた金のプレートがポイントになった、サーモンピンクのもの。
 今回は、ミラ・ショーンのマークにクリスタルが埋め込まれた金の留め金がポイントの、ライラック色の財布。
 店員さんとの話の中でジョルダンの財布を出したら、なんと知っていて、自分もそれが好きだったとのこと。驚いたことに今回のミラショーンも同じメーカーなんだそうで、言われてみると、どことなくやさしい雰囲気が似ている。
 人間、同じ系統のものを好きになるんですよね、と妙に共鳴した。
 どうやら長く使う人だから、と親切にも欠点を教えてくれた。コーティングもなく、溝があるので汚れが目立つらしい…。聞いてしまうと気になるのでものすごく困ったのだけど、もう他のが目に入らなくなっていたのでしょうがない。
 なんと言っても、あの色は他にないのです。諦めてそれに決定。

 ということで、明日から日の目を見ることに。
 どうも新しい物はすぐに使えなくて、箱にしまったままにしてしまうこともある。まあ熟成期間と思えば(?)いいのだけど、もらったきり封印するとかいうのはさすがに何とかしないと…

平和な…

2006年01月24日 08時58分30秒 | 日々の点描
 今朝の何と平和なことか。
 昨日の朝は戦場だった。私鉄の一部区間が早朝に停電した影響でダイヤが乱れ、乗車率過剰となり、とんでもない混み具合いとなったのだった。
 同じ路線だった先輩の喩えていはく「難民線」「復員線」。押し込まれるだけ押し込まれて、どこかに亀裂でも入ろうものならそこから人が噴出しそうな有り様だった。
 そして、出るべくして出る急病人。さらに遅れることを告げるアナウンスの後の舌打ちの殺気だっていること。一斉に携帯が取り出され、本名も職業も、朝の予定も車両中に筒抜け状態。
 それにしても、殺人的に圧縮された車内の1時間20分は真面目にきつかった…。
 案の定というか、職場の駅に着いたところで同じ路線を使っている部長や課長、他係長と合流(笑)。
 その日一日、体力は大方使いきっていてかろうじて仕事していた感じだったけれど、同じ目にあった人たちとの共感に出会うたびに救われたのでした。


雪あかり

2006年01月21日 16時08分52秒 | 日々の点描
 雪やこんこん。

 降っても降ってもまだ降りやまぬ。

 部屋の中から眺めると惜しいくらいに綺麗です。
 人を死なせる一面をもつものであっても、その美しさに変わりはなく。今の時期不謹慎なほど見とれている。
 いつぞや旅の途中雪にはしゃいだ私に、札幌に住む友達が、雪などいくらでもあるからおいで、と呆れていたのを思い出す。
 以前祖母に実をもらってきて庭に植えた、まだ細い若木の南天を容赦なく雪が覆って、倒れそうな様子が真剣に重そうで…その子だけ軽く雪降ろし(笑)。



豆腐によせて

2006年01月18日 23時58分14秒 | 日々の点描
 昨日は「京都ぎをん おいしんぼ」(in神楽坂)へ。
 湯豆腐を食べようという先輩に連れられての夕ご飯だった。
 神楽坂は名前からして好きなのだけど、こじんまりとしていながら一目置けそうなお店がそこかしこにある場所柄がお気に入りです。

 今回は、こんなところにも道があったのか?という細い迷路のような道に吸い込まれるように下りて行くことになった。私の好きなクレープ屋さんをかすめた時はかなりどぎまぎした。そこより奥に道があるとは思ってもみなかった。まだまだ知らないことだらけだと実感する。

 お座敷で、ほの暗い中を湯豆腐のコースが運ばれてくる。
 湯葉刺しや田楽、炊き上げ、豆乳の湯豆腐鍋、ゆかりご飯、お漬物、赤だし、豆乳アイス。に、私は豆乳と抹茶のリキュールのカクテル。その名も「豆っ茶」(笑)。
 和室のほの暗さがちょっと料理の顔色(?)を悪く見せてしまっている気がしたけれど、まあでも美味しかった。
 カクテルが意外にきつかったことが後から判明。座っているときはともかく、立とうとした時に自分の揺らぎに気づく。侮るなかれ、豆乳の甘さにまぎれたリキュール。というか、前もって先輩に言われたのを甘く見ていたのだった。

 とはいえ、それとは別に、とても落ち着いた。
 理解し、肯定してくれる人、というのはとても救いになるけれど、無理しなくても合わせなくても価値観や思考回路に共通項があるというのは貴重だと思う。
 どう転んでも人間全く同じということはあり得ないのだから、違う中に同じところがあることは、それぞれが違っている以上に必要なことで。
 私が最近感じているもやもやを、自分の過去のこととして的確に言葉にしてくれ、自分と同じ後悔をしないようさりげなく話してくれる先輩の意図が分かる。似たような感覚を生きているらしい発言に、一人だけで外れているのではない安堵感を得る。妙な説得力は私の側の酔いのせいではないはず。

 ただ、私のそういう感覚を伝えられているかどうかは疑問。自分を外から見ないことには何とも言えないけれど、何年もかかって染み付いてしまった、思ったことを外に表さない習性を、抑制できているとはあまり思えない。
 条件反射と言うのはどうしたら直るんだろう、と思う。
 ある時から突然、救いを無邪気に受け入れられなくなるのはどうしてだろう。
 差し出される貴重な救いが急に怖くなってしまうのは…もてあましてしまうのはなぜなのだろう。

 ひとまず、自分には疑問が残るけど、繰り返したい楽しい時間だった。

家庭訪問in大雨

2006年01月15日 02時12分44秒 | 日々の点描
 今朝は、目が覚めたら心臓が止まりそうになった。
 時計が2時間進んでいた。いえ、実際は自分が予定より2時間多く寝ていたのだけど…信じられずに何度も時計を見直す。
 アラームを止めた記憶はない。というかそもそもアラームは鳴ったのか?音を聞いた記憶もない。こんなことは初めて…。

 今日は新婚同期の新居に家宅侵入することになっていた。
 その最寄り駅での待ち合わせ前に、ランチとお土産購入を済ませる時間をゆったりとっていたのに、それをすべて睡眠で潰してしまったのだった(泣)。
 それでも幸い、最低限間に合う時間には起きられていたので、お昼を抜き、お土産を迷わず買いさえすれば問題なし。前日にお土産候補を決めておいてよかった、と本気でほっとした。遅刻は心臓に悪い

 最寄り駅に迎えに来てくれた車に乗り込むと、静かにはしゃいでしまった。
 後部座席から運転の様子を見ていると、なんだかこう、大人に見えて(というか大人だけど…)かっこいいのでした。
 「かのんは俺のドライビングテクニックを楽しみにしてたんだよ」と自慢げに吹聴されても異論反論不可能。前もってそう言ってしまってたし。
 ひょっとすると、機器を手馴れた様子で操作する仕草が好きなのだろうか。O-ZONEのPVに、飛行機を操作するシーンがあるけれど、そこも好きだし。

 新居のアパートにて、お茶を頂きつつ結婚式のビデオを見てコメントし合ったり。同期のみならず、夫人の趣味が自分と似ているので、家の中がとても落ち着ける雰囲気だった。
 しばらくして、最近松嶋奈々子がCMしている脳年齢測定ゲームが登場。軽い気持ちでやってみたら、これがなかなか面白い。
 画面にでるじゃんけんの手の形に、負けよ、勝て、という指示に従い、声で手の形を答える音声じゃんけんゲームをノルマ的にさせられる。これは一人で「ちょき!」とか叫ぶのでかなり恥ずかしい。そして、私の分野的にということで、ペンで書きこむ漢字テストや熟語テストを勧められ、挑戦。
 面白くて我知らず本気で熱中する私が面白い、と同期、なぜかビデオに撮り始める…(汗)。それを制止する気にもならないほど問題を楽しんだ。
 ひとつのソフトで、聖徳太子的聞き分けテストとか、おつりテストとか、ピアノ鍵盤テストとか、色んなテストが出来て飽きない。さらになんと、テストを多くすればするほど、テストのメニューが増殖するのだとか真面目にほしいです。

 で、部屋を一通り見せてもらった。シンプルにまとまった部屋を見ていたら、そういう空間に住みたく思えてきた。そう言ったら、布団持ってきたらいいよ、と勘違いされる(笑)。下宿ですか。
 そしておいとま。また送ってもらいながら、カーステレオから流れるB'zを発端に、共通の好きな音楽の話に。B'zが好きというのですら意外がられたので、ひとまずO-ZONEのことは伏せる(笑)。あまり驚かせると波風どころか津波が起きるので。

 新年早々しみじみ楽しかったなあ…。静かに楽しい。
 たぶん彼らの人柄だと思うけど、自分がどうしても無意識に壁を築いてしまう性格だからか、壁をつくらない、しきいさえ感じさせない彼らのおおらかさがとても心地いい。
 そういう人を相手にしていると、自然に自分の周りの壁が自覚されて、意識的に壊そうという思考が生まれてくるように感じる。
 もちろん好き嫌いも批判精神もしっかりある人だ。でも、どこまでも素直で、公正。屈折していない。幸運な出会いだと、改めて思った。

しおりの世界

2006年01月12日 00時14分09秒 | 日々の点描
 年末に、さんざん迷った挙句買ったしおりです



 月下美人の花が描かれていて、周囲のブルーとグリーンの部分は光を透すステンドグラス調。教会を連想させる壮麗なイメージで(誇張ぎみ)、素敵です。
 去年お店で見かけるなり、好みと思ったのだけど、京都でまたも竹に絵の入ったしおりを3枚ほど買ったところだったので、迷う迷う。しおりばかり何枚もいらないはずなので。でも二度目にとうとう負けました。
 他にも、ユリやバラ、ひまわり、朝顔、カトレアがあり、それぞれ、赤と紫、赤とピンク、黄色とグリーン、赤と青などの組合せのステンドグラスが周りを飾っていたのだけど、同じ花でも月下美人は珍しく、色の取り合わせが清々しいのが決め手。
 やっぱり、趣向を凝らしたきれいなしおりは好き。
 ページの間に小さな完成されたアートが無造作に閉じこまれていて、本を開くとその小世界が現れるという、それ自体が贅沢な現象に思える。
 むしろしおりのみでも成り立つだけの完成度が魅力的。

本、こと始め

2006年01月11日 23時16分56秒 | 日々の点描
 ちょうど思考回路がショートしていた時に立ち寄った本屋さんで、運良く見つけるなり買っていました。

 「星々の舟」村山由佳(文藝春秋)

 あれは、作者名を見て条件反射的にレジへ持って行ったとしか思えない流れだった気がする。村山さんだ→読む、みたいな。別に全作読破しているというわけでもないけれど。
 でも、いずれ「晴れときどき猫背」を読むつもりではいる。どうも文庫サイズに弱いようで、文庫化されるととたんに目に付いて吸い寄せられます。
 さ、じっくり読み進めよう。

クレープランチ

2006年01月09日 23時58分50秒 | 日々の点描
 池袋東武、エディアールという店でお昼でした。
 ここは小麦粉とそば粉、2種類のクレープを出している。
 実は以前、小麦粉のを食べた時、正直「?」と思ったところである。
 もう一つ、とてもお気に入りで、でもだからこそめったに行かないクレープ店があって、そこは人に教えてもらって以来、他には1人しか連れて行っていない秘蔵の所なのだけど、そこのクレープと比べるとどうも普通…と思った覚えがあったのだ。
 でも、いつかそば粉のクレープを食べてから決めようと思っていた、それから何年経ったろうかと思うのだけど(笑)、今日ようやっとタイミングを得た。
 結論的には、おいしかった。イメージが塗り替えられました。
 私の頼んだのは「コンプレット」のセット。
 そば粉のクレープ生地にボンレスハム・卵・グリエールチーズをのせて焼き上げた甘くないタイプのクレープ。
 そばぼーろを髣髴とさせるほんのり素朴に甘い味に、チーズと卵のとろみとハムのジューシーさが絡んで優しい味でした。ケチャップが少しアクセントとなって変化もありで。
 ここでは、個人的にはそば粉のクレープのほうが好きなようです。

ラストダンスと呼ばないで

2006年01月06日 00時51分58秒 | 日々の点描
 …と、知る人にしか分からないようなタイトルになってしまったのも無理はないのです(笑)

 今日の古畑任三郎「ラストダンス」、三作の中で一番好きでした。
 無条件で好きなシリーズなので疑問は極力挙げたくないのだけど、一、二作目には三谷さんには珍しい無理が、ところどころに見られたのです、…個人的にはですが。

 一作目では、床に水がこぼれているというだけでいきなり今泉君に味見させるのは無理、があったと思うし、その水の「甘さ」が推理に響くのが古畑さんにしてはちょっと遅かったと思う…。
 二作目では、すり替える前の色紙にイチローのスタンプが押してあるのには、いくら動揺している時とはいえ、向島さんなら気づくものと考えていいと思うし、イチローが保身のためには嘘をつかないと分かっている以上、不用意な自供によってではなく、古畑さんにしか辿りつけない証拠によってアウトにするべきだったと思う…。

 でも、三作目に関しては、文句なし。だったと思います。(個人的には)
 タバコを頼んだあたりの、入れ替わったと感じる部分も、いつの間にかこちらまでが騙され忘れてしまうほど、その後の彼女のなりきりぶりには隙がないように作られていました。
 ピンキーが音センサー式だと分かるくだりには、多少今泉君を乱用した気がするけれど(笑)、でも舞台裏で「ピンキー!」を連呼してスタッフの寿命を縮める彼らが掛け値なく好きなので、よしとします。
 ダンスに誘う哀しげな古畑さんは、意図が透けるあまりこちらまでが苦しくなるし、「思えば色々あった疑問点」を苦笑気味に挙げるところはとても愛しいです。
 何にしても、松嶋さんの違和感のない双子シーンが根底を支えていた気がします。流石です。

 というわけで、終わられたくないな、というのが結論です。
 これが最後なんて、受け入れるのは酷です。
 「12人のやさしい日本人」のチケットが手に入らなくて落ち込んだ私としては、もっと作品に触れたいです。

 (ちなみに知る人は知る「総理と呼ばないで」。これも好きです)

初詣と、二詣?

2006年01月05日 00時18分08秒 | 日々の点描
 仕事始め。
 といっても、午後から立食パーティーが始まるので、午前中くらいでまとまった仕事などできようはずもなく、昨年末で途切れた仕事の記憶をゆっくりたどり、細切れになっていた仕事を処理。ウォーミングアップといった感じ。

 立食は、人ごみで疲れるので途中で消え失せるつもりでいたのだけれど、何となく先輩と話しているうちに、その後初詣に行くことに。
 誘われた側なのに、行き先を選んだのは私という妙なことになった。
 後から考えると断然おかしい。でも行ったことのないほうの候補地に惹かれてつい…。

 というわけで湯島天神へ。
 どうも、神社仏閣に露店が出ていると興ざめに感じてしまうところが悪い癖(?)。露店自体は面白くていいのだけど、素のままの神社が見たかった。
 唆されて(笑)恋みくじを引く。その結果に…言わば愕然。あまりに現実に通じた文面に瞬間的に笑い出し、すぐに笑えなくなった(笑)。
 こうはっきりした具体的な託宣は、かつてなかった気がする。
 「さけなさい」と言われる要素が、すべて自分の望むものに当てはまるなんていう悲劇は、そうそうあるものじゃない
 かくして、甘酒をいただく。猫舌ながら温まって美味しかった。
 
 もともと自分でも初詣に行こうとしていたこともあり、その後単身でも、予定していた参詣に行くことにした。
 二重詣はよくないと思ったけど、「祀ってある神が違うから」という助言(?)にも押されて敢行。

 ということで、第二弾、明治神宮へ。
 まさしく信心が浅いのか深いのかわからない行動である…。
 でも、奥へと続く長い道を歩いたおかげで、鎮まって色々と考えることができた。
 ここで授けられた言葉は、「空のような広い心を持て」のようなものだった。
 私自身、とてもそう思っているので納得できた。完璧な実践はきっと骨が折れるだろうけれど。
 なんだか意味深な一日だったなあ…と思うのは私だけでしょう。

おせちの余韻

2006年01月03日 19時15分03秒 | 日々の点描
 明日から出勤スタート。
 あ、という間だった冬休み。
 願わくばおせちとお餅を食べ続けていたいもの…などと。

 おせちといえば、うちはお正月を自宅で過ごす時はたいてい前年中におせちを予約しています。
 去年まで、京都の「濱登久」さんのおせちを注文していたのだけど、今年は趣向を変えて、同じく京都「下鴨茶寮」になりました。
 見た目の第一印象でいえば、はまとくさんのほうが変わっていて面白い。
 でも、一見ありふれて見える「下鴨茶寮」のお料理、味が一目置けるものでした。老舗に対し一目も何もないものだろうけれど(笑)、有名ならおいしいとは世の中限らないようなので。
 次に頼むとしたらどちら?と言われれば、…「下鴨茶寮」かな、と思う反面、「濱登久」さんは、食べ慣れてしまっていたというハンデがあった気もしなくはないので、甲乙つけがたい。
 でも今年に関して言えば、「下鴨茶寮」で正解だったと請合えます(誰に?)。

謹賀新年

2006年01月01日 16時01分46秒 | 日々の点描
 平和に始まりました2006年。
 新年が無事に迎えられたことを静かに慶びつつ…。

 お昼、久々に出汁巻卵をつくりました。
 好みとしては、祖母のつくるような半熟系の軟らかい玉子焼きが好きなのだけど、A型の血が働いてか、どうもきれいに巻いた玉子焼きになってしまう。
 ということで…

 今年の目標その壱:力みすぎず、時には一歩引いてゆったり物事を考えよう

 そういえば大晦日、元旦のために、恒例の「はなびら餅」(鶴屋吉信)を買いました。
 みそ餡とごぼうを牛皮で包み込んだ和菓子です。
 これがないとなんだか新年という気がしません。
 本日のお菓子になります。

 そして、脈絡なくチケットぴあに赴き、「プライドと偏見」(監督 ジョー・ライト。製作総指揮 ライザ・チェイシン 、デブラ・ヘイワード。原作 ジェーン・オースティン)のチケットを入手しました。
 観にいけるかな、じゃなくて、観に行く、という考え方でいこうというコンセプトで。
 そうなると、この作品の場合、やはり少なからず原作を知らないとね。
 ということで…

 今年の目標その弐:先が見えないと今を抑えるより、今の自分が先の自分を決めるつもりで

 目標など、年の初めにだけ持つものでもないし、事ある毎にその都度改良して持ち直せばいいことですが、言葉にするとまた違います。
 先のことに限らず、過去も、現在も、文字で並べてみると整理がつくことがしばしば。
 これからも引き続き地道に歩もうと思う次第です。

祈願

2005年12月31日 23時58分26秒 | 日々の点描
 「ゆく年くる年」を見ながら心静かになる、例年この時間、いつも思う。
 一度でいいからこの瞬間にお寺にいて、除夜の鐘を傍で聴きたい。
 京都の家にいる時などはなおさらで、もうむしろ心静かどころではない。
 日付が変わってしばらくして、床に入ろうという時に、かすかに鐘の音が届いてきたりすると、やもたてもたまらない。
 一心に耳を澄まして、すべての音を遮断してひたすら鐘の音だけをとらえる。
 
 でも夜中に寺に参ろうという考えを起こしてくれそうな知人もおらず、ましてや身内はさらなりで、簡単に出来そうなそれが、いつの間にか夢と化している。
 目標、というところでしょうか。以後の。

きましたチャンス

2005年12月31日 23時20分54秒 | 日々の点描
 「Triangle」(SMAP)を録画するチャンス、来ました
 でも、ここのところいくつか音楽番組を見て思った。
 紅白は音が反響して遠い。いつもこうだっただろうか?
 多分、有線大賞ので放送されたもののほうが完成度が高いと、同じ歌を聞くと思う。
 …音に限らず色々な意味で(笑)。

 それにしても今年の紅白は、度々時代がトリップしてちょっと残念。
 この1年がよほど不作だったのかと思えてしまう。
 特に紅。
 倉木麻衣は、私が絶賛していた彼女の全盛時代の曲…。じゃ今の曲は?と暗に問い返されそう。
 浜崎あゆみなら、やはり今年は、前述の「HEAVEN」や「Bold&Delicious」が聞きたかった。
 …なんて個人的過ぎるけれど。CD買えば?と言う感じですけど…買う一歩手前まで行きながら踵かえしておいて何ですけど。
 とはいえ、後者の場合、うちの父のほうが私より断然聞きたがっているのだ。
 日本人離れした歌風と、そのパワフルな躍動感がいいらしい。

 …紅白の途中だというのに録画が聴きたくなってきた(不謹慎)。

抜き打ちの女王

2005年12月29日 16時21分11秒 | 日々の点描
 昨日、帰宅後、いつものチーズ店が変わってしまった、とぼやこうとして振り向いた途端、目が合った。
 うちの女王(猫)と…!
 なんでもういるの?!、が第一印象。
 別に悪い意味ではなく、一昨日退院日を聞いた時にはまだ分からないと言われたから。追い出されたのではないようだけれど。
 久々に思える再会に、お互いおずおずと相手を確かめ合う、という感じでした(笑)。

 リラックスしたらしい女王、今日は朝から、人が寝ている上に登って足踏み…。
 何なのやら
 このぶんだと、意外と早い復活祭が望めそう。