介護職に就いていたが体調を崩し、退職した、かのん。それからどうなったのか・・・。
かのんは、病院のデイケアに通っていた。かのんが通っていたデイケアではみんなでスポーツをしたり、好きな創作などをして生活のリズムを整えていた。体調を崩した、かのんが社会復帰する第一歩だった。
デイケアにはソーシャルワーカーさんがいて、就職などの手続きも相談できた。ソーシャルワーカーさんに同行していただき、失業保険の手続きや仕事を探すまでの手続きを手伝っていただいた。ありがたや〜。
ここから、かのんの就職活動が始まった。
かのんが考えていた要件は、「家から近い職場」「配慮が行き届いている職場」だった。
要件にあう職場をパソコンで探すのだが、なかなか見つからない。
デイケアに通うよりもハローワークに通う方が多くなった頃、とあるマークを見つけた。…何これ?
調べてみると「もにすマーク」というマークだった。難しく言うと、障害者雇用優良中小事業主認定マーク。
かのんは「障害者雇用に特化した企業」という印象を受けた。ちなみにアパレル業だ。もう一度言う。ア・パ・レ・ル・だ!(笑)求人票の「おしゃれは好きだけど接客は苦手。そんな方をお待ちしています。」の文言に胸を打たれた。家からも近く、見学ができるということだったのでまずは見学させていただくことになった。
…見学し終え、決心がついた。「ここで働きたい」と。
見学から数日後、お仕事体験を行った。体験ではトレーナーと呼ばれる方が丁寧に、それは丁寧にお仕事内容を教えてくださった。かのんが感動するくらい丁寧に教えてくださった。そして、いよいよ面接。かのんは相談員さんに同行していただき、面接を受けた。
結果は…合格!
晴れて職につくことができた。バンザーイ!
面接から1年経ったが、無理なく働けている。
職場で月に一回の面談もあり、至れり尽くせりだ。
本当に今の職場に出会えて良かったと思う。
精神疾患を抱え、仕事を探しているという方もおられると思うが、のんびりと就職活動をやっていただけたらと思う。
のんびりでも活動を続けていたらいつかは理想の職場に出会える。そう、かのんは思う。
そう!そうなんです!私が居た介護職も配慮どころではなかったんです。なので、介護職以外で探していました。
私の体験を読んでいただき、また、希望になったことを嬉しく思います。
亀さんも素敵な職場に出会えますように✨️