神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

パソコンの話

2012年01月15日 18時50分53秒 | 日記

 天気がさえないので、今日の日曜日は自宅に閉じこもりです。で、私が使っているパソコンの話です。

 自作ですが、外観はこんな感じ。アンテック製のソロというやつです。取り立てての特徴はありませんが、シンプルな外観で気に入っています。底面に日曜大工でキャスターを付けて、床を移動できます。前面に吸気ファンが2台、後面に排気ファンが1台付いています。HDDドライブが4台組み込めます。
 

 電源ユニットは定格出力450Wです。デスク脇の下に置いていますが、ファンの音はほとんど気になりません。静かです。

 内部はこんな感じ。マザーボードは安定性重視でインテル製、CPUはCore2Duo E7400 2.8GHz、メモリは2GB、4台のハードディスク。グラフィックボード、光出力のオーディオボード、アナログTVチューナーボードが刺さっています。

 4台のHDDですが、上から順番に、
Cドライブ・250GB・・・OSとアプリケーションのシステム
Dドライブ・500GB・・・文書、音楽、写真データ
Eドライブ・1TB・・・・動画関係
Fドライブ・250GB・・・データバックアップ用

 ハードディスクは精密機械ですが、これが故障すれば保存したデータは壊れる・失われることになります。したがって多重バックアップしています。

 CドライブのOSとアプリはオリジナルCD-ROMから再インストールで復活できます。とっても面倒ですが。クリーンインストールするとパソコンの動作が早くなります。

 Dドライブの大切なデータはFドライブと、LANで繋がった別パソコンのUSB-HDDにミラーリングソフトで数日に1回バックアップしています。

 Eドライブの動画はテレビの録画ですので、見たら消しますので、まあ消えてもいいかなとしています。

 パソコンのCPU、メモリ、LANの通信状況はフリーソフトのAkabeiモニターで監視しています。このソフトがないとスピードメーターの無い車に乗っているようなもので不安になります。

 Gドライブ255MBとありますが、これはメインメモリの一部をRAMディスクに割り当てています。インターネットエクスプローラのキャッシュに使っています。

 パソコンを触りだしたのは25年くらい前、16ビットパソコンNECのPC-9801VX21です。当時は5インチフロッピーでワープロソフト「一太郎Ver.3」と表計算は「ロータス1-2-3」を使っていました。OSはMS-DOS。NiftyServeでフリーソフトを手に入れて、MS-DOSをいじるのが楽しかったです。

 「一太郎」はVer.4になって動作が極端に遅くなり、頻繁にフリーズするので、バックスのVJE-Penに乗り換えました。プログラムエディタから派生したワープロソフトでしたので、スクロールがとても早く、長い文章を書くのに重宝しました。

 「一太郎」は半角文字の印刷が2バイト文字を使っていましたので縦長でかっこ悪かったです。一方、VJE-Penは1バイト文字で半角を印刷しますので、アルファベットが綺麗な文章が印刷できました。この点でもお気に入りでした。印刷には熱転写プリンタを使っていました。

 英文文章や、英文混じりの日本語を書くこともありましたので、ワードスター、あるいはツインスターという英文ワープロソフトも使っていました。英文を書くのにスペルチェックやハイフネーションを自動でしてくれるので助かりました。IBMのボール型のタイプライターが全盛の時代です。

 その後、日本語Windows3.1が出現してMS-Word日本語版を購入しました。初期のMS-Wordは英語ワープロに日本語機能を組み込んだようなものでしたので、スペルチェックとハイフネーションができました。その後MS-Wordからは一時スペルチェック機能が消えました。現在は復活しています。レーザープリンタを導入しました。

 フロッピーディスクはアクセス速度が遅く、512KBの増設メモリを購入してフロッピーのキャッシュに使いましたが、それでも遅いです。ハードディスクを初めて導入したのはPC-98時代です。確かICMという会社の製品で外付け40MBで10万円もしました。それでもフロッピーの記憶容量が1MBのでしたので、40MB(ギガではありません)のハードディスクでは広大な記憶領域を手に入れることが出来ました。ワープロソフト、表計算ソフト、パソコン通信ソフトをインストールして便利に使いました。

 パソコン通信はNiftyServeで、アナログ回線にRS-232Cを介してモデムで通信していました。ダイアルアップ接続ですので、まずは電話回線に繋ぐためにオートダイアルで「カチャカチャ」音がします。繋がると「ピー、ギャー」音がして、ログインが完了すると静かになり画面に文字がパラパラと出てきます。今のインターネットのWebページとは違って、黒い画面に文字だけのシンプルな時代でした。懐かしいお話です。


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