うなずます

主に毛ばりで釣ります

猿払→朱鞠内湖

2019-08-25 17:38:27 | 釣り記録 北海道編

いよいよ北海道を離れることになりました。
東北を釣る予定ですが、最後にイトウをつりたいと思い道北へ

結果は釣れなかったですが、行った記念に記録を残しておきます。

昨日弟子屈を離れ七時間くらい運転して中頓別へ。道の駅で車中泊をします。

朝起きて猿払川へ。
連日雨で、今日も降ったりやんだり。
豊富町に繋がる砂利道を走りながら入れそうなポイントを探します。
猿払川は釧路湿原のような感じで、植物が生い茂りなかなか近づけません。入れそうなところがありましたが、下がグチャグチャで足が泥に沈んで危ないので断念。車で上流の方まで走ります。
橋があり、川を見てみますがすごく濁っていて足場もなく、雨のせいかどろどろで釣りにならなそうというか、こんなところでやりたくないので断念。




次にもっと上流の猿払川支流の川をみてみました。
ここも泥の川で、渓流好きな僕にはすごく苦痛な釣りでした。
毛鉤に食いつけない小さな魚に遊ばれながらも一匹かかり、白い魚体が見えて、ちびイトウかと思いましたがウグイでした…



猿払川はとにかく虫が多かったです。
猿払川を後にして朱鞠内湖を目指しながらサロベツ川、天塩川をみました。
サロベツ川は音類橋というポイントが有名らしく、見てみましたが湿原河川という感じで、釣りをするきは起きなかったですが、良い雰囲気です。こういう濁った流れのないところにイトウは居るんだなと勉強になりました。
天塩川はとても大きな川で、今日は雨のせいか濁流で釣りにならなそうな感じでしたが、普通の時は大物がいそうな立派な川でした。

そして朱鞠内湖に向かいます。
朱鞠内湖は水こそきれいではないですが、景色はとても良いです。



釣り券を購入し、駐車場の前でやりました。
二時間ほど竿を振りましたが当たり無し…
釣り人は誰も居ませんでしたが観光の人らが増えてきたので退散。
船も出ていたのでそれを使って別のポイントに行ってたら釣れたのかもしれません。

最後の北海道での釣りは残念な結果に終わってしまいましたが、どんな場所なのかわかって良かったです。

まだ釣っていない忠類川のカラフトマス、然別川のミヤベイワナ、そして道北のイトウ。心残りはあるのでまたいつか北海道に来たいと思います。









釧路川

2019-08-15 17:05:32 | 釣り記録 北海道編

さっき釧路川にいってきました。

大きなウグイが釣れました。




まさかこんな大きなウグイが釣れるなんて思っていなくて、茶色い魚体が見えたときアメマスだと思いました。
…アメマスならよかったなんてウグイに失礼だから言わないようにしましょう…
流れが強いことも相まってかなり引きが強く、テンションが上がりました。楽しかったです。





かわいいニジマスも釣れました。



弟子屈の護岸工事がしてあるところらへんです。
ウェーダー要らずなので入りやすいですが、手前の岸よりが流れが強く取り込みが大変です。







鐺別川

2019-08-14 17:39:23 | 釣り記録 北海道編

今日は弟子屈の鐺別川に行ってきました。
鐺別川は家から歩いて30秒の川です。
家の近くではなく、阿寒の方に走って上流部を釣りました。




鐺別林道を少し走ったところから入ります。
鐺別川沿いの林道は複数あるのですが、いつも閉まっている気がしますが、この時期は開いています。

サイズは小さめですが、ヤマメとアメマスが沢山釣れます。











今日入った辺りのヤマメは側線上部がブロンズ色でとても綺麗でした。

鐺別川にもオショロコマがいるという情報を見かけましたが、釣れませんでした。
もっと登っていかなければ会えないのでしょう。


黒いキノコです。

場所を変え、奥春別辺りの林道を入ったところも釣りました。


水量もあり、いい感じの深みもありましたが、小さなヤマメしかつれませんでした。
この辺のヤマメはブロンズではなかったです。
景色はとてもきれいで、水も岩に藻などついていなく、大変清潔な川です。

ありがとうございました。











どうぐ

2019-08-13 18:58:40 | 釣り記録 北海道編

先日、フライのリールが錆びて回らなくなってしまったので釧路、美幌、北見といろいろな釣具屋を見に行きました。
どこも置いてあるリールは一万円からのばかりで高いです。

これまで使っていた中古で1000円で買ったコータックのリールで充分だったので、北見の中古釣具店に向かいました。
そこでAMPEXのSk-2というものを見つけて一目惚れして買いました。

シルバーブラックのボディに金色の金具がいいアクセントになっています。
5000円です。

ついでに僕が今使っている道具を紹介したいと思います。


エコーのリバーグラス#3 6.9 です。
以前ランカーズ釧路さんに行ったときにあって、見た目が気に入って買ってしまいました。
初め手に取ったときはぶよぶよ過ぎて釣りになるのか少し不安でしたが、全く問題ないどころか、こればかり使っているので他の竿では逆に不安です。

これはティムコのインファンテ#3 7ftという竿です。
当初本当はこの竿目当てにお店に行きましたが、エコーも一緒に買ってしまいました。
竿がとても細くてイトトンボのようで、その見た目と軽さとコンパクトさに惹かれて買いました。
せっかく買ったのに、エコーばかり使っていてこの竿はまだ一回しか使っていないです。
この竿も大変気に入ったデザインなので沢山使ってあげたいです。

フライラインはscientificなんとかの3番フローティングダブルテーパー灰色です。
リーダーはルアーリールに巻いた普通の糸の余りを使っています。2号~3号
大体1メートルくらいですかね。

こんな感じでオルブライトノットで繋いでいます。

ハリスは0.6号で、70センチ~1メートルくらいで使っています。

毛鉤はガマカツの12番で返しの無いものを主に使っていて、なんの毛かわかりませんが白と茶色を織り混ぜて巻いています。


最近はこの毛鉤のワンパターンです。
タイイング道具は糸巻きしかないので、手巻きでやっており、こんな感じの毛鉤が簡単に作れていいです。
前は毛の量を少なくボディを太めにしていましたが、釣りをしているとき撥水液に何度も浸けるのは面倒なのでモッサリ竹ボウキみたいにしています。
これで沢山つれるのでとりあえずよしとします。

リーダーティペットの長さが難しいところです。
リーダーティペット合わせて竿より長くすると移動の際に歩きやすいように糸を戻すとフライラインとの結び目が穂先より戻ってしまい、出すときに引っかかってスムーズな釣りができなくてストレスですし、
もちろん、リーダーティペットを長くした方が流れをまたいだポイントに落としたときに毛鉤がとどまる時間が長くなるのでより釣れると思のですが、
市販のちゃんとしたリーダーは7.5ftからが多いと思いますが、渓流でフライをやっているベテランの方たちはどうしているのでしょう…

自分は今のスタイルで問題なく釣れているので今のところいいですが、やはりそれは北海道というお魚天国だからそうなのであって、本州のスレまくり渓魚を相手にしたら変えていかなければいけないかもわかりません。
まぁ、そのときはそのときで考えましょう。

以上です。
リールも新しくしたことだし明日天気がよければ釣りに行ってきます。

ありがとうございました。


斜里川 オショロコマ

2019-08-11 21:43:57 | 釣り記録 北海道編

今日は斜里川の上流で釣りをしました。
中標津の方から清里峠を抜けて緑らへんから緑ダムに向かう道に入ります。
ちょっと走ると緑ダムへの道と男鹿の滝に向かう斜里川林道の二手に別れていて、林道の方に入りました。
男鹿の滝まで行かず、途中の林道沿いを釣ります。

林道は走りやすく駐車スペースも沢山あり、今日は先日の雨で多て少増水していましたが釣り上がりやすく、水底は砂利と石で、適度に岩も配置されていてとてもいいばしょです。

竿を組み立ててラインを出そうとすると、リールが回りません。恐らくいつも水の中に平気で竿を置くので錆びてしまったのだと思います。
タックルベリーで1000円で買った奴なので余計だと思います。
力ずくでリールを逆回しにしてラインを出して釣ります。
まぁフライのリールはライン収納のためみたいなものだと思っているのでなんとかなります。

いいポイントだらけで、毛鉤を落とすと3、2、1、はいきた!という感じでオショロコマと小さなヤマメが釣れます。






斜里川のオショロコマは初めて釣りますが、とてもパワフルで綺麗です。




一匹面白いオショロコマが釣れました。



腹ビレが長いオショロコマです。
実家で飼っている金魚のコメットに似ています。
このオショロコマは流れの無いところで、沈んでいる木の陰から出てきました。
とても痩せていて弱々しいです。
恐らくヒレのバランスが悪く、泳ぐのが難しく、餌も効率よくとれないのだと思います。

そうだとしたら、それは人間の世界ではハンディキャップと呼ばれるものです。
この魚は斜里川上流の渓流という環境下でハンディを抱えていることになります。しかし、自分にとって厳しい環境の中で、流れの無いところの流木の陰という場所を見つけました。
ただ、せっかく見つけたその場所は林道沿いの広い駐車スペースから簡単に入り人の目にとまる場所です。
実際僕が釣ったように、これから誰かに釣られてしまうかもしれません。もうすでに何度も釣られているのかもしれません。

他のどのオショロコマよりも綺麗な一匹になれる可能性がとても脆いことに僕はとても残念で悔しく思いました。

僕はこの魚が人になるべく見つからないような流れの弱い場所を見つけて放してあげようか迷いました。しかしそれは余計なお世話だと思いました。
この魚はその場所を自分で選んだということ、この魚にとってのいい場所とは、この魚にしかわからないということ。
この魚は自分の力で泳いで、より自分にあった場所を見つけることだってできるでしょう。

僕は結局この魚をもとの場所に戻しました。
どうか自分の力で生き延びてオンリーワンを勝ち取って欲しいと思います。

斜里川は頑張ったらきっとご褒美をくれるはずです。