うなずます

主に毛ばりで釣ります

知西別川 オショロコマ ヤマメ ニジマス

2019-07-04 10:59:05 | 釣り記録 北海道編

昨日の釣り記録です。

モセカルベツを出て熊の件もあり安全そうな川を探して羅臼の町中をすこし標津の方にいったところにある知西別川に入りました。



魚道付きダムが連続していて見張らしもよく、右手には林を隔てて作業場があり人気も感じられ熊の気配はなさそうでした。

この川ではヤマメ、オショロコマ、そしてニジマスが釣れました。

ある一ヶ所の何てこと無い場所で25センチくらいの大きなオショロコマが3匹釣れました。一匹は撮影前に逃げてしまったので2匹貼ります。








最初のオショロコマなのですが、アメマスに見えます。写真だとわからないですが側線より下の斑点が光の加減でピンク色に見えたのでオショロコマなのかなと思ったのですがアメマスにしか見えません。下のオショロコマはいかにもオショロコマで、逃げたもう一匹も赤い斑点が強い同じサイズのオショロコマでした。
よくわからないですが放流を疑いました。三匹とも特徴が全然違っていたので。大きくなると個性が出てくるのかもしれませんがなんか違和感を感じました。

ニジマスはサイズのわりにかなり引きが強かったです。



↑お腹がオショロコマのように赤いニジマス



30センチ位の魚影も見えました。多分虹鱒です。

ヤマメも沢山居ました。ヤマメは最後の大きなダムより上流の渓流ぽいところに多くいました。







写真には納めていませんが小さいヒカリヤマメも沢山釣れました。

ダム下ではニジマスが若干多い印象でした。
ニジマスはほくろだらけのチョコチップメロンパンみたいであまり好きな魚ではないですが引きは強くて楽しいです。
ニジマスとヤマメは圧倒的にドライフライに反応が良かったです。
オショロコマはどっちでも来ました。

人の手が相等加わり、ダムうえまでいかなければ雰囲気はありませんがゆったりと釣りのできるいい川でした。

来週は羅臼までいかず標津の方を攻めてみようと思います。









モセカルベツ 熊に出会う

2019-07-04 04:10:48 | 釣り記録 北海道編

滝までで釣りをやめ、来た道(ダムを1個一個脇の崖やら獣道を使って越える下る)はしんどいのでダムがあるってことは林道があるはずと思い斜面を登っていきます。
ちょっと平らになっていて道っぽいのがありましたが草も木もぼうぼうで岩もごろごろしていて、ほんとに大丈夫かな?と思いながら歩きます。


歩いていると道の真ん中に大きな岩がありました。岩の脇を抜けしばらく歩くと来たとき歩いた林道に出ました。
やっぱり歩いてきたのは元々道で、岩のせいで手付かずになって荒れていたのだと思いました。

そして車まであと百メートルほどというところまで来たときに、20メートルくらい前方の林道脇でガサガサというよりガシャザサンというような激しい音がきこえ、ビクッとなりヤバイと思って見てみると最悪なことに真っ黒くて大きな熊がそこに居ました。知床峠で車のなかからみた熊よりはるかに大きく黒く感じました。

ビックリして本当にヤバイと思いましたが体も動きましたし声も出せそうだったのでどうするか一瞬で必死に考えました。僕が熊を確認したときはもう熊は逃げようと斜面をガサガサ登っているところだったので、大声を出すのはせっかく逃げようとしているのに変な気を起こさせるかもしれない…逃げるのもよくダメって言われてるし…僕はとりあえず熊がちゃんと逃げているのかじっとみていました。そして、熊が斜面をある程度登ったのを見計らってすこし来た道を戻り、川に降りて川原から遠回りして林道に停めてある車に戻りました。

すごくドキドキしました。
車に乗ってしまえばこっちのもので強気になった僕は熊がいた場所を車でわざわざ見に行きました。

ガサガサ聞こえて見たら↑の写真の林道右手の斜面を3メートルくらい上がった所に逃げようとしている熊が居ました。僕は熊をだいたいこの視点の10メートル手前位でみました。

恐らく熊が逃げたあとです。


もうこの時点では熊はどこにも見えなかったです。

けっこう釣り人も入っているだろうし、道路から200メートル位しか林道を入っていないところです。こんな所でも出没するのならもう知床半島のどの釣場も安心できません。

今回は臆病な熊で良かったです。
好戦的な熊だったら大変でした。
鈴の音には気付かず足音で僕のことに気付いたのだと思うのでもっと大きな音のする鈴にしたり熊との戦闘になったときのことも想定して何か対策をとらなければと思いました。

知床でオショロコマを釣るのが怖くなりました。