なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コシロノセンダングサ(キク科・センダングサ属)一年草  別名シロバナセンダングサ

2016-10-14 16:11:56 | 草花
 荒神山の道端で見られるのは、圧倒的にコセンダングサが多いのですが、コシロノセンダングサの
見られる所もあります。この花は、白い舌状花が可愛いので、すぐに見分けられます。
セイタカアワダチソウ等と同じキク科なので、花のつくりは同じですが、柱頭の形がちょっと違っています。
舌状花が二重のように見える花もありましたが、コセンダングサとの交配種で、アイノコセンダングサとも
呼ばれるものの一つのようです。
コシロノセンダングサの葉は、対生であり、3枚や5枚の羽状複葉で、コセンダングサとよくにています。
ひっつきむしがいっぱいズボンに刺さって、ちょっと油断していると、大変なことになります。






























タチスズメノヒエ(イネ科・スズメノヒエ属)多年草

2016-10-13 18:57:20 | 草花
 えっ、スズメノヒエってこんなに高く伸びるのもあるの!・・と、思わずカメラを向けました。
宇曽川の土手の斜面です。小穂の並び方が、どうやらスズメノヒエのように見えます。
草丈は、80cm~2mぐらいもありました。葯は黄色で柱頭は黒紫色、穂の縁に絹毛が密生しています。
茎の基部の葉鞘には、開出毛があるということでしたが、撮っていませんでした。
南アメリカからの外来雑草で、第二次大戦後に侵入してきたということです。





























セイタカアワダチソウ(キク科・アキノキリンソウ属)多年草

2016-10-12 13:38:10 | 草花
 今の時期、あちこちで鮮やかな群落を見せるセイタカアワダチソウです。
地下部からアレロパシー物質を分泌し、他の植物の生長を抑制するそうです。
一時、花粉アレルギーの元凶と言われましたが、風媒花ではないことから、これは濡れ衣だとわかりました。
花は、全体としては、円錐花序になり、個々の枝には、小さな頭花を、枝の上側に多数つけます。
舌状花と筒状花が何個か集まって、一つの小花を形成しています。



























ブタクサ(キク科・ブタクサ属)一年草

2016-10-11 15:52:44 | 草花
 ご存知、花粉症の元凶とされるブタクサです。荒神山の道沿いにもたくさん生えていました。
雌雄同株の風媒花で、高さは、30cm~1mぐらいあります。開花時期は、7月~10月頃。
雄花は、2~3mmの小花が複数集まった下向きの房状になって、段々に連なり、雌花は雄花花序基部の
葉腋の2~3個集まってつきます。雌花は上を向いていて、2裂した柱頭を長く伸ばします。
果実には、先端に花柱が残って尖り、その周りにも数個の突起があります。
葉は、下部では対生、上部では、互生していて、2回羽状に深裂しています。




















ネズミノオ(イネ科・ネズミノオ属)多年草

2016-10-10 17:17:23 | 草花
 ネズミノオという面白い名前のイネ科の草があると、あるブログで見せて頂いてから、どんなのかしらと
興味を持っていました。先日、偶然、そのネズミノオではないかと思われる草に公園で出会いました。
 花序が一本にくっついて見えるというだけで、詳しいことは、わかりません。
種子が稔ると、果皮から露出してくるというのが特徴だそうです。
 何処にでもよく見られる草だということですから、また、気をつけていようと思います。