なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属)多年草

2021-07-09 13:55:12 | 草花
 庭の隅っこで、今年もキツネノカミソリが咲きました。
春先に芽を出して、繁っていた葉は、既に枯れてしまっていました。7月に花芽が出てきたかと
思うと、すくすく伸びてきて、すぐに花を開きます。
 茎丈は、40cm余り、茎先に放射状に開いた花は4個です。花被片はそれぞれ6枚。雄しべ
6個、雌しべ1個は、花被片より長く突き出して、上向きに反り返っています。
 花の色は橙色で、秋に咲く真紅のヒガンバナ程の華やかさは、ありません。
 1個の花の長さは、10cmぐらいで、花序全体で直径20cmぐらいです。花の大きさも
ヒガンバナよりは小ぶりで優しい感じです。
 ヒガンバナには、種が出来ませんが、このキツネノカミソリには、果実や種が出来ます。
























タイマツバナ(シソ科・ヤグルマハッカ属)多年草

2021-07-04 14:52:53 | 園芸花
 モナルダとも呼ばれるタイマツバナが、今年も花を咲かせました。数年前に近所の方から
戴いたもので、植えっぱなしにしてあるのに、毎年高く伸びては、花を楽しませてくれます。
 北米原産の園芸種で、茎上部に数個の小花からなる頂状花序を開きます。
花冠は、筒状で2唇に分かれ、ぷつぷつとごま粒のように見えるのが、雄しべの葯のようです。
 真っ赤な花は、文字通りタイマツのように見えますが、うちのは、優しい薄紫色です。
 花や葉はさわやかな香りがして、ハーブティーやポプリとして利用されるそうです。
オマケ画像は、近くの鉢で咲いたヤブカンゾウの花です。何かの野草にくっついてきて
育ったものです。