なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ザクロソウ(ザクロソウ科・ザクロソウ属)一年草

2016-10-19 13:33:48 | 草花
 田んぼに生えていたこの草も、名前を知らず、調べるのにやや苦労しました。
全体に背の低い草で、細くよく分枝して、先端に小さな白い花(3.5mm)を咲かせています。
葉は倒披針形で、無柄、下部の葉は3~5枚輪生し、上部の葉は、ときに対生してやや小さいです。
細い枝にたくさんの蕾や果実をつけた様子が可愛く見えました。
葉の形がザクロに似ていることや、裂開したさく科がザクロの果実に似ていることから名づけられました。

























ヒロハスズメノトウガラシ(アゼナ科・アゼナ属)一年草

2016-10-18 14:28:42 | 草花
 アゼナという草花を今まで知りませんでしたので、いつか会いたいものだと思っていました。
一昨日の日曜日、町内の運動会があって、会場のグランドへ歩いて出かけた道すがら、田の畦道に、アゼナ
らしき草花を見つけました。昨日、早速カメラを持って同じ場所にでかけたのですが、前夜に雨が降って、
お天気も悪く、それらしき花は見当たりませんでした。
今日は、お天気もよかったので、再度、アゼナ探しに出かけました。すると、たった一輪だけ咲いているのを
見つけました。もう、時期が遅いせいか、近い場所を探しても、他には見つかりませんでした。
家に帰って調べてみると、これは、アゼナではなくて、ヒロハスズメノトウガラシだとわかりました。
写真の花の下にとんがったものがみえますが、これが果実だということです。
確かにトウガラシの形をしています。















ススキ(イネ科・ススキ属)多年草

2016-10-17 19:05:13 | 草花
 ススキは、茅(カヤ)とも呼ばれ、昔は人々の暮らしには、なくてはならない植物でした。
地下茎から多数の花茎を立てて、大きな株になります。
今回は、ススキの花が見られたので、雄しべの葯や雌しべの様子を撮ってみました。
こんなにたくさんの頴果を実らせるのですが、種子からの成長速度は、遅い方で、3年ほどで
ようやく成育がみとめられるということです。

























メリケンカルカヤ(イネ科・メリケンカルカヤ属)多年草

2016-10-16 13:46:20 | 草花
 メリケンカルカヤは、北アメリカ原産のイネ科の雑草です。
立ち枯れたような茎葉の途中から、白い綿毛が、陽射しを受けてキラキラと輝き綺麗に見えます。
茎上部の葉は、葉身が退化し、葉鞘のみとなっています。葉鞘の縁には、長毛が生え、葉鞘の中に小穂を
つけます。小穂は、2つの小花からなりますが、実るのは、片方のみということです。1~2cmの芒をもち、
小穂の根元には、白い綿毛が多数生え、風で運ばれていきます。
























コセンダングサ(キク科・センダングサ属)一年草

2016-10-15 15:19:51 | 草花
 コセンダングサには舌状花がなく、筒状花ばかりなのが特徴です。
センダングサの仲間の中では、一番多く見られるように思います。草丈も1mぐらいまで伸びます。
葉は、3~5枚の小葉からなり、対生しています。上部で互生しているものもあるということです。
そう果は、やや平たい4つの稜をもった線形で、先端に下向きの刺のある3~4本の冠毛があります。