なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コンフリー(ムラサキ科・ヒレハリソウ属)多年草

2018-05-20 16:53:18 | 草花
 お隣の畑にコンフリーが生えていて、綺麗な花を咲かせていましたので、撮らせて貰いました。
コンフリーは、ヨーロッパ原産の多年草で、日本には明治時代に入ってきて、観賞用や
飼料用として栽培されていたということです。
1970年代には、健康食品としてブームになったこともあり、葉の天ぷらや、ハーブティーと
して利用されました。しかし、その後、肝機能障害をもたらす毒性があるとして、販売が禁止
されました。
初夏の頃、茎の先端に小さなベル状の花を下向きに咲かせます。






























トウバナ(シソ科・トウバナ属)多年草

2018-05-19 14:33:01 | 草花
 裏の畑の雑草の中に、たくさん生えてきたトウバナです。
茎は細く、下の方は横に這って広がり、先端や葉腋から出たものが立ち上がって10~20cm
にもなります。
花は、輪状に数段つきます。「塔」の名前は、ここからついているようです。
花冠は、5~6mmで、淡紅色、唇形花で、下唇はさらに3裂しています。雄しべは4個ですが、
2個が長く、葯がぶら下がって覗いています。萼も唇形をしていて、短毛があります。

























マツバウンラン(オオバコ科・ウンラン属)越年草

2018-05-18 19:12:36 | 草花
 家の近くで、マツバウンランの咲いている所がありました。もう少し前から咲いて
いましたので、そろそろ終わりに近いかもしれません。
マツバウンランは、紫色の優しい感じの唇形花で、いかにも和風な感じですが、実は
かなり新しい帰化植物で、北アメリカ原産ということです。
マツバウンランに種が出来ている様子を撮ることが出来ました。果実は、2個の部屋
に分かれていて、細かい種がぎっしり詰まっています。これが、風や雨で零れ、
秋から冬にかけて、芽を出すのですね。
まだ、茎の先では、新しい花を咲かせながら、下の方では実を太らせ、種を零して
います。


































ハルジオン(キク科・ムカシヨモギ属)多年草

2018-05-17 19:23:54 | 草花
 今の時期、野辺には、まだたくさんのハルジオンが咲いています。
これから咲いてくるヒメジョオンとよく似ていますので、相違点がよく問題になります。
ハルジオンの舌状花は、とても細く、糸のような感じがします。
茎につく葉は、茎を抱き、根本の葉が、花の時期まで残っています。
茎は、中が空洞になっていて、折ってみるとよくわかります。

























ムギセンノウ(ナデシコ科・ムギセンノウ属)越年草 別名ムギナデシコ・アグロステンマ

2018-05-16 19:22:03 | 園芸花
 昨秋、親戚から戴いたムギセンノウの苗・・暖かくなって、どんどん高く伸び、1m程にもなり
ました。
上部の方で枝分かれし、それぞれ先端に直径5cmくらいのピンクの5弁花を開きました。
花弁には、独特の点線のような斑紋があります。
開花後、10個の雄しべが、開きながら伸びてきて、葯を開き、花粉を出します。その後、柱頭が
5裂した雌しべが開いて伸びてきます。蜜を出すのか、いろんな昆虫が寄ってきていました。
葉は、麦のような細い線形で、対生しています。
種子には、有毒物質サポニンを含むということです。