水生植物公園みずの森 その1 2014-07-25 13:18:22 | 水生植物 烏丸半島のハス群生地に隣接する水生植物公園みずの森にも、ハスをはじめ、いろいろな花が美しさを競って咲いて いました。そのいくつかをご覧下さい。 スイレン オニバスの花 ヒオウギ ヘビウリ
烏丸半島のハス群生 2014-07-24 15:39:07 | 水生植物 草津市の烏丸半島東側の赤野井湾には、有名な花蓮の群生地があります。自生している面積は、11.5haにも及ぶ そうです。丁度見頃を迎え、見渡す限り咲き続いているピンクのハスの花は、なかなか見応えがあります。 ハスは、午後になると、花を閉じますので、見に行くには、朝から出かける必要があります。 7月23日の9時頃到着しましたが、この日の朝もたくさんの見物客で賑わっていました。 岸近くには、オオバナミズキンバイが、増えてきていました。
ヤブミョウガ(ツユクサ科・ヤブミョウガ属)多年草 2014-07-23 13:23:31 | 草花 愛知川の河川敷の竹藪の中にヤブミョウガの花が咲いていました。葉の形がミョウガに似ているので、ヤブミョウガと 呼ばれますが、ミョウガとは、別の科の植物です。 花序は、円錐花序で、数個の枝が輪生した「段」が積み重なってついています。一つの茎に両性花と雄花が混じっています。 両性花は、白くて長い花柱と、黄色い葯をつけた雄しべ6個が花から突き出しています。雄花は両性花と似ていますが、 花柱は短くて垂れ下がり気味で、子房は小さく、茶色に変色していることが多いそうです。(写真の開いた花は、全て 両性花のようでした。)花が開くのは、午前中ぐらいで、午後になると、まず、雄しべが丸まって、次に花被片が内側へ巻き込まれるように閉じていきます。花柱だけがいつまでも外に出ています。 次第に子房が膨らみ、若い実が出来てきます。実は、やがて緑色になり、秋には、濃い青紫色に熟します。 マメコガネが来ています。 ホソヒラタアブの訪問です。
ウバユリ(ユリ科・ウバユリ属)多年草 2014-07-22 13:43:37 | 草花 愛知川の河川敷の木立の下に今年もウバユリの花が咲いていました。昨年の記録を見ると、丁度同じ時期に 咲いてくるのがわかります。花が満開になる頃には、葉が枯れていることが多いので、歯(葉)がない「姥」 から名づけられたということです。しかし、花が散ってもまだ葉の見られるものもあります。 花の蕾は、上を向いていますが、やがて、筒状の花が横を向いて咲きます。花被片は6枚、雄しべは6個で、長さは不同です。雌しべは1個で、雄しべの前に突き出ています。花は、つぶれたような筒状花で、大きく 開くことは、ありません。 花が散ると、地中の鱗茎も枯れますが、娘鱗茎が横に出来て、来春芽を出します。花を咲かせるまでには、3年 かかるということです。花の後、果実が出来、種が出来ますが、この種から芽生えたものは、8年もかかって、 やっと花が咲くようになるということです。 花がもっとたくさんついて咲く、やや大型のものは、オオウバユリといって、中部から北の地方に生育するそうです。 これは、昨年の蕾状態だった時の葉の様子です。
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)多年生つる植物 2014-07-21 15:37:46 | 草花 この写真は、自宅のナツミカンの木に絡みついたウマノスズクサの花です。我が家では、庭の至る所に 生えてくるウマノスズクサにやや閉口しています。 ラッパのような面白い形をした花ですが、独特の臭いで、アリやコバエを、花筒の中に誘導し、たくさんの 毛が逆毛になっているので、球形の部屋から出られなくして、閉じ込めてしまいます。 雌性先熟で、雌花が中で開いてから、雄しべから花粉を出します。その頃に、この逆毛が短くなって、花粉だらけの虫達を外へ出し、別の花へ誘い込んで、授粉を果たすという訳です。