一昨年の2014年9月に土に埋めておいたキツネノカミソリの種がなんと二年がかりで発芽しました。
見つけたのは、3月の初旬です。細い葉を伸ばしてきて、左右に開いています。
今では、数えてみると、10個ほどになりました。
実は、一年めの昨年の春、どうして芽を出さないんだろう?と思って、少しだけ掘り出してみました。すると、
しわしわとなった種から地下茎がまっすぐ下に伸びて、先に小さな豆粒ぐらいの白い球根が出来ていました。
よく見ると、その少し上に芽の赤ちゃんみたいのがついていました。でも、一年めでは、地上に出ては、
こられませんでした。もう諦めかけていましたので、今回は、とても嬉しく思いました。
この葉は、少し大きくなったら、また、枯れるでしょう。だんだんと球根を太らせて、花が咲くのは、
何年目になるのかな・・暫く観察を続けたいと思います。
親株から出た葉の様子。球根が増えていったようです。
キツネノカミソリの花 2014年7月14日撮影
キツネノカミソリのさく果 2014年8月8日撮影
さく果が弾けて顔を出した種 2014年9月8日撮影
採取した種 直径6~7㎜程 2014年9月11日撮影
見つけたのは、3月の初旬です。細い葉を伸ばしてきて、左右に開いています。
今では、数えてみると、10個ほどになりました。
実は、一年めの昨年の春、どうして芽を出さないんだろう?と思って、少しだけ掘り出してみました。すると、
しわしわとなった種から地下茎がまっすぐ下に伸びて、先に小さな豆粒ぐらいの白い球根が出来ていました。
よく見ると、その少し上に芽の赤ちゃんみたいのがついていました。でも、一年めでは、地上に出ては、
こられませんでした。もう諦めかけていましたので、今回は、とても嬉しく思いました。
この葉は、少し大きくなったら、また、枯れるでしょう。だんだんと球根を太らせて、花が咲くのは、
何年目になるのかな・・暫く観察を続けたいと思います。
親株から出た葉の様子。球根が増えていったようです。
キツネノカミソリの花 2014年7月14日撮影
キツネノカミソリのさく果 2014年8月8日撮影
さく果が弾けて顔を出した種 2014年9月8日撮影
採取した種 直径6~7㎜程 2014年9月11日撮影
コメント有り難うございます。
キツネノカミソリの種は、ヒオウギの種よりずっと大きいです。
ヒオウギは、たくさんの種が集まってつきますが、キツネノカミソリは、一つのさく果に3~4個が出来ています。
初めて見た時は、随分大きな種なんだな・・と思いました。
何年ぐらいで、花をつけるか・・根気比べです。
種からの繁殖には、とても年数がかかるようです。
先日アップしておかれましたセツブンソウも種からでは、花をつけるまでに、8年ほどかかると聞きました。
ササユリも種からの繁殖には、年数がかかるのですね。
それでも、ちゃんと発芽して、鱗茎を太らせていく生命力の凄さには、感心します。
彼岸花の中にも種子の出来るものがあるようですが殆ど発芽しませんがキツネノカミソリはちゃんと咲くのですね~
最近はヒガンバナ科の植物が増えているようなのでこれからはもっと日の目を見てもいいでしょうね~♪
種から育てたキツネノカミソリは、何年後に花をつけるのでしょうね。
球根だけでなく、種を散らすことによっても繁殖の範囲を広げるのは、自然界で生きながらえる為の植物のよく出来た習性なんですね。
我が家では数年前に、花の咲いている白い彼岸花を買ってきて庭に植えましたが、植えてから3年目の昨秋に初めて開花しました。
ササユリも球根と種で増えるようですが、種子から育ったものは、花が咲くまで8年くらいはかかると聞きます。
キツネノカミソリの数年後の開花が楽しみですね。
キツネノカミソリは、ヒガンバナ科ですが、種の出来ないヒガンバナと違って種が出来ます。
球根が新しい球根を増やして増えることもします。
ユリ科のウバユリが種と球根と両方で増えるのと似ているな・・と思います。
種からの発芽では、花をつけるまでに何年もかかりそうです。
でも、種を散らすと、生えてくる場所が広がる利点がある訳ですね。うまく出来ていると思います。
今朝は手がかじかむ寒い朝、寒の戻りが身に堪えます。
キツネノカミソリの開花が待たれますね
お花が咲いてさく果が生まれて弾けて土に潜ってまた季節を待つ、その逞しい命に感動します。
生立ちを記録されていて、学ばせていただきました。
私たち人間も逞しく生きましょう