神奈川絵美の「えみごのみ」

早春のミューズ

京都から戻った夜、
吉田美保子さんからメールが入っていた。

もうすぐ生まれる、私の着物。

機の傍で、ひそやかに、羽根を伸ばす瞬間を待っている、
これはきっと、春のミューズだ。

-美しく気品を持って、きらきらと光をはらみ、清流の透明感を持ち、
かつ、大胆に、美しく気品を持って…-


ただひたすら、そう思いながら織っている、と吉田さん。
まっすぐな気持ちに、胸を打たれた。
布に生命が宿るとは、こういうことか。


この着物に相応しい“自分”にならなくては。

コメント一覧

神奈川絵美
風子さんへ★
こんにちは 纏うことで気分が明るくなる着物になるといいなあ、と思っていましたが、望み通りのものになりそうで嬉しいです

作家さんからメールいただけるなんて、嬉しいことですよね。確かに、気合入れてきちんと着なきゃ、と多少プレッシャーはかかるかもですが…
風子
おお!
いかにも絵美さんの やさしい明るい感じのでているおきものです、すてき~~~~。♪
こちらまで わくわくしてしまいます。
ご一緒に楽しませていただいて、うれしいです。

私のところにも、大高さんからメールいただいて、とってもうれしかったのです。
でも、ブログを見ていてくださると思うと、あのきものを着るときは今まで以上に気合が入りそうです。
作った方とのご縁があると、きものの楽しみが倍増しますね。
神奈川絵美
最愛チャンミンさんへ♪
こんにちは おおお、着物で出社されたのですね! パチパチパチ そして好意的に受け入れられたとのこと、素晴らしいですね。
業種や職種にもよるかと思いますが、洋服と同じようにふるまえるのであれば差し障りありませんものね。これからもお着物の活躍するシーンが増えるといいですね
神奈川絵美
Medalogさんへ☆
こんにちは 吉田さんのブログを拝読すると、「生みの苦しみ」があることもよくわかり、なおさら心して着ないとなあ、と思っています。
本当に、楽しみです
最愛チャンミン
仕上がりが楽しみです。
こんにちは。
素敵なきものになりそうですね。
透き通るような色彩の和らぎ感のある着姿を拝見できるのを今から楽しみにしています。

絵美様に倣って、私も先週きもので出社してみました。思いの外、好意的に受け止めてくださったような気がします。きもの姿の方が、もっともっと増えると良いですね。
Medalog
私は吉田さんのブログも拝見しているので、絵美さんと吉田さんそれぞれの思いが同時に伝わってきて、なんだか実況中継を見ているようでドキドキワクワクしています。

唯一無二の、自分のためだけの着物が今まさに織られているとは、なんて嬉しいことでしょう!
仕上がりが本当に楽しみですね。
神奈川絵美
sachikoさまへ☆
こんにちは sachikoさまのブログを拝読していまして、お母様のお着物への大きな愛情をいつも感じています。それはそのまま、sachikoさまへの愛情でもあったでしょうし、今はsachikoさまが、受け継いだお着物を通して、愛情をお母様に向けてお返ししているような気もします。

三寒四温のこのごろですので、体調を崩されませんよう…
sachiko
心躍るプロセス・・・
絵美さま こんばんは♪
きっと母も絵美さんのように お着物一つ一つに心躍るプロセスがあったのだと思います。
作家さん 職人さん ひとつの作品にたくさんの想いを込めて 身に纏う幸せ・・・
 
絵美さんの「春のミューズ」拝見させていただく私も
母のお着物への想いちゃんと受け継がねば・・・と 想い新たにしました。


体調気遣っていただき ありがとうございました。
来週2回ほどお着物予定ありますので 襟と袖口・・・ 対策いたしますね。
神奈川絵美
misalynさんへ☆
こんにちは 「こういうこと」は私もこの写真とメールを見て初めて気づきました。それまでは、私の頭の中にあったイメージをとにかく、一つの作品としてあらわそう、あらわそうという、ある意味自分本位、一方通行の考えだったような…。

着物としての完成まではまだまだ時間がかかると思いますが、そのプロセスを、さまざまな「気づき」とともに楽しみたいと思います
神奈川絵美
衣舞の袖さま☆
こんにちは こちらこそ本当にありがとうございました 

いつまでも思い出に残る、そして、できたら「あの着物がきっかけで、私はこんな風に変われた(とか、ステップアップできた)」と後になって言えるような着物になるといいなあ
神奈川絵美
sognoさんへ☆
こんにちは ありがたいことですよね。着物に限ったことではありませんが、どこかで私のことを考えてくれている人がいる、と思えるのって本当に素敵なことだと…
そんな豊かな、感謝の気持ちを持てるだけでも、十分、お誂えをお願いしてよかったな、と思っています
神奈川絵美
りらさんへ☆
こんにちは そうなんですよね、金額やブランド、名前ではない「そのもの」を着こなすには、それなりの「自分」がしっかりなくては、と気持ちが引き締まりました。
そして、こうやって作家さんと気持ちを通わせることの素晴らしさもかみしめながら、お誂えってこういうことだったのか、としみじみ感じた次第です
misalyn
織りからお願いするとは、こういうことなんですね

反物になるまでの途中経過を見ることはまず無いですから
羽を開き飛び立つまでの時間も楽しめるなんて
素敵過ぎます

今日の陽気も春の気配
この着物をお召しになった絵美さんにお目にかかれ日も
そう遠くないですね

様々なコーデを楽しみにしています
衣舞の袖
布に籠める思い
http://plaza.rakuten.co.jp/tagasode/
絵美さま

こんにちは。
先日は有難うございました。
とても楽しいひとときを頂きました。

お話にも出た吉田さんのきもの、お二人の思いを籠めて、いよいよ形になってきましたね。
作り手と着手が直に対面して創り上げられた稀有な布、お互いを高め合う素晴らしい「きもの」になりそうですね。

お召しになった姿を拝見できることを楽しみにしています。


sogno
自分の為に布を織ってくれている・・
素晴らしくてため息がでます。
着物を纏った絵美さん早くお目にかかりたい
ですわ。
りら
心打たれました。
最後の一行・・・・
こんな風に思われる布の幸せ、それを着物として身に纏う幸せ・・・・
双方の気持ちが沿うということは、本当に素敵なことなんですねぇ。
金額の多寡でも、背負っている看板でもなく、その物自体の持つ魅力って、素晴らしいものですね。
何かに惚れ込むこと、最近の自分の姿をふと振り返ってみたりしました。
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