都内での取材に、選んだ一揃いは

福本潮子さんのトルファン綿の着物に、
桐生織の半幅。
椿と桜が半々に出る結び方だったけれど、
アングル的に、椿の方が分量が多いかな。
(雨のため、後ろの写真を撮れなかったのですが
よくある文庫結びです)
羽織は古い着尺を利用した、花篭の柄。
そして半衿は

お正月に近所のデパートで買った端切れ。
上半身はこんな感じ。

半衿、なかなかいい感じだと思うのですが、
いかがでしょうか。
この日嬉しかったのは、10分で支度(着物+帯)できたこと。
いつもこの位で着られるといいのだけど。
髪型は

時間がなくて、ブロッキングすらしていません

さてこの日向かったのは

世田谷の東京農大。
長年、森林の研究をなさっている
上原巌教授と、8年振りにお会いしました。

(許可を得て掲載しています)
とにかく樹木に詳しく、環境保護や
森林浴の医療への応用まで、研究対象は幅広く。
どのくらいマニアックかというと……。

唐突ですが、こちらは私が自分の名刺に貼っている
顔写真のシール。
名刺をお渡ししたところ、先生のリアクションは

「これは家の中ですか? 後ろの木材は…はってあるのはガラスですか?」
でした。
そんな先生が、私、大好きです

ふわっと風のように優しくお話される方で、
心地よい時間が流れます。

ケーキまでご馳走になってしまい…恐縮です。
取材内容はここには書けませんが、
森林がもたらす健康効果について、とても興味深いお話を伺えました。
もしかしたら以前、ここで紹介したことがあるかも知れませんが、
昔(2009年)、日経がんナビに掲載された記事のリンクを
貼っておきますね。→コチラです。
がん患者さんとその家族の心の癒しに、森林浴が良いということと、
遠出しなくても、街なかでも森林浴はできること、
その方法や望ましいロケーションなどについてまとめています。
(当時の先生の肩書きは准教授です)