花屋の店先に、もう紫陽花が並んでいるのを見つけた。
和服では、季節の先取りは好ましいことだが、
花に携わる世界でも同様なのだろうか。
まぶしい五月晴れの日差しの下では、まだあまりピンとこないけれど…。
そんなことを考えつつも、鳩居堂にて
萼(がく)の青の涼しさに惹かれ求めたレターセット。
杜若から紫陽花へ、私の手の中で季節が移ろう。
翌日、市ヶ谷のクリニックで取材。
気温は高めだが生憎の雨で、
トルファン綿の単の着物に袖を通す。
襦袢も揚柳の単仕立て。
帯は横に畝が走っており、ぱっと見、絽のようだ。
透けないし、そもそも芯が入っており生地も厚めなのだけど…。
自分に楽なように着物を選ぶと、昨今の温暖化に合わせて
どんどん前倒しになってくる。
5年程度の着物歴を振り返っても、
春用にと誂えたパステルトーンの袷は、出番がどんどん減っている。
いきなりの夏日の連続が、少し恨めしい。
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