
半衿のバランスが悪いですが……
前週に引き続き、“名残の桜”をあらわす、源氏香に桜吹雪の帯を
締めました。
今回のきものは、林郁さんのロートン。桜の先染めです。
上半身はこんな感じ。

(額を出すか出さないかで迷っており、髪型が中途半端

前週の、ベージュ大島に合わせた写真と並べてみました。

ベージュ大島(右)のときは、ブルーの帯揚げにグリーン×ピンクの
ソフトな色合いの帯締め。
今回は、ごく薄い緑に花の飛び絞りが入った帯揚げに、
浅黄(うすき)の冠組。
みなさんのお好みはどちらでしょうか。
昨晩はばたばたしていて、外のスナップなどは
撮れずじまいだったのですが、
「先週まで患者さんがたくさんきて、ずっと夜10時まで診療していたのよ。
今日は早く終わったから、今日取材にきてくれてよかったわ」
とおっしゃる取材先の女性医師が
「いつもおきものですてきね。えっ?桜で染めたの?
お着物で花見をさせていただきました」と言ってくださり、
お疲れでしょうに笑顔で「またね!」と別れ際、手を振ってくださったりして
ああ、少しでもきもので、喜んでいただけるというか、ほっとしていただけるなら
良かったな、と、
私も嬉しくなりました。