今日は昼間、都内某所へ取材。
夕方から荒れた天気になる見込みとのことで、
このきものと帯を選びました。

きもの英さんの胴抜きは、故 木村孝先生プロデュースの一枚。
見立てていただいた八掛(この写真には写っていませんが)と
とても近い色の帯締めをアクセントに。
帯は琉球絣風の綿の半幅。
後ろはカルタ結びです。

(“ふり”から襦袢が出ていましたので、トリミングしちゃいました)
上半身はこんな感じ。

袖口からかろうじて、八掛の色がわかるでしょうか……。
行きは幸いにも雨は降っておらず、
雨ゴートの出番はなかったのですが、
よく考えたら私の雨ゴート、昔「青山 八木」さんで誂えた
撥水加工済みの絹製で、
(中がポリと綿なのに)と、ちょっと可笑しくなりました。
結局、
帰路ほんの少し、細かい雨に降られましたが、
大荒れになる前に家に着き、無事にチビワンの散歩を済ませ、
今回もセーフ

しかし一方、今週は4件取材で埋まり、
月末までに9件。締切も立て続けにやってきて
私にとっての“嵐”はこれからかも。
仕事を悪天候に例えるのはよろしくないとする向きも
あるでしょうけれど、
誠実にやろうとしたら、楽にすまされることはそうそう
多くはないので……。
信頼してオファーをくださる版元に感謝しつつ
荒海に船をこいでいきましょう。