kanaco Diary

violin弾きkanacoの日常

麻酔をうたれ、思ったこと

2008-03-18 | 日々のこと
先日、歯医者で何の前触れもなく麻酔をうたれました

一言「これから麻酔うちますよ」って言ってくれれば、心の準備も出来たというのに

あれ?もしかして麻酔??と思った時には、びりびりとしびれが

この時、何がショックって、「終わったらお気に入りのパンが食べれないじゃん」でした(笑)
せめて前もって言ってくれれば、諦めもついたのに(←本当に?)

そこで、治療されながら考えてしまった。

麻酔が切れる前に食べたら、きっとあんまり味がしなくて美味しくない
つまり、人間は舌で味がわかってこそ、あれが食べたいとか欲求が出てくるんだよね。
もし、味わうことが出来なかったら、こんなに食欲もなくて痩せるんじゃないかしら??

例えば、生まれた時から味わうことが出来なかったら、あれ食べたいとかそんなに思わないんじゃないかな?
そうだとすると、つまり食べたい物は自分が過去に食べて美味しいと思った物なんだ!
考えてみると、食べたいと思う物は過去に食べた美味しいものに似ている物が多い気がする
私はいつもパン屋さんに行くと、チーズ系かバターたっぷりの物を選んじゃう
それは、過去に美味しいチーズのパンを食べたことがあって、無意識にそれを追い求めちゃっているような・・・
食べた事のない物でも苺を使用と書いてあれば苺を食べた時の美味しい記憶と過去に見た似た見掛けの物から想像し、脳が勝手に色んな美味しい可能性と味を想像させてくれ、嗚呼あの時の美味しさ以上かもしれないから食べたいとなって食欲が出る。
美味しいと思わなかった記憶があれば、美味しそうとか思わなそう・・・

そして、食べた時想像通り美味しければ満足し、想像通りじゃなければ、イマイチとなる。

舌の力ってすごいんだなーと思って健康である事に感謝した所で治療は終わり、もっちろん麻酔が切れるのを待ってパンを食べて帰ったのでした

END