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超空洞からの贈り物

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総合ビタミン剤にはほとんど医療効果なし

2013年12月19日 21時16分38秒 | 健康・病気
 医学界の専門家が学術雑誌の論説欄に、総合ビタミン剤には慢性疾患を抑制する効果はほとんどないため「総合ビタミン剤の摂取は控えた方がよい」と寄稿した。2度の新たな臨床試験の結果も添付している。

 医学雑誌のアナルズ・オブ・インターナル・メディシンによると、厳密な調査の結果、総合ビタミン剤には認識機能や心臓血管の状態を改善させる効果がないことが判明した。これまでの一連のリポートも、欧米人はおおむね栄養状態が良いため、こうした栄養補助食品が健康面で彼らにもたらす恩恵はほとんどない、と示唆している。先月にもビタミン26種類の調査リポートが発表されている。

 4人の医師と公衆衛生の専門家は論説欄に調査結果を添付した上で、「伝えたいことは単純だ。要は栄養補助食品だけでは慢性疾患や死亡を防げない。栄養補助食品を利用する理由はなく、避けた方がいい」と記述している。

 さらに、他の臨床試験ではベータカロテン、ビタミンE、ビタミンAを取りすぎると死亡リスクが高まることが判明した、と付け加えた。

 世界のビタミン市場は巨大だ。市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、昨年の売上高は前年比3%増の234億ドル、うち総合ビタミン剤は2.5%増の142億ドル。米国疾病管理予防センターによると、03~06年には約40%の米国人が総合ビタミン剤やミネラル剤を摂取していると公表していた。07年以降のデータは入手されていない。

 ビタミンの業界団体はこの論説を批判している。昨年1万5000人の男性を対象に実施した臨床試験では、総合ビタミン剤を毎日摂取すると、がんにかかるリスクがわずかに減少することを示唆するデータが出ていると指摘。ところが一部専門家は、昨年の試験結果を異常値とみなしている。

 米国自然製品協会のジョン・ショー執行ディレクターは「誰もが知っている通り、この国の消費者の多くは食事だけで望ましい栄養素を摂取できていない。不足分は総合ビタミン剤やミネラル剤などの栄養補助食品で補える」と述べる。



 新しい試験の1つは、ビタミンが65歳以上の男性医師5947人の認識機能にどのような影響を与えるかを調査した。調査対象者は毎日、米製薬大手ファイザーの総合ビタミン剤「セントラム・シルバー」か、プラセボ(偽薬)を渡された。調査員は試験開始当初に認識機能を調べた後、12年間のうちに最大 3回審査したが、ビタミン剤と偽薬のそれぞれの投与群との間に認識機能の変化の違いは見られなかった。

 この調査を主導したのは、ハーバード大学医学部とブリガム・アンド・ウィメンズ病院のフランシス・グロッドシュタイン教授だ。彼女はこの調査結果には失望したものの、論説の執筆者と同じくらいにビタミン剤を無価値なものと思っていない、と話す。あまり教育水準が高くなくて貧しい食生活をしている人たちを長期的に調査・試験すればまた異なる結果が出るはずだ、と指摘している。

 ファイザーによると、セントラム・シルバーを含む総合ビタミン剤は「主に何らかの病を診断、治療、あるいは予防することではなく、食事だけでは必須栄養素が不足する際に足りない分を補うことを意図している」。

ウォール・ストリート・ジャーナル

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