図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
ミニ本 『うたあそび1~7』
子育て支援関係のところに訪問するときは、半分くらいわらべうたをやらないと間が持ちません。絵本の会でもそうです。
20年位ボランティアをやってきましたが、わらべうたや手遊びにかけた努力は全体の10分の1位。
自分がどれくらい知っているのか、使えそうな歌はどのくらいあるのか、振り返ることがありませんでした。出たとこ勝負でやってきました。
「紙芝居もいいけど(ちょっと遠慮気味に)子どもと遊んでもらえませんか」という要請があったりして、何度も立ち止まりました。
「いろんな制約があるなかで、どうやって子どもと遊ぼう」と考えて、まず自分で何ができるのか整理しようと思い、「うたあそび」のミニ本を作りました。
以前、語り手たちの会の講師が、紙を切って折って、ミニ本を作るやり方を教えてくれたので、2年位前も作ったのですが、問題点ばかり目についてお蔵入りしていました。これに再度挑戦してみたのです。
ポイントは以下の通り。
★ B4で作り、折ったので、サイズは13×9センチです。歌詞などは臨機応変でもいいのですが、やっぱり本番直前でも思い出せるように小さくして持ち歩きたいので。
★ 1ページに7つの歌と手の振りを書き、1冊に7つ載せました。表紙に目次を入れました。
★ 0才用2冊、1才~を1冊、3才~を2冊、集団向けを1冊、大人向けを1冊。合計7冊でワンセットです。大人向けの巻で、「いちばんはじめのいちのみや」は2ページを使いましたので、全部で48種類です。49だと縁起悪いもんね。
★ わらべうたなので、コピーOK にしました。
★ 基本的な、やりやすそうなものを選んで入れました。難しいとか やってピンとこない(自分の感覚で)のは入れませんでした。
★ もちろん、使う人が付け足したり直したりできるように、と思っています。これをどこかに書けば良かったと、ちょっと反省。
★ B4の紙500枚のうち210枚を使い、印刷代(30セット印刷)を合わせて計算し、1セット28円位でできました。
★ 家の近くの文具専門店で、0.9ミリのシャープペンシル(2B芯)を売っていました。製図用だそうで、とても安いがロングセラー商品だそうです。1本500円位のものは2本持っていたのですが、もう細くて薄いシャープペンシルは使わないだろうと、この商品を何本も買って使っています。これがとても使いやすく、小さなイラストを描くのに重宝しています。今回もこのお蔭でストレスなく描けました。
★ 掲載わらべうたタイトル
その1(0才~)がたがたバス・ラララせんたく・あがりめさがりめ・にんどころ・あたまはてんてん・じーじーばー・おおかぜこい その2(0才~)せんぞやまんぞ・おやゆびねむれ・とうきょうとにほんばし・めーめーすーすー・ちょちちょちあわわ・わんこのおでかけ・ずくぼんじょ その3(1才~)ひらいたひらいた・いーとまきまき・なっとうなっとう・ラーメンラーメン・さかながはねた・もちっこやいて・こぶたぬきつねこ その4(3才~)おてぶし・たこやきたべて・はじまるよ・なにつくろ・むすんでひらいて・おべんとばこ・いわしのひらき その5(3才~)ひげじいさん・アンパンマン・ドラえもん・おてらのおしょさん・こどもとこどもがけんかして・げんこつやまのたぬきさん・あたまかたひざポン その6(集団で)とおりゃんせ・ロンドンばし・あぶくたった・じゃんけんグリコ・ずいずいずっころばし・はないちもんめ・おせんべやけたかな その7(おとな向け)いちばんはじめはいちのみや・水戸黄門でどんぶりこ・茶つみ・なかなかほい・あんたがたどこさ・三ツ矢サイダー
久しぶりにものづくりに没頭した2週間でした。構図の取り方や手や体の動作を描くことで、とても頭を使ったような気がします。
わらべうた講習会について、思うことを次に書く予定です。
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